ミラさんたちは俺にお尻を向けたまま、挑発するようにそれぞれのペースで振ってみせてくる。
「早く早くぅ……♪」
「本気、見せてー♪」
「まだまだ終わりじゃないぞぅ♪」
ダークエルフの姿は、白エルフたちからはそれそのものが「下品」とされることもあるという。
無論、深い意味などない民族対立の果ての先入観というのが正しい捉え方なのだろうが、こうしてミラさんたちの浅ましい姿を目の当たりにすれば、もしかしたら単なる偏見ではなく、ダークエルフというのは種族的に猥褻な存在なのかも……と血迷ってしまうような凄みがあるのも事実だった。
美しさといやらしさが、誰一人とってもすさまじい。
指先一本に至るまで、その動き一つ一つに艶と華を感じさせるノールさんは言うに及ばず。
ゆったりとした動きでお尻をハート型に揺すり、俺の次なる一撃を待ちわびるミラさんも。
小細工なしで左右にぷるぷるぷるっと元気にお尻を振ってみせ、明るく雌肉をアピールするシーマさんも。
波打たせるように縦の動きも加え、待ちきれなさそうにお尻を突き出してみせるルキノさんも。
一分の隙も無く、性欲を掻き立てる輝きに満ちている。
美しいけどエロくはない……なんて感想は許さない。
その褐色の肌の抱き心地、挿れ心地、そして白濁に汚れた姿への期待をさせずにはおかない。
そのカラダを抱きしめ、味わった男なら、絶対に快楽の記憶を反芻させてしまう……魔法か何かのように理不尽ないやらしさを皆が醸し出している。
不慣れだとか、性格が色っぽくないとか、そんなものを一切無視させる圧倒的な誘惑。
もしもエルフとダークエルフが男を巡って競っているのなら、嫉妬せざるを得ないような……先天性の性的魅力が惜しげもなく振り撒かれる。
犯さないなんて選択肢はない。
思えばディアーネさんだってヒルダさんだって、コスモスさんだってそうだ。彼女たちが本気で誘惑してきたならば、並みの男には抗えやしないんだ。
ノールさんに与えられた快楽がまだ尾を引くうちに、俺は器用に丁寧に動くミラさんの尻を捕まえ、操られるようにその媚肉を貪りにかかっていた。
「ぁんっ……♪」
「どんどんいきますよ……」
「どんどんイクぞ……でしょっ♪」
「……どうだっていいっ……!」
細かく口調の揺れを指摘してきたミラさんを黙らせるべく、先っぽを固定したのを足がかりに、ズパン、と彼女の膣内を勢いよく貫いてみせた。
「ふぁあっ……!!」
「この、淫乱っ……ド変態女めっ……! そんなに男のチンポにねじ伏せられたいかっ……!!」
深いストロークで腰を引き、突き、引き、突く。
あくまで俺に「ご主人様」的な振る舞いをさせようとする彼女に、俺の中に眠るサディストモードが顔を出し、征服感と愉悦が快楽を倍加させる。
それを楽しむように遅めのストロークで腰を振る俺に、柔軟な背の反りで反応しながらも肉棒を楽しんでみせるミラさん。
「あぁっ……は、んぁぁっ……♪ ねじ、伏せてぇっ……♪」
突かれながらも、ゾクッとする流し目を送ってくる。
「雌奴隷に、なるならっ……ご主人様は、そういう方が、濡れる、じゃないっ……♪」
……ああ。
再確認する。この人は三人の中でも一等、淫乱で貪欲だ。
雌奴隷という立場も、特に楽しもうとしている。だから「どうせ奴隷の名目なら」と、本来あるべき落差を求めてくる。
シーマさんやルキノさんはきっと、それに合わせているのだろう。
無論、強圧的にされることにも拒否感はそれほどないのだろうが、ミラさんほど貪欲には求めてはいない。
クールなバランサーのように見えて、少なくともエロに関しては一番ホットなミラさんに、俺はまさに契約の意味を込めて強く速く腰を叩きつける。
この調子でシーマさんとルキノさんを「引っ張って」欲しい。今後ともよろしく、と、よこしまな期待を込めて。
「ひあっ、あ、あ、あ、あっ……いい、すご、すごいっ……っっ♪」
スパンスパンと褐色の尻が音を立て、膣肉が俺のちんこに絡みついて、絡み付いた姉の愛液を洗い、自分の愛液を塗りつけてくる。
ダイナミックにしなる背筋は目に楽しいけど、バックはどうしてもおっぱいが見えづらいのが難だな……なんて考えつつ、ミラさんの膣内に「誓いの中出し」をすべく集中する。
「これでっ……!」
くすぶっていた快楽が脊髄を駆け上がり、臨界点を超える。
場が場なら早すぎると笑われてしまいそうな勢いだが、この場では俺自身の快楽以外考えなくていい。
後が押している。イくチャンスにはとにかくイくのが俺の急務だ。
ミラさんの様子を窺うことなく、その膣内に白濁液を爆発させる。
「っく、き、来たぁっ……♪」
ミラさんが歓喜の声を上げ、右隣で転がるノールさんはぼんやりと顔を上げ、左隣のシーマさんは喉を鳴らしている。
その精液が膣に収まりきらずに溢れてこぼれるのをゆっくり待たず、まだ射精の済んでいないちんこを遠慮なく抜いて、マットと姉妹の尻にだらしなく精液を吐き出しながらすぐにシーマさんに尻替えをする。
「え、もうっ……」
「せっかくだから味比べの連発だ、シーマ……っ!」
少し虚を突かれたように見返るシーマさんを気にせず、未だに痙攣し、暴れるちんこを押さえてシーマさんのお尻に押し付け、膣に無理矢理ねじ込んでいく。
「にぅっ……ま、まだ出てるしっ……♪」
「これからココは毎日俺専用ザーメン便器だ、気にすんな……!」
「し、してないけどっ……♪」
嬉しそうに言いながら、ミラさんへの吐き残しの汁を自分の胎内に受けつつ「当番」を受け継ぐシーマさん。
いきなり孕まされる可能性もあることを考えれば、自分とのセックスで出されたわけじゃない種への不満は少しくらいは言ってもいいかもしれない。即答で否定されてしまったけど。
実際、彼女にとってはセックスは「そういう意味」のものではないんだろうな。
見た感じ、とにかく子供が欲しい、というタチでもない。快楽への抵抗はないが、だからと言って膣内快楽に耽溺しているわけでもない。
彼女の中では、柱はおそらく、承認欲求。
自慢のおっぱい、そして膣の具合の良さを相手に認めさせ、褒められることこそが軸。
一種浅ましくも思えてしまう話だが、そのおっぱいばかりを今までずっとネタとしてイジられ続けたであろうことを考えれば、それを誇りにしようとすることは決して馬鹿にできることでもない。
セックスから得るものは人それぞれだ。快楽にばかり翻弄されたり、妊娠ばかり追い求めるより、それらも楽しみつつ精神的充足を図るのは、ある意味高次の楽しみ方とも言えるんじゃないか。
……というか、シーマさんはそこまで考えてないのかもしれないけど。
「んぅぅ、あ、ふぁううっ……あはぁ、あ、あぁああっ……い、いいよっ……いいっ、と、飛びそっ……♪」
ただただセックスという新しい楽しみに夢中になっているとも思える彼女の素直な喘ぎ声に、俺は細かいことを考えるのをやめる。
なんだっていい。彼女とのセックスは俺が幸せで、彼女が幸せで、その上これからいくらでも無制限でしようという「約束」を今、しているのだから。
それはただ楽しむべきことで、真も偽も疑うような話じゃない。
どこまでも陽性で楽観的な彼女との「誓い」は、ただそれだけでいいんだ。
「それじゃ、いくぞシーマ……それと、ルキノッ……!」
シーマさんの尻を掴み、激しく突きながら最後のルキノさんをも呼びつける。
「えっ……な、なに……?」
四つん這いのまま少しぼんやりしていたルキノさんは、俺に突然呼ばれて顔を上げる。
「射精したらお前にもすぐブチ込むからっ……マンコ拡げて、待ってろ……!」
「う、うんっ……♪」
ルキノさんは気の強そうな吊り目に不似合いな従順さを見せ、片手を股間に差し込み、おそらくは陰唇を左右に拡げる。
俺はシーマさんとの一発が最終段階に入っているので、がくがく揺れつつの横目でそれを確認はできていない。
だが確かめる必要はない、要は「ハメられる準備をしろ」というだけだ。
そして、それはすぐのことだ。
「シーマ……っ!」
「ひゃっ……あゃあぁぁあっ……♪」
シーマさんの膣内で、快楽を極める。
そして当然、シーマさんの中で始まる大量射精を楽しみながら、俺は射精圧でちんこが押し出されるのに逆らわずに腰を引き、すぐにルキノさんへとまた「尻替え」。
「来た……っ♪」
「楽しませてもらうぜ」
「えへへっ……これからよろしく、ご主人様ぁっ……♪」
いつもはツインテールにしている髪をまっさらに流し、はにかむような顔でお尻を突き出しているルキノさんは、なんだか妙にあどけない。
実際、彼女はキツいようでそうでもなく、当たりが強いのはシーマさんにだけだ。
いつも三人一緒にいるせいでそういう役割ばかり他人にも見せてしまっているが、本当は……どちらかというと男にぐいぐい引っ張られたい、甘えたいという末っ子的な気質なんじゃないかな、と思っている。
もちろん、それでも100歳だ。それはそれとして自立している部分も大きいだろうけど。
彼女の拡げた指の間に、俺は遠慮なくちんこを突き刺していく。
三姉妹の中でも一番入りやすい。それはシーマさんまでの愛液と吐き残した精液が潤滑油になったこともあるだろうし、彼女自身がそれまでのセックスを間近で見て、たっぷり想像で濡れていたおかげもあるのだろうけど。
俺はその膣をガンガンと全開で突きまくる。
正直、ノリで連発しているが息もつかずにやるには厳しい。途中で深呼吸休憩ぐらいすればよかった、と思うが、途中でのんびりしていると不義理な気がしてできなかったのだ。
でもさすがにこの一発が終わったらしっかり何分か休もうと思う。最近ベッドでは凄い凄いとおだてられているが、俺は精力はともかく体力は超人ではないのだった。
ゼーハー言いながらもルキノさんの膣内で快楽を追い求めるのは止めない。
ダークエルフ美人姉妹、六人までをもちんこ一本で征服。その充足感を糧に、俺はルキノさんにトドメの射精をするために燃え上がる。
彼女たちはまるでコレクション的な言い草にムッとくるかもしれないな、と思い……そういえば女をコレクションするようなルーカスの所業に怒ったりしたよな、と唐突に反省しながら。
それでも、不謹慎な優越感には抗わず、それを快楽へと変換しながら、ルキノさんに激しい抽挿を見舞い、そして。
「うんううっ……ん、ううっ……ふんんんんっ……♪」
「よし……これで、ラストっ……!!」
ルキノさんに射精を見舞う。
ミラさん、シーマさんからでろでろと続く精液の垂れ痕がルキノさんから先にはいかず、つまりルキノさんは大量射精を全て胎で引き受けることになり。
「っく……かふっ……ん、うっ……♪」
苦しそうにしながら下腹部を膨らませ、それでも自分からは腰を逃がさない。
「……いい子だ」
「……♪」
ちんこを引き抜き、精液の逃げ場を作りながら声をかけると、ルキノさんは嬉しそうに微笑んだ。
(続く)
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