旅はのんびりと青蛇山脈をなぞりながら進む。
ドラゴンが小屋を抱えて空を行く姿は地上の人間が見ればドキッとするだろうが、青蛇山脈は高いので近くに村も少なく、必然的に見られる危険も低い。
そんな配慮は今回に限っては「ドラゴンという恐怖」のためではなく、主に全裸のナリスにとって重要なわけだけど。
「アイリーナ様の防風結界って堅固ですねー。このスピードでこのド正面だっていうのにそよ風すら感じないなんて」
「魔術の腕の良さを見込んで百歳やそこらで氏族長に任じられたほどじゃ。そこらの連中とはモノが違うぞ」
「ドラゴンが聞いてるところでその自信はすごいですよねえ……言うだけのことはありますけど」
ナリスはずっと窓辺に陣取って外を眺めている。それだけのことすら、アイリーナのいない空の旅ではちょっと根性が必要だった。
風を弱める防風結界はそんなに難しい魔術でもないらしいのだが、エルフのほとんどは「ある程度モノになればいいや」と、そこそこのところで研鑽を止めてしまうらしい。
ドラゴンの飛行に伴う向かい風は、まともに受ければ嵐より激しい暴風。そこそこで止めた減衰率では、やはり長時間外を眺め続けるのには向かない程度には勢いが残ってしまう。
アイリーナは極めて高い精度で「ほぼ無風」を実現しているため、全開の窓にずっと取り付いているナリスの髪もほとんど揺れないほどだった。
「しかしこんなに大草原見渡す限りだーれもいないと気が大きくなりますね。ちょっとだけ騎士長の気持ちがわかるかも」
「あら、少しだけ?」
「あんな遠くまで誰もいないなら、思い切って素っ裸でどりゃーっと胸張ってみるのも確かになんかちょっとアリな感じはしますね。エロとはまた別の次元でなんかこう、裸の自分を肯定できるっていうか」
「うふふ、ナリス。そこはまだまだ入り口よ」
「入り口ってなんですか。いや別に聞きたくないです私そんなディープに露出の道に行く気はないんで!」
「あらあら、まるで私が露出狂みたいじゃないの♪」
「いや今の文脈どう聞いても露出のアレでしたよね!? 次のステップは知らない人に見られても堂々としてれば意外といけるみたいなアレですよね!? 最終的にどこでも見せびらかす方向ですよね!?」
ナリス。お前はなんでそんなに露出狂の感性にシンクロできちゃってるんだ。
……とか思いながらもマローネのパイズリを味わう。せっかくだから、とディアーネさんが手本になって教えてくれていたのだ。
マローネのおっぱいは決して貧乳というほどではないのだけど、清楚な印象のプロポーションを崩さない程度。さすがにダークエルフ姉妹やセレンたちに比べると小ぶりで、積極的におっぱいで勝負していけるかというと多少迷うところだ。
しかし、パイズリはやってみたらできた。
どうせ暇つぶしのお楽しみ、こういう趣向もいいだろう、と実演してみせて、実際やらせてみたらなんとか無理なくいけている。
舌ザラザラ組なので安易にフェラはさせられない。なのでいきなりハメる以外の選択肢は重要、ということでマローネは熱心に胸を両側から押し付けてにゅるにゅるしてくれている。
……魔術で舌を永久処置しても、実のところ不便はあまりないらしいので、猫たちも含めて検討してるところだけどね。
「んしょっ……んしょっ、け、けっこう体使うっていうか……これでいいんですか? もっと早くやらないと……」
「そんなに急がなくてもいいんだって」
大の字で寝そべった俺の上でけなげに体を揺すり、射精を誘おうとするマローネ。
胸元にはヒルダさん謹製の粘水をたっぷり使っている。馬車がひっくり返っても惨事にならないようにしっかり口を閉じられる金属水筒で用意してきた。
こういう用意を堂々とできるのもメリットのひとつかな。馬車だとたとえ全員雌奴隷でもなかなかこういうの使えないんだよな。
「やっぱりパイズリは戦力だよね……」
「なんかの間違いで私も育たないかな……」
アンゼロスとローリエが仲間意識を育てているが、それをアイリーナが一喝する。
「乳の有無に惑わされるでない。そなたらもわらわも、乳が決め手なら見向きもされぬはずじゃろう。じゃが現実はこの通り、むしろ巨乳より愛でられておるではないか」
「そうですが」
「それでも、おっぱいのある人生を生きてみたかった……」
ぺた胸にぺたっと手を当てながら遠い目をするローリエに哀愁を感じる。
ないものねだりとはいうけれど、開き直ってしまうには文字通り人生経験が必要なんだろう。
ローリエもアンゼロスも20代、アイリーナの150代にはまだまだ遠い。全員見た目はローティーンだけど。
……マローネのパイズリも駄目ではないんだけど時間はかかるな。その間にミラさんのおまんこでも触って準備をしようかなあ……なんて迷っていると。
『飼い主殿。よい水辺を見つけた。降りて休まぬか』
「ライラ?」
『飛び続けても良いが、飯も火を使った方が美味かろう』
ライラが気を使ってくれる。
馬車に比べれば格段に楽。だが、それでも地に足をつける安心感は捨てがたい。
特に急がないと決めた旅だ。寄り道も楽しいか。
「じゃあ降りようか。ライラ、周りに人がいないか気をつけろよ」
『わかっておる』
ちびライラがふわりと宙を舞い、小屋がゆっくりと減速する気配を感じる。
ナリスが生尻を向けたまま振り返って慌てた。
「えっ、降りるんですかっ!? 上空何百メートルだから裸でもわりと安心してたのに!」
「ライラが目を配ってるから大丈夫だよ。もし見られても気にするな。ドラゴンが裸の女の集団さらって飛んでたって誰も不思議には思わない」
「ライラさん女じゃないですか!」
「ドラゴン体見てドラゴンの性別を見分けられる奴は普通いない」
好色ドラゴンが美女たちをさらって連れて帰り、犯し尽くすのか、あるいは丸齧るのか。
世間ではドラゴンに対する認識なんてそんなもんだろう。その中にいるナリスが裸でも、まさかただの変態だなんて言う奴はいまい。
ライラが下りたのは山から流れ下る渓流のそば。ちょうどいい具合に河原に小屋を置ける広さがあり、日当たりもいい。
「こんな場所なら人が釣りでもしていそうなものだけど……あっ、冷たくて気持ちいいっ」
アンゼロスが裸のまま渓流の流れにぱしゃんと飛び降り、冷たい水の感触に喜んでいる。
「服着てから出ろよ」
「いいじゃん。どうせ水浴びならすぐ脱ぐんだしっ」
尻よりちょっと浅いくらいの場所まで行き、楽しそうに振り返るアンゼロス。
「言われてみればそうですね♪」
「騎士長ー!? ってそういう行動しといて露出狂じゃないなんて説得力ありゃしませんよもう!」
軽い足取りでシャロンも裸のまま小屋を出て川に入り、勢い的に負けてられないとばかりにガラティアも対抗して景気よく飛び出す。
それに続いてディアーネさんとミラさんも。
タルク組はそもそも水浴びを人に見られるのはノーカンという考えが強いんだし、躊躇はないか。
……いや。
「うふふ、誰が見に来ないとも限らない……でも、私もとっくにスケベな奴隷だもの。恥じることなんてないわよね♪」
ミラさんはちゃんと状況を冷静に理解した上で興奮している。白エルフに比べると褐色肌の分だけ赤面が分かりづらいが、よく見れば結構フワフワした表情だ。
「むしろ……ふふっ、あなたも来たらどう、ご主人様♪」
パシャパシャと小屋に近づき、見ている俺を手招きする。
体勢を変えてマローネのパイズリを楽しみながら窓から見ていたのだが、招かれては仕方ない。
「マローネ。俺たちも川に入ろう」
「ん……しゃせーは……?」
「後で胎の奥に突っ込んで出してやるから」
「……えへっ……♪」
裸の少女にそんな嬉しそうな顔されたらすぐにハメてやりたい気分になるが、水浴びもあまりダラダラしていたら誰かが風邪をひくかもしれない。
サッとみんなで飛び込んで、サッと終わるのがいいだろう。
しぶしぶ水に入って冷たさに震え上がっているナリスや、足先だけでパシャパシャと遊んでいるローリエとアイリーナの瑞々しい幼い身体を遠慮なく眺めつつ、俺も外に一歩出たらすぐにミラさんに抱きつかれた。
「つーかまーえたっ……うふふ、ここではタルクのオアシスと違って誰もセックスに文句言わないわよ……♪」
「……そういうことか」
むしろ、なんて言うから何かと思ったら。
「堂々と……中出ししながら水浴び、しちゃっていいのよ♪」
「……今しがたまでマローネに高められてたから、今ハメたらすぐ出ちゃうけど」
「あら大変。なおさらすぐ入れないと♪」
舌なめずり。
妊娠上等。種付け上等。
ミラさんはやっぱり三姉妹で一番のドスケベガールだ。
「わ、私が先なのに……っ」
「悪いマローネ。お前には次にゆっくりハメるから……」
「うう……約束ですからね?」
粘水でベトベトのマローネに抱きつかれつつ、キラキラ光る川面の照り返し、アンゼロスとナリス、ガラティアの水かけっこや、アイリーナの得意げな全裸水上歩行、濡れた髪を豪快に振り上げるディアーネさんの美しく光る褐色曲線、何よりおっぱいを目に焼き付ける。
ミラさんの、褐色の柔らかいお尻を握り広げ、冷たい水の中でもなお熱く期待する膣穴にちんこを差し入れる。
何回突くまで保つだろう。10回は我慢できるかな。無理かな。
ふと横目で見ると、人間体になったライラがやはり裸のまま昼食の準備を始めている。軽くパンを火に晒し、干し肉と手で千切った野菜を使ってスープを作る程度だけど。
手伝おうかな。火を使うなら服着ないと危ないか。ああ、だからライラは誰にも声をかけずに自分だけでやってるのか。
……という納得が断続する中、結局ミラさんの膣内で俺は6往復しか耐えられなかった。
「……あ、やばっ……ミラ、さん、もうっ……!」
「……うふふっ、はい、どうぞっ……孕みたがり子宮へ思い切り、出してねっ……♪」
あくまでミラさんはオールOK、最高にスケベな声音で囁き。
俺はその体内で不甲斐なく射精。
膨大な精液がミラさんの膣内をいつものように溢れ、流れる川にだばだば落ちて下流に消えていく。
興味なく勝手に楽しんでいるようだった雌奴隷たちも、その瞬間は動きを止めてこっちを凝視する。
まあ、やっぱり射精は気になるよね。そのためにみんな素っ裸にしてるんだし。
……ミラさんに続けてリベンジ、というわけにも……いかないか。マローネが待ってるもんな。
誰もいない山の川辺、美女美少女たちの集団水浴び。
今の俺をガキの時に覗いてみたいな、なんて馬鹿なことを考えながら、俺はマローネの適度にしなやかな裸体に抱き変える。
ライラの用意した飯で腹ごしらえをし、再び空を飛んで、やがて日が暮れて。
「明日の夜明けには目的の場所に着くと思うが」
「頼んだ」
「うむ」
夕食も誰もいない森の中の空き地を選び、そして誰にも服を着せずに月光の下で保存食を摂取。
……しながら、片手間にローリエを犯す。
「はあ、はあ、はあっ……ご主人様、ご主人様ぁっ……♪ なかだしっ……なかだし、なかだしっ……♪」
「そりゃいつも中出ししてるけどさ……そんなに言わなくても」
「……みんな、ずるいもんっ……テテスとか、新しい子とか、子作り、楽しそうっ……私もっ♪」
「……ごめん、楽しみまくってて」
触発しちゃってたのね。ローリエの繁殖欲まで。
月光と焚き火の光の中。
片手間で夕食を齧り、指についた塩を舐めながら、ローリエの小さな体に後ろから覆いかぶさって容赦なく種付け交尾をする。
焚き火を囲む他の女たちも、次は自分か、と期待して、ずっと裸のまま。
今日は結局、ずっとこうか。
薄くオレンジの光に照らされる裸体たちを目で楽しみながら射精する。
「んんぁああああああっ……♪」
ローリエは切なげに泣き声のようなイキ声を上げた。
(続く)
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