ベアトリスは首輪に屈辱も重みを感じていない。
そのあたりは猫たちと大差ない。つけていれば気持ちいい思いができる、ならつけないという選択肢はない……というわけだ。
15歳。人としても女性としてもまだまだこれからだ。
今からじっくりと誤解を解いて常識を教え、改めて幸せというものを判断できるようにしてやる……そんなことこそが本当は正しいかもしれない。
何もかもが乏しい世界でも頭角を現した才能ある少女を騙し、こんな田舎でセックス漬けの境遇で縛るのは、重罪かもしれない。
だが、俺は悪党と罵られるとしても、一度手に入れた女の子を他人に抱かせるのには耐えられない。
この娘は俺とセックスした。し続けたいと願って、笑顔を見せてしまった。
そうなったらもう、俺の所有欲、支配欲から逃れられやしないのだ。
俺は聖人でも英雄でも何でもない、ただの欲張りでスケベのド変態野郎だ。
そう改めて自覚しつつ、俺は真新しい首輪をしたベアトリスに改めて自分のザーメンを流し込み、胎内に抱えさせようとする。
ちゃんと自覚していないと駄目だ。俺がこの異常な状況を彼女のせいにしていたら、きっと熱情が冷めそうになった時、ベアトリスは立ち上がれないほど傷つくだろう。
もしそんな日が来るとしても、あるいは来ないとしても、俺は引け腰でいてはいけないんだ。
「ベアトリス……俺の……俺の……チンポ専用勇者……っ!」
「なっ……なによっ……♪ そんなの、今さらっ……♪」
「手に入ったのが嬉しいから確かめてるんだよ、この淫乱……!」
まるで暗示のように、事実を確かめる。
彼女がその屈辱的呼称をもはや屈辱とも思っていないことを、確認する。
ネイア同様、勇者という称号、背負わされていた宿命に似つかわしくない、小さな肉体を抱きしめて。
彼女の膣を、ただの雌穴として味わい、嬲る。
これが彼女が新たに選んだ運命。
俺という男を信じて手に入れてしまった、倒錯した幸せ。
何十人もの女たちが熱っぽく見守る中で、俺はそれをベアトリスにも俺自身にも馴染ませるように唱え、貪る。
もう逃げない。逃がさない。
快楽に染まり、揺れて霞むベアトリスの瞳を覗き込みながら、揺らいでいた覚悟を首輪とともに締め直す。
きっとこの「誓いの中出し」は、ベアトリスにとっては今さらの軽いものでしかなく、むしろ俺の誓いだ。
俺を慕って股まで開いた少女を投げ出さない。
もう「別の未来が」なんて物わかりのいいことを言って手放したりしない。
そんな選択肢を選べるタイミングはとっくに過ぎていて、今さらそれは裏切り以外の何物でもなくなっている。それを自分に戒める、そういう儀式だ。
孕ませる。
俺の子供を産ませる。もはやそれが当たり前の女だと、認めよう。
「ベアトリス……っ! お前をママにしてやる……絶対に俺との子供、産ませてやるからっ……!」
「うんっ……して……ママに、してぇっ……♪ してくれるなら、いくらだってアンタのおチンポ、愛して……あげる、からっ……♪」
逃げ場を奪い合い、誓い合い。
俺とベアトリスは……多くの雌奴隷たちと、傍らのネイアが見守るここで、未来を確かめる。
「っく……お、おっ……!」
「ふあっ……あ、あひぁぁっ……あぁぁぁ♪」
大量の精液が未熟な膣に殺到する。
抱き締めた黒髪の少女の胎内に、逃げ場もなく叩き込んでいく。
力強く抱き締めた細い体が、感極まって震えるのを全身で感じながら、俺は駆け上がる快楽を余さず膣内で味わい尽くして。
「……はぁ、はぁっ……はあ、はあ……ねえ、パパ」
「……ご主人様、な?」
「……どっちでもいいけど、思いっきり抱き締めてそれ?」
「…………」
「もっと鍛えてよ。苦しいくらい抱き締めて欲しいんだけど……♪」
……こんなに細い体でもやっぱり勇者なんだな、と思わされる。
いや、俺がへっぽこすぎるのか。
あとパパっていうのはあんまり乱用しないように。ポルカでまで誤解されたら死ぬ。いや、誰も誤解なんてしないとは思うけどさあ。
一息入れて霊泉水を飲む。身を起こしたら気を利かせてジャンヌが持ってきてくれた。
いつもは酒ばっかり入れている酒場の陶ジョッキで一杯飲みほして喉を潤し、次の首輪を取る。
なんか俺、拳闘か何かの選手みたいだな。
「次は……ガラティア。お前な」
「……う、うん」
16人もいる中で、誰から行くかは難しい問題。
だが、誰を後にするかは決めている。特殊な立場となるレイラやコルティ、そしてシャリオだ。
シャリオは流れに乗らずに拒否してもいいように一番最後。拒否したというのにずっと居残らなきゃいけないのは可哀想だしな。
そしてそこから逆算していくと、エマとリェーダはその前あたりに置きたい。ドラゴンはひとつの流れとして呼ばないとやきもきさせてしまうだろう。
また、場の暖まらないうちにレディを引きずり出すのは酷だ。盛り上がりに任せて一気にいきたい。それにはグロリアさんやコスモスさんも一緒の組がいいし、これまた序盤より後半がいいだろう。
……と、後半に置きたい娘を引き算すれば、そうする理由のない娘から選ぶ方に絞っていける。
ガラティアはまさにそれで、度胸試しのようなシチュエーションに強いのも判断材料になった。
海賊娘、ガラティア・ラルド。
しばらくポルカで霊泉を浴びて過ごしたものの、未だ日焼けの冷め切らない健康的な肌とゴージャスな金髪が眩しい獅子娘。
もともとプロポーションは悪くない。格闘術を嗜んでいる者らしく、肩周りに適度に筋肉のついた上半身と、スラッとした印象の太ももは健康美というにふさわしい。胸は大きくも小さくもないが形はよく、そのほどよさが現実的な抱き心地のよさを想像させてくれる。
極端に胸の大きい娘も小さい娘もいるが、極端でないカラダもそれはそれでいいものだ。世の中、甘いか辛いかばかりじゃないだろう。
「……え、えっと……跪くん、だよね?」
恥ずかしくなったのか、胸と股間を隠そうとしつつ、ハッと気付いて気丈に手を伸ばし、グーパーして誤魔化すガラティア。今さらそれは覚悟が足りないと咎められると思ったのだろう。
恥じらいをきっぱり捨てて欲しいわけでもないんだけどな。受け入れさえすればどうせ犯しちゃうんだし。
「その前にもっとお前のカラダを眺めさせてくれ」
陶ジョッキ片手に、人垣の真ん中に進み出た全裸の少女の体をジロジロと眺めて悦に入る。ジョッキの中身は霊泉水だけど。
愛液と精液に未だ濡れるちんこをビクンと跳ねさせれば、彼女はそれを見て、恥じらいとも驚きともつかない、なんともいえない顔をする。
筆状の尻尾が不安げに揺れる。
この人数に注目されるのはさぞかし居心地が悪いだろうと思う。俺でさえちょっと怯む人数だしな。
エルフ系が多い中、ガラティアは獣人なので陰毛が目立つ。おまんこというよりそれを隠したいのだろう、と手指の動きでなんとなく察する。
生えてない子が多いなら、それを無造作に生やしていることは無作法、あるいはだらしがないのではないか……という気分になってしまうんだろうな。
多分エルフが一人だけ人間に交じったら逆に、生えていないことが子供のようで恥ずかしい、と感じるのだろう。ただの妄想だけど。
そんな彼女の微妙な羞恥の時間をたっぷり楽しんで。
「……よし、跪け。首輪、つけてやる」
「あ、ありがと……」
ガラティアには青首輪。愛玩奴隷の証。
黄色の孕ませ奴隷とどっちがいい、となれば、彼女は別に妊娠を急いでいるわけじゃないのでこちらになる。
獣人は種族相性はいい方だから、それでも場合によってはすぐに妊娠してしまうだろう。
「お前も俺のチンポ専用の快楽奴隷だ。俺のチンポを気持ちよくするためだけに、これからはずっと過ごしてもらうからな」
「……う、うん」
ガラティアは上目遣いで見上げ、もじもじっと身を揺すって、唾を飲み。
「……つまり、毎日……アンタのチンポ、ハメてもらってればいいんでしょ? あたし、舐めるのはコレだし」
じょり、と俺の腹を軽く舐めるガラティア。
猫よりいくぶんザラザラ感はマイルドだが、その舌はザラつく。
「……だから……えっと……アンタのチンポのためっていうより、自分が気持ちよくなるのが目的みたいになっちゃうけど」
「どっちでもいいだろ」
「……いいの?」
おずおずと問い返すガラティア。
奴隷になろうというのに、奉仕は即ち自分の快楽に耽ることになる。ガラティアはそこの切り分けを気にしているらしい。
奴隷貿易が身近にある海賊稼業で育ったからこそ、そんな風に雑な関係は気になるのかもしれない。
「俺は自分の雌奴隷が俺に対して淫乱になるのは大歓迎だぞ。どんどん自分のためにエロエロになってくれ」
「……えっと。野放しにしとくと……あたし結構引くぐらいスケベになっちゃうかもだけど」
「コスモスさんとヒルダさんがいる時点でちょっと引くのは難しい」
雌奴隷たち(主にヒルダさんたちのことを熟知しているダークエルフ組)がクスクスと笑いさざめく。
チラリと見ればヒルダさんは少しすねたような仕草をして、コスモスさんは「そんなこと言ってていいんですか? 本気出しますよ?」的な挑発するような視線を送りながら指を舐めている。
あとがちょっと怖いけど、でもそういう猛者のおかげで発情猫には動じなくなったもんね。
「何より、こんなセレモニー開いて全員にスケベな誓いをさせるくらいだ。俺をそこらのご主人様だと思うなよ、田舎娘」
「……超ド田舎男のくせに」
「まあな」
微笑みながら互いの出身を揶揄しあう。
うん、ラパールもあまり都会じゃないけど、ポルカはまさに超ド田舎だ。
「じゃあお互い田舎者らしく……たっぷり乱れまくろうぜ。田舎は大抵セックスが一番の楽しみなんだってよ」
「……うん。あたし知らなかった……教えられて、自分がすっごいスケベって気がついちゃったんだから」
キスから、再び押し倒し。
絡み合って体をまさぐり合えば、すぐに他の女たちの視線なんて気にならなくなる。
ガラティアもそうだろう。若い子は夢中になると目の前しか見えなくなるっていうものな。
……そして、ガラティアは俺に組み敷かれながらお尻を突き上げる。
「……バックで、してほしいな……ほら、あたし獣人だし」
獣人だからってバックでしなくてはいけない理由は、別にない。
ただ、発情して獣のように交わる言い訳として、獣人はしばしばそういう言い回しをするという。
発情のままに交わって欲しい。本物の獣のように激しくしてほしい。そんな願いを言下に隠して。
……うん。ちなみにエロ絵巻知識。実際に獣人の大多数にそういうこと言うような文化があるのかは未確認です。
でもコスモスさんなら知ってそうだな。今度機会があったら、エロ絵巻知識の答え合わせをピロートークでするのもいいかも。
……なんて思いながら、俺は四つん這いのガラティアに後ろから組み付き、そのよく引き締まったお尻をむにぃっと広げて、おまんこを魔法光の下に暴き出し。
「じゃあ誓いの中出しだ、ドスケベ」
「……いいよ、ドスケベ♪」
互いを罵るように称え、愛おしむ。
そして、俺はすっかり満月のように発情したおまんこの中に突入する。
既にセレンに二発、ネイア、ベアトリスに一発ずつ出している俺のちんこは、それでも全く硬さを落とすことなくガラティアの膣内を抉っていく。
「んんんっ……♪」
ガラティアが甘えるように鳴き、のけ反る。
普通の人間族よりずっと柔軟な背中が反り、美しい曲線を見せる。
遅れて広がり、曲線を彩る長い髪を目に楽しみながら、俺はガラティアの膣の感触を楽しみ、楽しませる。
この娘だって本当は簡単に俺の肉欲の輪に取り込んでいいわけじゃない、将来も才能もある娘だけど。
ベアトリスで覚悟を決めたあとの今なら、純粋に互いの性欲の共鳴を楽しめる。
躍動する腰が、俺の動き以上に快楽を貪ろうとグイグイくる。
首輪という印可を得て、躊躇なく欲望を表現できるようになったのか、もはやただただ子宮に響く悦楽を追求しているガラティアに、俺はどこまでも乗っかっていく。
「お前を……これからもずっと、こうして……鳴かせまくって、やるからなっ……!」
「……うんっ、鳴かせてっ……いつでも、いくらでも、おまんこで抜いてあげるからっ……子宮で飲んで、あげるからっ……♪」
ああ、イクぞ、ガラティアっ……!」
「……きて、きてっ……え、えああっ……♪」
激しくなり、互いに止められない激しい腰の打ち合いの末に、激しく爆発的に射精。
再び脳髄と下半身を突き抜ける快感を制御せず、ガラティアの肉筒の奥にたっぷりと噴射する。
「っあ、あっ……あはっ……♪」
勢いのままに腰を振れば、そのたびに膣の隙間からブビッ、ブビュビュッと下品な音が立ち、精液があふれ出る。
ガラティアは感極まったように震えて、脱力し、腰を突き上げたままマットに突っ伏した。
(続く)
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