ダークエルフ姉妹、無事終了。
 元々ヤリ終わった子のケアに回っていたジャンヌやフェンネルに、ディアーネさんとヒルダさんも加わって、ノールさん、ミラさんシーマさんルキノさんの股間の後始末を手伝っている。
「これで本当にノール姉上もミラたちもお仲間か」
「実姉妹で竿姉妹が六人かー。凄いことになってきたわねえ。ウチってちょっと女多めだから、姉妹50……60人いるんだったかしら?」
「58人よ、今のところね。母上たちの下の方が二人孕んでるからすぐ増えそうだけれど」
「あら。相変わらずミラちゃんってば数字には強いわねぇ。……で、その一割がアンディ君のチンポ専用になっちゃったってわけよね☆」
「あとフリーの女って何人いるっけ?」
 ちょっと待って。ナチュラルにオニキスの女をチンポで征服する系の方向にもっていこうとしてない?
 ダークエルフのわがままボディも好きだけど、俺もうこれ以上は雌奴隷増やせないよ? 既に40人近い現状でもちょっと途方に暮れかけてるよ?
 っていうか本当にカルロスさんち行くの怖いんですが。
 ……と、愕然としている俺に、復活したノールさんが色っぽく半身を起こしながら微笑んで言う。
「カルロス兄上に社会的に潰されないオトコって結構貴重だからね。意外と未婚のコ、いるわよ? 野菜サラダくらいで雌奴隷増やせるならいいんじゃない?」
「いや姉や妹が同じチンポに雌奴隷にされることに反応軽すぎないですか。ってかなんで推奨するんですか」
「推奨はしてないけど、見ればわかるでしょ? ダークエルフは淫乱なのよ。大手を振ってデキるオトコにみんな大人しくしてるかしらね?」
「淫乱ならなおさら……今ですら番の回りが心配になってくる人数でしょうに」
「あら、そうね。じゃあ頑張って私たちの番増やしてね、ご主人様♪」
 そう言われたら頑張るしかないんだけども。
「あと上の方の兄さんや姉さんの子供とか孫がオニキスのメイド団にいたりするから、ウチとの関係気にするならちょっと気を付けた方がいいかもね。前回のお祭り騒ぎで一人ハメてた子いたわよ」
「トラップゾーン過ぎませんかカルロスさんち」
 いや、でもあのメイド団のサービス宣言は気になってるから、いつかまた行かざるを得ない気はするんだけどさ。

 俺の方も若干足腰のほうが疲れたのでマットに座り込んで一休み。
 ちんこはもちろんまだまだ立ったまま。どっち向いても美女のおっぱいやおまんこが見えるんだから仕方ないだろう。
 息を整える時間は三分くらいかな。あんまり場を冷ますのもよくない。ただでさえ半分以上を占める現雌奴隷たちは、ただ裸になって見てるだけのセレモニーだし。
 と、血の昇った頭をクールダウンするように深呼吸していたら、まだ精液と愛液に濡れたままのちんこに、そっと這って顔を寄せるアップル。
「あの……舐めてお掃除、していいですか?」
「アップル」
 上目遣いで聞いてくる豊満なハーフエルフ。いつもなら一も二もなしにそのまま舐めさせているが、今はいいものだろうか。
「もちろん、射精までして欲しいわけじゃなくて……ただ、おちんちんが暇そうですし、アンディさんのお汁、出しっ放しはもったいないなって……」
「……そんな貴重がるものでもないと思うんだけどなあ」
 まあ妊娠したい勢から見ればとても大事な汁だとは思うけど、結局胎に入れてナンボであって、もったいないから舐めるというのはちょっと違うんじゃ、という思いはぬぐえない。
「……単にお汁の味が好き、では……駄目ですか?」
「…………全然駄目じゃない」
 ちょっとゾクッと来た。
 可愛い女の子に「あなたのザーメンの味が好きだから舐めちゃ駄目?」と言われて嫌な男がいるだろうか。
 ちょっとだけセレンの様子を窺う。特に止める様子もなくニコニコ。
 ま、止める気があったら俺に近づく前にとっくに止めてるか。
 それに、セレンは俺に任せている。
 あくまで主役はこっち、主人はこっち。
 ならば、俺も好きにしよう。
「じゃあ、舐めろ」
「はい♪」
 ご主人様としての俺を求める層の手前、少し強圧的な俺の命令にも、アップルはまさにおあずけを解かれた忠実な犬のように嬉しそうに従い、ちんこに口をつける。
 まるで挨拶のようにちゅっと亀頭に口づけしてから、竿を、カリ裏を、そして袋や尻穴近くにまで垂れている残滓を丁寧に丁寧に舐め取っていく。
「いいなあ……」
 指をくわえながら呟いていたのはコスモスさん。あなたも精液好きそうですね。言うまでもないか。
 アップルはまた裏筋を丹念にペロペロしながら亀頭に戻り、ピクンピクンと反応するちんこにまたチュッとキスをしてから、そっと離れていく。
 本当はそのまま亀頭をぱっくりと口内に迎え、フェラチオに勤しんでしまいたいんだろうな。他の子はともかくアップルはきっとそうだと断言できる。
 だが、それを訴えることはなく、少し困ったような微笑みと、立ち上がってチラリと見えた愛液の滴りだけで未練を見せて、彼女は外野に戻っていく。
 今度たっぷりしゃぶらせてあげよう。

 息も整い、立ち上がって次を指名する。
 残りはコスモスさんとグロリアさんの娼婦組+レディという難敵グループと、ドラゴンたちというこれまた難敵グループ、そして気楽に楽しめる最後の砦であるアゼル&リゼルの猫組とナリス。
 難敵たちにはそれぞれ後にする理由がある。となるとナリスと猫たちに自然と絞られる。
 とはいえこれは俺の中だけの目算なので、指名を待っていた彼女たちは少し意外そうな顔をした。
「わーい」
「意外と早かったー!」
「最後にオマケみたいにヤられる感じかと思ってました」
 いそいそと出てきた三人に、俺はまるで子供にタイを結んであげる親のように気負いもなく首輪をつけてやる。
 女の子に奴隷の首輪をつけてあげるのなんて、和気あいあいとするシーンではないはずなんだけど……でもまあさすがにそんな感慨もくどいね。
「えへへ。これで私らも雌奴隷♪」
「姉ちゃんと一緒に朝からえっちしに行っていいんでしょ……?」
 無邪気に淫らなことを言う猫娘たちに、苦笑いしながら黄色い首輪の位置を整えてやる。
「この子たちと並んでるとなんか屈辱的な事のはずなのにそんな気がしなくなってきちゃいますねぇ……」
 そしてナリスには白首輪。
「これでお前も雌奴隷だ」
「いやジャストナウ変身セットですからね? セットっていうか変身アイテムですからね? 基本的には私雌奴隷のつもりないんでそこはしっかりと」
「つけてたら雌奴隷って認識するからな。エロOKと解釈するからな」
「え……あ、うーん……まあ、そうなんですけど……」
 ナリスは何やら虚を突かれたような顔をしてから考え込む。
「……つまりこれはいわゆる秘密のOKサインみたいなやつと考えるべきなの……? でもなー、ちょっと秘密のサインにしては目立ちすぎるし絶対ランツ君とかケイロン十人長とか察しちゃうけどでもなあ……確かになんかムラムラきてる時にいちいちこの人にそれとなくアプローチするの煩わしかったし……っていうか恥ずかしかったし」
「あと装着してる時は俺のことはご主人様と呼べ」
 胸を張って尊大な命令をしてみる。いや、全然尊大じゃなくむしろ当然だ、とテテスあたりは言うんだろうけど。
「いきなり調子に乗ってますねぇ」
「だからそういう立場を明確にするセレモニーなんだっての」
「……う、うーん……いやまあ確かにそうかもしれませんけど」
 微妙には恥ずかしいのか、赤面して視線をさまよわせるナリス。素っ裸で男の前に立って首輪貰ってる時点で手遅れなのではないかと思うんだが、隣に全く恥ずかしがっていない猫ズがいるせいでそこまでの部分は特に気になっていないらしい。
 そんなナリスに外野から暖かいヤジが飛ぶ。
「そんなの恥ずかしがっちゃ駄目だよナリスちゃん!」
「これからこの環視の中であの男のものと誓って公開種付けされるというのに、何を恥じているんだ」
「ナリスにはナリスなりのこだわりがあるんでしょう。私も人前でご主人様のために脱ぐのは、最初は少し恥ずかしかったもの」
 その恥じらいは是非継続して欲しいよシャロン。っていうかお前恥ずかしがりながら他人の前で脱ぐの、もう癖になってるよね?
「う、うるさいなぁ! だって3Pや4Pの延長で集団エッチするのはもう慣れてるし! それとご主人様とか言って媚びることの心理障壁の高さはね!?」
「こう考えるんだナリス」
 俺はナリスの肩に手を置く。
「首輪も含めて……テテスごっこしてるものだと思え!」
「うわあ」
 即答で嫌そうな声を出したナリスに、テテスが背後から怒る。
「何その反応!?」
「……テテスちゃんの物真似はしたくないなぁって。色々洒落にならないし。アナル掘られても困るし」
「お尻気持ちいいよ!?」
「私としてはそれ堂々と即答する方がどうかと思うんだよね!」
 うん。確かにいろいろ不適切だった。
「こう考えるんだナリス」
 改めて。
「アルメイダごっこしてるものだと思え」
「アルメイダさんあんまりご主人様って言いませんよね?」
「たまに強要すると言うぞ」
「あとあの人ごっこって余計なロールプレイしなきゃいけなくないですか? くっ殺せ! 辱められるくらいなら死んだ方がマシだ! とか」
 外野でアルメイダがしゃがんでいじけている。
「私はそんな目で見られていたのか……」
 いや、だいたいそんなんだったよねお前。チンポに弱すぎただけで。
 ……ええと。
「こう考えるんだナリス。とにかくエロ奴隷なんだから奴隷ごっこも含めて楽しんだ方が勝ちだ」
「……最初からそう言った方が早かったんじゃないですか?」
「お前の同僚たちが思ったより駄目な子たちだったのを忘れてたんだ」
 テテスとアルメイダは恨みがましい視線を送ってきた。そしてシャロンは「私は……?」的な顔をしている。
 ごめん。ナリスによるシャロンごっこというのが俺にも想像できないんだ。
 ナリスは俺の手を払い、咳払いをして。
「……コホン。えーと……ご、ご主人様、お買い上げいただきありがとうございます」
 お買い上げしてないけどナリスの中ではそういう設定になったらしい。
 うん。あなたのチンポが大好きなのでエロ奴隷になります、よりはなんというか……難易度は低いよね。想像としての。
「上出来だ」
 とりあえずそういうことにしておこう。凝って詰めだすとそれこそ場が冷める。
 アゼルとリゼルにも視線を向け。
「お前たちも……今日からは、俺のものだ。ずっとずっと俺のチンポのために尽くせよ」
「うん!」
「にゃー!」
 この子達にしてみれば今さら過ぎる話なので返事も気が抜ける。が、一応そういう誓いのセレモニーだから言わないとね。
 ナリスは今のお買い上げ宣言がそれだと解釈しよう。うん。
 ナリスに向き直り、キス。
「……んぅ」
 ナリスはいきなりのキスに身を固くしたが、大人しく身を任せる。
 既に裸。胸と言わず尻と言わず、全く指を遮るもののない全身を撫でまわして、ナリスに次の段階を示唆する。
「……ぁ」
 唇を離して、見つめ合って。
「さっそく、所有権を確認するぞ」
 彼女の設定に沿うように囁くと、ナリスはその意味するところを察し、耳を垂らして赤くなった。

(続く)

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