「皆さん今晩はお集まりいただきありがとうございまーす♪」
40人近い裸の女体。
そのほとんどが俺とのセックスを心待ちにしている中で、まるで抜け駆け的に二発も中出し汁を受け、内腿を白濁に濡らした状態で笑顔で進み出られる胆力は、雌奴隷多しといえどもセレン以外にはなかなかできる芸当ではない。
どうせ誰かが最初になるんですから、と言い切った堂々たるその姿には、ある種の英雄性すら感じさせる。
典型的なハーフエルフゆえの誰にも負けないスケベなプロポーションと、誰よりも早く雌奴隷になったという自負、そして実際にエレニアを産んだ実績が、実力的にも権力的にも桁外れなこの集団において、彼女のそういった姿に何よりの説得力を与えているのだろう。
……っていうか本当、ここにいる女たちの戦闘力と財力って冗談じゃなく国がいくつか滅ぶレベルなんだよね。
このメンバーにはしたなく種付け乞いをさせるのは、本当にどこの王様でも不可能だ。
改めて自分の積み重ねてきた幸運の凄まじさに震える。
「ご覧の通り一足お先にアンディさんに子作りえっちされちゃいました♪ ……が、雌奴隷になるということはもちろん、こうしてアンディさんの欲望のままに犯されることを、心から承諾するってことです。それこそ、こんな風にみんなの見ている前でなんて当たり前で、もしかしたら真昼間の外でも、知らない人の前でも、なんだったら親の目の前でだって全てを捨てて、自分のメスの部分をさらけ出して下品にセックスさせられる……そんなことさえも私は楽しみにできます、っていう証が、首輪をつけるってことです。それくらい本気でなんでも受け入れる気持ちを表明できなければ、こんなデタラメな集団についていけないでしょう?」
最初はただ、例え俺が常識的なトロット人として普通に知らない女と結婚するしかなくても、それでも俺から離れなくていい……という約束のための方便が「雌奴隷」だったはず。
だから俺はそこまで敷居を上げたつもりはないんだけど……いや、でも実際のところ、甘い覚悟じゃ混ざれない集団になってしまっているのも事実なんだよな。
こんな中で、それでも俺との関係を続けるためには自然と、チャンスがあれば競うように脱ぎ、俺を誘惑することが必要になる。
人前だから恥ずかしい、自分の都合を考えて欲しい、他の女と一緒に抱かれるなんてとんでもない……普通だったら女の方も当然に主張できることは、この場では通用しない。
身分も戦闘力も、もちろん容姿も常識外れな女たちが、そんなことを関係なく積極的に淫らに誘うのだ。その中で常識を振りかざし、お高く止まっていられるはずもない。
いつの間にか、そうでなければスタートラインにも立てない世界が出来上がっている。
「アンディさんはこれで結構小心者で、女の子の気持ちを大事にする人ですから……はっきりと『私はあなた以外のチンポには興味ありません』っていう印を身に付けていないと、手を放しちゃうかもしれないですしね。……実際、その方が幸せな人が世間ではほとんどだと思います。誰か一人だけ、自分の事だけを考えてくれる男の人と、お互いだけを見つめ合ったラブラブ生活……それが女の子としての幸せであることは、否定できません。でも、それでもここにいる子のほとんどは納得しているでしょう。アンディさんじゃなきゃいけないんだ、って。こんな風に、もし普通の人に知られたら頭がおかしいんじゃないかって思われちゃうような、お祭りみたいなエッチばかりだとしても……それでもアンディさんと一緒じゃなきゃ幸せにはなれないんだって、みんな思っているはずです」
誰からも異論は出ない。
異論がありそうなのはレディとシャリオだが、レディは声が封じられているので何も言えないし、シャリオは壁にもたれて静かに聞いている。
自分は違う、と騒ぐ場面ではないと理解しているんだろう。それにまあ、どちらかというとレイラやコルティが首輪かけられるのを見届ける役だと考えているだろうし。
「アンディさんは人間です。あと百年は望めません。ここにいるほとんどの人は、アンディさんが先に旅立つのを見送ることになるでしょう。百年経ってもまだ若い長命種の女性も多いはずです。……こうしてアンディさんのおチンポに忠誠を誓うことが、それより先の千年を捨てても欲しい快楽なのか、それともたった百年の『お遊び』なのか……あえてそれは、問いません。私はアンディさんのいない未来に興味はありませんし、その先に誰がどうしようと文句なんてないですから。ただ、それまでの百年の間、アンディさんとその周りの幸せを私たちが作り上げ、守り抜くために、私は皆さんを仲間だと信じたいです。私たちの幸せへの悪意は取り除きたいです。私が、アンディさんと継続的に関係する女性に、雌奴隷であることを望むのは、そういう理由です。そしてこれは、このポルカでずっとアンディさんと幸せな生活を夢見ているなら、共有できる考えだと信じています」
雌奴隷たちはしんと静まり、そして頷く。
俺の死んだ後の未来。100年後、そしてその先。
あまり聞きたい話ではないけれど、それでもエルフやドラゴンが多い中では「現実」の話だ。
そして、俺その先に対してほぼセレンと同じ。
自分が死んだ後のことまでは正直考えてない。
無責任だとなじられるかもしれないけれど、実際そんなことを真面目に考えていたらこんなハーレム築けるわけなんてない。
そう、たった百年。多分そこまでは続かない、それでも俺の命尽きるまでの時間、好きな女の子たちの笑顔を見ていたいという、これは無責任な我儘の産物。
俺にとっては自分が考えられる、一番の長い時間が百年。
千年先も万年先も、数字を積んでいくだけならいくらだってできるが、想像が及ぶかというと別だ。
その百年は、果たして彼女たちにとっては価値のある時代か、あるいは瞬きの間か。
……どうだとしても、俺は、意味はあると思っている。
もし俺が好きになった相手が長命種だとしても……たとえ俺がヨボヨボになって死んだ後にさらに千年生きるとしても。
いつかオーロラが言ったように、寿命が長いことは、大好きな相手と巡り合うための時間が多いということ。
老いる相手と若くして出会ってしまったら、その出会いが無意味になるわけでは決してないはず。逆に死期が同じならそれで幸せ……なんてわけでもないように。
俺は俺に許される時間でめいっぱい彼女たちを愛する。
セレンはそれを最大限に守ろうと思う。それだけの話だ。
「だから、アンディさんが誰かを雌奴隷にするということは、互いの幸せを守る大切な仲間を迎えるということ。しっかりとそのことを覚えていて欲しいし、私たちもしっかり見届けたいと思います。それが、この首輪授与のセレモニーをみんなで集まって開催する理由です」
セレンが言葉を切れば、アップルやヒルダさん、そしてアンゼロスたちが自然と手を叩き、拍手がみんなに広がる。
とりあえず抜け駆けを責める雰囲気は全くなくなった。
そしてジャンヌがお湯と手拭いを持ってきて、せっせとセレンのおまんこから足元への溢れ汁を拭う。
……それは微笑ましく見守って。
「はい、それじゃ、今回首輪貰う人……真ん中に来てください♪」
セレンの号令で、なんとなく壁に沿うようにそれぞれ待機していた女の子たちの中から、該当者が進み出る。
率先するように踏み出したのはリェーダとエマ。それにムキになって対抗するように大股で出てきたのはベアトリスで、それらに続くようにアゼルとリゼルがとてとてと出る。
一拍置いて「いいのかな?」と探るように見回しながら進み出てくるのはネイアとガラティア、それにミラさんたち三姉妹で、出遅れたというより満を持したように悠然と踏み出すノールさんは、かっこいいけどこれから奴隷になる儀式に参加する人には見えない。
そしておずおずとお互い促すようにレイラ・コルティの銀竜姉妹が合流。驚いたのはシャリオで、特に疑問を持ったようでもなく、レイラたちの横に立って堂々と周囲を見渡している。
……え、あれ? お前雌奴隷になるとかそういう話してないよね? 首輪は一応用意してきたけど特に何も打ち合わせてないよね?
「……あっ、私もだ」
そして絵筆を持っていたグロリアさんが慌ててそれを置いてぴょんぴょんと少しおどけた感じで合流。
そして納得いっていない様子のレディをぐいぐいと中央に突き押し、最後にしんがりを務めるようにコスモスさんが明るく手を上げる。
「はーい、OKでーす♪」
「……あ、ちょっと待ってください」
コスモスさんを遮るように手を突き出し、若干気まずそうな顔でのこのこと前に出たのはナリス。
……え、お前受け取っちゃうの?
「え? お前受け取っちゃうの? みたいな顔しないで下さいよ死ぬほど気まずいんですから! 差し出したのアンタでしょうが!」
「いやお前、本当にいいの?」
「ジャストナウ雌奴隷変身セットだというアンタとテテスちゃんの言葉を信じただけです! 別に本気でアンタの精液便所になるってわけじゃないですから!」
いや、俺はいいんだけど。
さっきのセレンの式辞を聞いた後にこれっていいのかな。
と、ナリスを指差しながらセレンを窺うと。
「ナリスさんはそれでいいんじゃないですか? もう実質雌奴隷だと思ってましたし」
苦笑するセレン。
「違う! セフレと雌奴隷の間には深い深い溝がありますよ!」
お前はどうなりたいんだよナリス。
「……どうせいつもの口先だけの突っ張りだ、相手にしなくていいぞ」
「雌奴隷だと思われていたということは、セレンさんに既に仲間として受け入れられていたということじゃないの。素晴らしいことよ」
「親友として誇らしいよーナリスちゃん」
「誇られても困るんだけど!?」
暖かい同僚たちの声援に答えるナリス。
まあいいや。細かいことは後でも。というかセレンが気にさえしなければどうでも。
……そして、セレモニーの元祖発案者のセボリーがぴょんこと俺の隣に飛び出て小さめのおっぱいを揺らし、最後の説明。
「それではこれから一人ずつ、ご主人様に首輪嵌めてもらいまーす。わかっていると思いますが首輪してもらって誓いの中出しを受けるところまでがセットでーす。あと一応髪を結ったりしてる場合は下ろすのが望ましいです。髪留め類も含めて一度すべてを脱ぎ捨て、ご主人様のモノであることを誓いましょう」
「……そういやそんなルールあったね」
言われて、シーマさん(ポニーテール)やルキノさん(ツインテール)、エマ(お嬢様結び)、リェーダ(非対称結び)、ナリス(ポニーテール)がそれぞれほどきにかかる。というかナリスは気乗りしない感じだったので、いちはやくテテスが駆け寄っていた。
問題だったのはガラティアで、割と長く毛量自体も多い三つ編みをほどくのが結構な手間だ。事前に言ってよ、と恨みがましい顔をされたが、さすがに髪結いの技能者であるセレンが手伝うとあっという間に綺麗にほどけた。
以前のアンゼロスにも匹敵する蜂蜜色のロングヘアは圧巻で、ちょっとアンゼロス(今は肩までの長さ)が羨ましそうにしていた。
「髪ほどいちゃうと似てるわねえ、あなたたち」
ノールさんがシーマさんとルキノさんをしげしげと見て言う。
「言われると思った」
「ま、私の方がおっぱいあるから裸なら見分けは簡単♪」
「嫌味かー! っていうかここで乳いじりとか不毛って思わないのシーマ」
「ふ。身長との比率的おっぱい量なら決して負けない自信があるっ!」
「……そう。あくまでおっぱいで勝ちに行く姿勢はちょっと尊敬するわ」
何度も言うけど決してルキノさんやミラさんが貧乳というわけではなく、むしろ一般平均値から言うと巨乳側です。天上の戦いです。
我々おっぱい大好きポルカっ子からすれば夢の決戦感はあるけどね!
……とまあ、なんやかんやで。
「お、お願いします」
最初の一人が跪き、首輪を嵌めろと喉を差し出す。
その最初は、俺の独断により……ネイアに決めた。
勇者の中の勇者であった彼女が一糸まとわぬ姿で跪き、俺に雌奴隷としての淫らな忠誠を誓う姿はなんともいえず背徳的で、だからこそ美しい。
俺はズボンとパンツを脱ぎ、勃起したちんこを彼女の前に見せつけながら首輪を取る。
彼女の所望は愛玩の青首輪。孕みたくないというわけではないが、俺のやりたいことを何でも受け入れたいという意向だったため、こちらを選んだ。
「ネイア。……お前を今、本当の雌奴隷にする」
「……は、はい」
「これからは……俺のために生きろよ。いつか勇者として死ぬためじゃなく、俺とエッチしまくるために」
「…………」
ネイアは、どんな顔をしていいのかわからないといった間を少し置き。
「……本気にしますからね?」
結局、微笑む。
「本気でそのために生きてしまいますからね?」
「……上等」
俺は彼女の頭を撫で、その首にそっと首輪を巻き、留める。
そして皆が見守る中、彼女をマットの上に組み敷き。
「誓いの中出しだ」
「……はい♪」
淫らなセレモニーが、本格的に始まった。
(続く)
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