俺たちがマイアによる輸送で目指したのはレンネスト。
 もちろん、今回のもうひとつの目的であるガントレット組の回収だ。
 といっても……まあ、状況次第だけど。
 彼女らはあくまでも軍人であり、任務の清算ついでに退役したいとテテスやシャロンは言っているものの、軍というのは気分で簡単に出入りできるものではない。騎士団であるガントレットナイツとなればなおさらだ。
 軍の都合で早期退役が認められなかったり、どうしても外せない仕事ができていたらまた次の機会に、ということになる。
 ……ということを道すがら延々雌奴隷(途中からリェーダとネイアも参戦させた)を犯しつつ説明したら、シャリオは変な顔をした。
「……貴様なら女の三人や四人、好きに奪っていけばいいことだろう。かの国のことは知っているが、今の貴様の要求に異を唱えられるはずはない」
「いや、まあ確かに強引に要求すれば通るかもしれないけど。バスター卿は敵には回したくない」
 裸にしたネイアを椅子の上で四つん這いにさせ、ぬっちゅぬっちゅと熱い膣を遅めのスピードで抜き差しする。ネイアは期待していたらしく最初からたっぷり濡れていて、脱げと言われても抵抗はしなかったものの、垣間見える表情には恥じらいが残っていてなかなかグッとくる。
 ……のを見下ろしつつも全然関係ない話をする俺。そして相変わらず視界の隅でオナニーを続けさせられているレイラとコルティ姉妹。
 そして犯された余韻のまま裸を晒して休むリェーダとエマとベアトリスを無視したまま、真面目なトーンで続く会話は少々おかしいが、この状況に文句をつけるわけにもいかず、視線を彷徨わせつつトーンを保つシャリオは、思ったより人間味がある子かもしれない。
「あの石化の使い手か。……しかし貴様も、そのダークエルフやクリスタル・パレスの竜たちをも今や自由に従えるなら、いくらでもやりようはあるだろう」
「俺はうまく話をつけられる相手なら、力でどうのこうのしようとは思わないんだよ。お前らだって力で心を御すのは悪とか言うはずだろ」
「じ、順番の問題だ。万事を力の介在なしで決着しようとするならば、竜の力は必要ない。だが、その心の敷いた原則に力で脅威を与える者があるならば、それを排除するは竜の義務だ」
「軍務や国の都合にせっかちにむずかるのは、そんなにご立派な大義名分じゃないと思うけどな」
「それが竜の誇りに挑戦する乗り手の言うことか」
 どうしてもぶつからなければいけない時以外には穏便に、という行動指針がどうにも理解できないらしい。
 まあ、女一人のことをライナーに譲らなかったのにレンファンガスには譲るのか、という反発もあるんだろうな。
 それを、特にHに参加せずに聞いていたディアーネさんは仲裁する。
「どうしてもアンディに悪意のある差配をされたのなら、その時に力をちらつかせるのはありかもしれない。だが、その愚はあのバスター卿が犯しはすまい」
「この男は譲る前提で喋っている」
「アンディは『それでも、どうしてもというならよほどのことだ』と考えているだけだ。こちらも勝てるからと言って国ひとつと敵対するのは得策ではない。本格的にドラゴンを多く操り、独立国でも作るというなら別だが……アンディは尊敬すべき相手を前に、自らを下に置くことを躊躇しない男だ。魔人バスターやアーサー・ボナパルト、それにトロット先王ユリシスなどという者たちを相手に、彼ら以上に威張ってみせるつもりはないんだ」
「……その者たちがライナー様より上だというのは納得ができない」
 結局そこなんだろうな。ライナーには正面から張ってみせたのに、他に無条件に膝を屈する相手がいるというのが納得いかないんだろう。
 ……なんて、面倒な話をしながらも、運動能力を感じさせるむっちりとしたネイアのお尻をギュッと掴んで彼女の膣内でスパートをかける。もう既に一発流し込んでいて抜かずの二発目なので、下品な音を立てて白濁は溢れまくっている。
 尊敬すべき相手というなら、ネイアだってボナパルト卿やバスター卿に劣ることはない。
 悲劇を乗り越え、いくつもの責任に押し潰され、数えきれない涙を流しながらも祖国のために戦うことをやめなかった少女。
 ……そんな娘を便器の如く犯しながら何言ってんだと言われたら本当に反論できない。
 でも、そんな過酷な運命を乗り越えたからこそ、俺の体の下という安全地帯で自分の幸せに夢中にさせてやりたくもある。
 って、それもえらく傲慢というか自信過剰な物言いかもしれないけど。
「……ネイア」
「はっ……はい、なん……で、しょうっ……?」
 ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ……とゆったりしたペースなので、俺はひとつ前のリェーダを抱いた勢いで射精してしまったけどネイアはまだイッておらず、少しだけ理性に余裕がある。
 そんなネイアに俺は唐突に囁く。
「……俺とセックスするのって、幸せ?」
「……い、いきなり聞かれてもっ……」
「そうでもない?」
「……スマイソンさんっ」
 ネイアは少しムッとした感じに姿勢を改め、ギュッと膣を絞める。
「……雌奴隷にそういうの聞くのは、ちょっと気持ち悪いと思いますっ」
「はっきり言うなあ」
「不満があったら首輪なんてしないでしょうっ……あなた本人すら、時々困っているとわかっていながら……っ♪」
 俺に突かれるままだったお尻を、自分主導で振り、亀頭に子宮口を押し付け返して、グイッグイッグイッと刺激を与え返してくる。これは自分の意志なのだ、と主張するように。
「……もうあなたに抱かれるのが当たり前すぎて、幸せかどうかなんて考えてなかったんですっ……これだけは言えます、聞き逃さないでっ……!」
 俺の射精衝動を駆り立てるように膣を搾り上げながら、ネイアは言う。
「もしも捨てられたら、生きていけませんっ……♪」
 控えめに見えて、やはり彼女もセレンやアップル、アンゼロスと同じ、ハーフエルフのちょっと病的な狂熱を秘めているんだな、と、少しだけ感じる声音。
 それに俺は満足して、ゾクゾクと支配欲の芯を刺激されて、彼女の綺麗な裸の背中を見下ろしながら腰を突き出し、熱烈に射精。
「っく……ん、あ、ぅあああっ……ーーーっっ♪」
 激しく量のある精液に膣内を爆発的に荒らされ、ネイアは声にならない歓喜を滲ませる。
 それをいつのまにか黙っていたシャリオとディアーネさんが見つめ、そして。
「……変われば変わるものだな、あの勇者ネイアが」
「アンディに甘やかされると、ああなってしまうものだ。特に突っ張っていた女は」
「……っく」
 ごくっ、と喉を鳴らす音。誰の喉なのかは見ていないのでわからないが。

「……ね、ねえっ……まだ、私たちっ……こうしてなきゃいけないの……?」
「……は、早く……雌奴隷として……」
「いやオナニーしてろ。それも雌奴隷の服従の印だ」
 おあずけに意外と弱いコルティとレイラはそのまま焦らす。
 ……っていうか、対外的な罰として寝取りファックしてくれと言われて、はいそうですかとちんこ突っ込むのはちょっと躊躇があるので、しばらくオナニー係を続けさせようと思う。


しばらく飛んでレンネスト。
 ずっと銀竜二人と勇者二人のお尻を持ち替え持ち替え中出しして過ごしたので、あまり時間が経っていた気がしなかったものの、やはり半日以上は経っていたらしい。
 ちびマイアがぐったりハメられているベアトリスの肩の上に出現し、そのことを告げたので俺はちんこを引っこ抜き、服を着ることにする。
「おいベアトリス。起きろ。もうレンネストだってさ」
「え、ちょっと待って……こんなドロッドロなのに……」
「後始末手伝ってやるから。……エマ、何か拭くもの。っていうかお前も服着て」
「はい」
「リェーダもネイアの着替え手伝って。もうやらないから正座待ち中止」
「……はい」
 ディアーネさんも手伝って車内清掃。あっちこっちに飛び散ったり垂れ落ちた淫液をなんとかする。
 なんとなくシャリオの相手をする雰囲気だったのでディアーネさんには今回手を出さなかったけど、埋め合わせはしないとな。
 で、レイラ姉妹はようやくオナニー中断を許されて、安心したというか物足りないというかそんな感じの顔で股間を拭い、服を着る。
「……何よ、カッコつけちゃって。犯したいくせに……」
「コルティ。……雌奴隷になるということは、こんな扱いも含めてどんないやらしいことにも従うことでしょう。音を上げるの?」
「上げないけど……」
 地味にちんこ突っ込まない方が酷いことをしている気分になる。いや、この流れでとっとと突っ込む方が外道だよね。俺間違ってないよね。
 ……というわけで馬車が着地する僅かな衝撃を感じ、ちょうど最後のリェーダも服を着終わったところで側面ドアを開けて外に出る。「セレスタ屋敷」の庭だった。
「んーっ」
 狭いところでヤリっぱなしでちょっと疲れた体を外に出て伸ばす。
「……めっちゃ臭いますよスマイソン十人長」
「うわ」
 ドアの死角にナリスがいてびっくりした。
「お、おー、一ヶ月ぶり」
「はいはいおひさです」
 腰に手を当ててジト目で迎えたナリスは普段着。俺が作ってやった鎧姿ではないが、まあ戦闘任務中でないからか。
「……あれ、見覚えのない人たちが……ってもしかして」
「あー、シャリオにレイラ、コルティ、リェーダ。シルバードラゴンたち」
「ってカールウィン事件の実行犯グループじゃないですかやだー!」
 いきなり抱き着いて俺を盾にするナリス。お前ドラゴン恐怖症悪化してないか……ってまあ、ナリス的には別に改善する理由はないか。
「実行犯グループとはなんだ。私はむしろ主様にいち早く恭順した側だ」
 胸を張るリェーダ。何も言えずにちょっと気まずくあらぬ方を見る実行犯グループ三人。
 そこに屋敷の中からアルメイダも駆け出してきて、レイラたちの姿に反射的に得物を槍に変形させて身構える。
「なっ、貴様らは!」
「落ち着けアルメイダ。俺が連れてきたんだ。あとの二人は?」
「む、むぅ……」
「テテスちゃんとシャロン騎士長ならそれぞれ実家です。あ、いや、騎士長の実家はアーカスだからここのは借家か」
 ナリスに言われ、それもそうかと納得する。帰る家がある二人はそっちに滞在するか。ナリスたちはここの方が家賃とか色々楽で待ちやすかったのかな。
 いや、でも一ヶ月で迎えに来るって言ったんだから、ナリスとアルメイダがここで待ってるんなら、テテスとシャロンもこっちで犬のように待ってそうな気がしたんだけど。
「任務の清算処理は片付いたか?」
 ディアーネさんが馬車から降りて二人に問うと、ナリスは困り笑いをし、アルメイダは鉄杖に戻した槍を抱えて腕組み、難しい顔をする。
「私らはまあ、特に難癖はつかなかったんですけどねぇ」
「テテスたちはな……」
「なんかあったのか」
「大体予想できるだろう。……バスター大騎士長とフェリオス大騎士長が、二人の希望にいい顔をすると思うか」
 あー。
 ……あー。

(続く)

前へ 次へ
目次へ