種付け専用娘として送り込まれて幾度となく犯し、雌奴隷として迎え入れようという現在になっても、実のところアゼルとリゼルはどっちがどっちだったか自信を持てない。
顔はもちろん双子なのでよく似ているが、髪の長さで互いに差別化しているにもかかわらずだ。
そのあたり、あのコロニーの猫獣人娘たちに共通の気質と言えるのだが、よく似た姉妹がセット扱いされたり名前を取り違えられることにあまり頓着していない、という問題がある。
常にコンビやトリオとして扱われて個人として見られていなかろうが、識別されていなかろうが、どうせ常に一緒なんだからいいじゃん、という大雑把で楽天的な考え方をしているのだ。
だから細かい部分で名前を間違えられても「私の事言ってるってわかればいいよね」と気にしない。
普通怒ると思うのだが、コロニーでもそういう集団単位で扱われ、紛らわしい名前を間違われるのは日常だったようだ。彼女らの中では「間違えられるのは大事にされていないから」という理屈はない、らしい。
仲の悪い姉妹だったらどうするんだ、と思わなくもないが、仲がいいからこういう性格なんだ、と言われれば黙るしかない。
そして今、俺はあえて彼女らを混同している。
二人の膣を自在に使い、擬似的な「抜かず連発」気分で犯し続けるのだ。
「にゃぁ、ん、ぁん、ああ、んぁ、んんっ……♪」
リゼルの膣を使い捨てるように犯して、絶頂してしまった妹の代わりに当然のように姉の膣を使う。
双子らしく、二人の膣の感触がほとんど変わらないから、「使い心地」もそのまま。雰囲気で濡れやすい猫獣人だからこそ、馴らしの面倒もない。
こんな扱いをされてもなお、年若い彼女たちは俺の雌奴隷になりたがっている。徹底的な猥褻の嵐にも好んで巻き込まれ、あらゆるセックスをさせられるとしても、その身を使われたがっている。
「本当にどこまでも男に都合のいい娘たちだっ……!」
「んはっ……だ、だってっ……♪」
犯されながら。
アゼルは快楽に蕩け、喘ぎと教会の曖昧な声で、それでもうっとりと。
「きもちいーの……好きに、決まってるしっ……♪」
快楽を求めない理由がない。
好奇心のままに、どんな乱痴気をして恥ずかしい姿を晒しても、家族親族は咎め立てることもなく、むしろ派手な妊娠を応援してくれる。
そんな家庭環境にあれば、浅ましい性欲の象徴である雌奴隷の首輪ですら「楽しいこと」でしかないのか。
改めて、そんな最高にスケベな条件の娘たちが手つかずであったこと、そして俺がそれを食い散らかし放題という幸運に震える。
多分、他の雌奴隷たちの件が一切なかったとしても、こんなエロい娘だらけの猫獣人コロニーに迷い込めたとしたら、俺はそれだけで「今の大陸で一番ラッキーな男なんじゃないか」と真剣に思っていたことだろう。
まさに妄想、エロ絵巻そのまま……いや、それ以上。
……そして、そんな猫コロニーすら幸運の一部でしかないというほどに魅力的なエロ美女が溢れてしまった今の俺の環境は、大陸全体どころか歴史上でも最高に幸せな男なんだろうなあ、と改めて思う。
こんな可愛い娘たちを、性欲の赴くままにいくらでも犯せて。孕ませられて。
勝手に俺のものだと宣言しても誰にも咎められないどころか、私も私も、とせがまれ、その上こんなとんでもないエロ祭りすら開催できる。
もしかしたら古の王侯貴族は、あるいは伝説の英雄は、これ以上に大規模に女をかき集めて淫蕩に耽ったかもしれない。
だが、きっと俺の方が幸せだろう。
彼女たちは俺を素通りした「権力の虚像」のために平伏し、子作りしようとなんてしていない。
猫たちを駆り立てるのは、原始的で根源的な「気持ちいい」と「子供が欲しい」の本能だけ。
その他の雌奴隷たちも、俺がドラゴンライダーという肩書を持ったことで安心して身を任せている……というものはいるにしても、所詮領地も野心もない俺を使って出世や安定を企むことなんてできはしない。
ただただ、俺の性欲と、それが支える淫蕩の治外法権にこそ身を任せる、とびきりのエロい女たちが集まっているのだ。
もしも俺がどこぞの王子様だったら、同じ面子に愛されたとしても「所詮は俺の血筋目当てか」という苦味はきっとあっただろう。
だから、俺はただの平民、ただの田舎鍛冶屋の子で心底よかったと思う。
こんな最高の幸せを混じりっけなく楽しめる。それすらも稀有な幸運の一部だ。
「アゼル、イくぞ……お前の胎の中にも、誓いの中出しっ……お前をこの先ずっとチンポしごく道具に使ってやるって……誓いを、してやるっ……!!」
「にゃああっ♪」
アゼルは俺の酷い物言いを全身で肯定する。
もしも嬉しさ、悦びが目に見えるガスだったのなら、それが全身からむせるほどに湧き立っていただろう。そう思うほどにアゼルはそれを示して、腰を突き出した。
「使ってっ……がんばる、チンポ、おまんこで毎日、しごくっ……ぐっちょぐっちょにしてっ♪」
甘い甘い凌辱の誓い。
傍から聞けば正気を疑うような誓いを互いに叫び合いながら、俺は猫姉妹を正式な雌奴隷と認め、ノーガードの子宮に妊娠液を注ぎ込む。
肩で息をしながらアゼルを離れると、リゼルが股間からだらだらと精液を流しながら猫そのものの「伸び」をして、起き上がっていた。
相変わらず後始末にはフェンネルやジャンヌらが動いていて、自らも裸のまませっせと桶にお湯を用意し、手拭いを絞ってナリスやリゼルを拭いにかかる。
アゼルも絶頂の余韻が収まった頃に拭き清めてもらえるのだろう。セックス後のそういう感覚を邪魔しないのは、やはりエロスで繋がった同士のお作法ということか。
さて、俺はというと。
残りは難敵ばかり。ここからがセレモニーのクライマックスといえる。
娼婦のグロリアさんとコスモスさん、そして彼女らがバックアップするレディ・スワロー。
その後にはドラゴンたちへの、ドラゴンライダーとしての審判とも言える最終戦が待ち構える。
そういう進行の意図は、セレモニーが進む中でどうやら彼女ら自身にも伝わったらしく、最初のうちは「私たちは後回しですか」的な視線を送っていたエマやリェーダらも今は落ち着いている。
そんな大峠に向けて、俺は水分の補給を要求。
「水くれ」
「はい」
サッと陶コップの水を差し出してきたのはセボリー。さすが給仕というところか。
もちろん水は霊泉水。汲み置きのものでは効果がないので、セレモニー開始直前に桶一杯分汲んで持ってくるように頼んでおいた。
変な儀式だし、何に使うかわからない、という部分もあったけど……まあ、俺自身の回復のためだ。
実際はすぐにパアッと魔法よろしく活力が湧いたりはしないけれど、それでも癒しの霊験は確実に効く。
行軍訓練……というかランニングの途中に、汲んで半日過ぎた水を飲むのと、リンジーおばさんのドリンクスタンドや温泉の水を飲むのとでは明らかに最終的なしんどさが変わる。
というか、普通なら「限界だコレ」と倒れ込む行程を走り終わった後に「もう一往復行けるな」というポジティブ思考が生まれるほどだ。
途中補給大事。無茶をしても霊泉で回復はすぐだけど、やっぱりこういうセレモニーでラストがしゃびしゃびってんじゃ申し訳ないもんな。
……最初から20連発近い負担を予定に組み込むのがおかしいといえばそうなんだけど。まあそれは俺の根本的な計画性、というか無遠慮に雌奴隷候補者を抱きまくってしまったツケが来ただけなので「おかしいだろ」と騒いでもしょうがない。
「頑張ってくださいね、ご主人様♪」
可愛く一言添えてくれるセボリーに癒され、コップを返しながら頭を撫でてしまう。
「まあ頑張るけど、頑張ってくださいねって言われるのも複雑だなあ」
「後日、ナイスサポートっていうお褒めのセックスしに来てくれてもいいんですよ♪」
「したたかだなー……」
とはいえ、こういうことを明るく言ってくれるからこっちも気が楽になる面もある。
「ついでにおっぱいも触りたい」
「それは無断でうりゃうりゃって揉んでいいんですよ? ちょっと物足りないかもしれませんけど」
相対的に純エルフっぱいはささやかだ。谷間作るほどでもない、ってだけなんだけどね。
「俺は控えめおっぱいも好きなんだよ。伊達にジャンヌ孕ませてないぞ」
うりゃうりゃっと揉んでやる。
きゃー、とふざけて身をよじるセボリー。まあ元々裸だし、距離はむしろ近づきながらよじるものだから際限なく続けそうになっちゃうんだけどね。
エロい悪戯をこうしてスキンシップとして楽しませてくれる子、いいよね。
そして。
「続きだ。……グロリアさん、コスモスさん。……あと、レディ」
「はいよっと」
「はーい♪」
「…………」
気負いもなく出てくる娼婦二人に対し、レディは未だに何かに迷うような顔をしている。
それでも、裸でここに立っている。それはもはや、土壇場をすでに踏み越えている。
……まあ、レディに関しては処女をいただくっていう話だけで、雌奴隷にしようって流れじゃないのだけど。
「誰からやろうか」
俺は半ば展開を予想しつつ、そう振ってやる。
レディは視線をさまよわせたが、グロリアさんとコスモスさんは示し合わせたように、それぞれ親指と手のひらで横を指した。
「……えっ」
指されたレディはギョッとした顔をした。
この流れは読めると思うんだけどなあ。
(続く)
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