「私たちの種付けはー?」
「まだー?」
 アゼルとリゼルが可愛らしいお尻を振って挑発しながら問いかけてくる。
 が、まずはナリスだ。
「二人は次な」
 抱き寄せているナリスの頬を舐めつつそう言って、猫二人を観戦モードにさせる。
 そして当のナリスはマットの上にゆっくりと横たわり、俺のそそり立ち続けるちんこを真っ赤な顔で見つめていた。
「本当……スマ……ご、ご主人様は、もう十発近くも出した後なのにすごいヤル気ですね……」
 売られる奴隷ごっこは承服したものの、ご主人様呼びは相変わらずなんらかの精神的ブレーキがかかるのか、少し躊躇が入る。
 が、まあ、後も詰まってる中でナリスにそれ以上を求めるものでもないだろう。
「俺のチンポのためにこんなにも極上の女たちが集まってくれてるんだ。しおれてる暇なんてない」
「あー……極上じゃなくて申し訳ないんですが」
「お前も他の女に負けないくらいには上等だぞ。こんなにファック待ちがいるのに、見劣りする女にかまけるつもりはないからな」
「っ……♪」
 一応、本音。
 まあエルフだから当然美人……とか、レッドアームだから有能……なんて観点もないではないけど。
 ナリスが今までの雌奴隷たちに比べて格落ちする程度の魅力しかないのか、というなら、それは断じて否ではある。
 色々と面倒な奴ではあるけど、ナリスは可愛い。いや、面倒だからこそ可愛い。
 薄めの胸やお尻だってそれはそれで乙なものだ。
「他の女と同じくらい、お前もたくさん犯したい。そのうち孕ませたい、って本当に思ってる」
「……それ、は……」
 ナリスは自らを抱きしめるように縮めた両手で、白い首輪をコリコリと引っかくようにいじり、少し考えて。
 何と答えるか、この場で何と言うのが正解か、考えたのだろう。間があって。
「……将来的には、孕むかも知れませんが……えっと」
 また少し、間があって。
 ……声を出しかけたままコロコロと動く表情から、照れと躊躇、期待と欲望、見栄と本音がクルクルとせめぎ合っているのが分かって、それだけでも俺は「やっぱりナリスは可愛いなあ」と胸の奥を刺激される。
「……っていうか孕みます。そういう儀式ですし」
 最終的に諦めたようにその言葉を押し出し、言っちゃった……と後悔と羞恥に焼けた表情をするナリス。
 もちろんナリスは避妊魔法をまだ解いていない。孕むわけはない。
 そう、この白首輪はただの「奴隷ごっこ」。だから今言ったことも首輪を外せばノーカウントと言い張れる。
 でも、ナリスは結局、そう割り切れずにいるのだ。どこか本当の言葉として、あなたの子を孕みます、と言ってしまったのだ。
 虚と実の狭間、消えてしまうかもしれない儚いゾーンの言葉だとしても、俺は彼女のそういう躊躇に興奮する。
 もちろんまっすぐ「孕ませてください!」って子もいいんだけどね。
「わかった。そういう儀式だもんな」
「そうです」
「……孕め」
「っ……♪」
 改めて囁きながら、彼女の曲げた両脚を開き、体を滑り込ませる。
 どこか切なそうに見上げる彼女に、ひとつ、濃厚にキスをして。
「……お前は今日から俺の雌奴隷だ」
 月並みな言葉をもう一度宣言して、額をくっつけ合って。
 俺はナリスに挿入する。
 濡れていないかもしれない、なんて心配は杞憂。そんな手間をかけさせるような場ではない。順番待ちの間に軽くオナニーをして自ら準備をするのは、雌奴隷たちの間では基本のマナーだ。
 ……俺が言い含めたわけじゃないけれど、そういうことになっているらしい。
 ナリスもそれに従って、俺が他の子を犯している間に自分が犯される様を想像してクチュクチュやっていたのかな……と、それもこちらの楽しい想像。
 横目で見ればアゼルやリゼルの他にも、外野で見ている他の娘たちはこちらに見とれながら股間に手を伸ばしている子が結構いる。
 もう気になんてならないけど、この新酒場は外から入って来たら数十人分の愛液の匂いが充満しているんだろうな。
 ……なんか消臭の策を誰か持っててほしい。ここは借りてるだけの施設だし。
「ん……はぁっ……♪」
 ほどなくして、ちんこはナリスの膣内を貫徹する。
 一息つき、ナリスと見つめ合い、何か言葉をかけあおうかと少し考えるものの、ナリスがそのまま促すように腰を揺すったので俺はそれに乗る。
 これ以上変なこと言わせるな、というナリスのメッセージだと受け取った。
 勘弁してやろう。
「一気にいくぞっ……!」
 小刻みなストロークで互いの動きを調整しながら、最初から射精狙いの快楽追求シフト。
 ナリスは強い衝撃を受けてのけ反りながらも、すぐに足に力を籠め、引き付け直す。
「ちょっ……ちょっとは手加減っ……して、下さいよっ……う、あ、はぅぅっ……♪」
 ……あんまり以心伝心できていなかったらしい。
 もうエッチに集中しろ、ってことだと思ったんだけど。
「ご、ご主人様のテンションでヤッたら……こっちだって、すぐイッちゃうじゃないですかっ……♪」
「あんまり長々とは……っ、状況的に、楽しめないだろ……?」
「そ、そーですけどっ……無機質な種付け、嫌いなんでしょうにっ……」
「これは誓いの、契約の中出しだ……っ!」
「そ、それこそ情感込めてやるべきでしょっ……指輪、ハメるようなモンでしょうにっ……くふぁっ♪」
 そう言われると確かにそういう気もするけど。
 ……誓いの指輪プレゼント、愛の誓いとしてのキス。それが一般。
 セックス奴隷の首輪プレゼント、隷属の誓いとしての公開全裸生中出し。かけることの17。
 並べていいのかなあ。
「まったくっ……そりゃ、孕むって言った女に鼻息荒くなるのは仕方ないんですけどっ……♪」
 ……ナリス自身が妊娠を意識したせいで妙に感度上がっちゃってる部分はあるよね、と思いつつ。
 俺は方針変更せず、膣内をそのまま快楽のために味わうことに集中する。
「……本当に」
「?」
「孕めよっ……!!」
 ナリスがどう返事してもいい。
 白い首輪をしている間は雌奴隷、外せばそれはナシ。だからきっと、はいでもいいえでも意味はない。
 だからこそ、敢えて呪いのように吹き込む。吹き込んで、孕ませるという妄想を楽しむ。
 それが今、ナリスと俺ができる一番の楽しみ方だ。
 そう思って汗だくのナリスの目を見つめれば、ナリスは快楽に翻弄されながらもやはり焦って挙動不審になりつつ。
「……か、考えときますっ……ん、んぅっ……♪」
 ……ある意味一番リアルっぽい反応をしつつ、急に来た俺の射精を受けて。
「あぐっ……って、出すなら出すって言って下さいよっ……もうっ♪」
 可愛らしく口を尖らせる。

 そのままの勢いで、アゼルとリゼルにも挑みかかる。
「やっとだー♪」
「はやくはやくー♪」
 もう充分に女の体でありながらも無邪気さの抜けない双子に四つん這いで尻を突き上げさせ、俺は特に迷いもしないで右にいたリゼルの尻をむんずと鷲掴み、尻たぶを割り開いてまだ汁のしたたるちんこをずにゅりとハメていく。
 リゼルは背をそらして艶っぽい鼻声を上げながら受け、アゼルは身を起こして俺の乳首をザラザラ舌で舐める。
 彼女たちは孕まされるのが目的だ。だから雌奴隷、ザーメン専用肉便器……なんてものの言葉への忌避も、葛藤なんてものも全くない。元々そのつもりでポルカにいたのだから。
 だが、たまたまその時正面になった外野のマローネやミリル、それにルナの裸体を見れば……やっぱりこの二人は幼いな、と思う。
 体の大きさも小さいし、犯されれば完全にお任せになってしまうあたりも、まだまだという気はする。
 キュートは彼女たちと歳は変わらないけど、やっぱり雌奴隷としての自覚か、種付けオンリーのおまかせオンリーじゃなくてセックスを楽しむことにも意識が向いてる感じがあるし。
「お前たちも……雌奴隷になるなら、もっと俺とセックス、色々楽しむんだぞ……っ!」
「ろしゅつとか?」
「にゃっ……お、おしりとか、おっぱいとか……っ?」
「……いろいろな」
 それらに対して羞恥とか興奮とか特別感とか感じている様子もなく、ただ「エッチの種類としては知ってるけどやるの? 別にいいけど」みたいな気軽さと平静さだったので、まず他に教えないといけないことは結構ありそうだな、と思いつつ否定はせずに続ける。
 まあ露出もアナルもパイズリも、今からその醍醐味を教えたらいいんだよな、うん。若い子に教えるというシチュ自体は嫌いじゃない。
 にゅぷ、にゅぷ、にゅぷ……と、ナリスより少しだけペースダウンしてリゼルのおまんこを楽しみつつ、アゼルの尻たぶの間に左手を挟んで直後の挿入を中指伸ばして陰唇に予告。
 その様を先輩猫獣人たちが羨ましそうに見て甘オナニーしていることに興奮。
 そして、リゼルの膣内に精液を激しく注入し、溢れさせて。
「アゼル」
「にゃー♪」
 まだ射精の終わらないうちからアゼルに乗り換え、さらなる快楽を双子の膣で継ぎ足していく。
 征服感に酔った勝手なセックスだとはわかっている。でも、楽しい。

(続く)

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