処女膜というものを自分が突き破ることに関して、俺は感覚がちょっと麻痺してると思う。
 自分で言うのもどうかと思うけど。
 もうちょっとこう、女の子の処女をもらうという行為に関しては感慨深くなっていいんじゃないかと思う。
 でもさ。ものすごく言い訳臭いのは承知の上で言うけど、俺の周囲にいる女の子ってみんな処女を大事にしないよね。始めてでも隙あらばセックスの仲間入りしようとするし。
 そのことに文句を言うのは間違いなのも知っている。特に多い猫コロニーの子やドラゴンは文化的に倫理観おかしいし、ダークエルフ姉妹もそうだ。そして俺はそれにホイホイ乗って楽しみまくっている。今更どうこう言うことじゃない。
 が。
「ではどうぞ」
「……こういうこと言うと、なんか自分が面倒臭いおっさんだなあと改めて自覚しちゃうから、あんまり言わないようにしてるけどさ」
「はい?」
「もうちょっと、男に股開くことに躊躇とかないのかな……って」
「いえ……むしろ、一刻も早くと気が逸る思いですが……」
 俺が突然言い出した半端な疑問に、リェーダはベッドでカエルのように股を広げて見せながら戸惑った顔をする。
 そうだよね。そうなんだろうね。そういう価値観だからさっきの全裸お酌隊とか爆誕するんだよね。
 わかってるんだけどさ。
「何かお気に召さないことでも……?」
「いや、ごめん。どちらかというと俺の問題なのはわかってる」
 リェーダにしてみれば、何か失望させるようなことをしただろうか、と不安になってしまうのだろう。
 しかしうまいフォローが思いつかなくて、彼女の見事な裸体を前に視線をさまよわせてしまう。
 それを助けてくれたのはディアーネさんだった。
「アンディは最近、誰にでもこういう具合で簡単に股を開かれ過ぎているからな。もちろん助平だから嬉しいはずだが、バランス感覚に自信が持てなくなっているんだろう」
「それは……しかし、竜の乗り手ともなれば、女の方が願ってでも寵愛を望むのは当然のことでは?」
「そういう形では権威を振るわないんだ、アンディは。本来、雌奴隷たちにもドラゴンライダーの権威で迫ることはない。背後にドラゴンの存在を認め、勝手にそれを期待したり、身を委ねてもいいとする安心材料にした女は多いが……女に対してハナから貞操を軽視するほど、アンディ自身は摩耗していないようだ」
 ディアーネさんは背後から俺を抱き、囁く。
「初物の女に対して、そういうところを気にしてかかるのは悪くない。今回はあまり意味はなかったが、自分が間違っているだけだなどと卑下はするな。勝手にお前を恐れ怯えて、そうしているだけの女も有り得るわけだからな」
「……そうですね」
 ちょっとだけ怪しかった足場を、きちんと固めてもらった気分。やっぱり気にした方がいいんだよね、そういうのは。
「じゃあ、お前の処女、貰うぞ。……処女だよな?」
「はい、もちろんです。存分にご賞味を!」
「……ヤラれる側が勢い込むのはこっちのテンションちょっと下げるからほどほどにね?」
「は。申し訳ありません……ではお願いします。処女……お捧げします」
 それきり黙って、両脚を大きく開いて俺を待つリェーダ。
 改めて思うが、美しい娘だ。
 肩裏よりは長いが腰に届くほどではない長さの、左側だけ細かく編んだ銀髪。
 気が強そうな少し吊り気味の目。すらりとした肢体は大人といって差し支えないバランスだが、見た感じはまだ成熟した女と呼ぶには少しだけ若い感じがする。18歳のオーロラくらいの雰囲気というか。
 胸の大きさもそれ相応で、ぼいんとした巨乳というよりは、ぷるん、という感じ。決して小さくはないが、重量感より若々しい弾力が目を引くような、絶妙の巨乳一歩手前感。
 そのおっぱいを俺は片手でおもむろに掴み、力を入れずに円を描くように揉む。揉むというより撫でるという感じが近いかもしれない。手の皴の凹凸で乳首を微かに刺激するよう、ゆっくりと。
「……ん、っ……」
「おっぱい直では揉まれ慣れてないか」
「自分で戯れに触ることはあっても……揉むような、ことは……誰にも、されたことがなくて」
「真面目だなあ……って言えばいいのか、百歳くらいなんだろうにウブ過ぎるって言えばいいのか」
「92……歳、です……」
「……実は火竜戦争経験してないのか」
「……そ、それは……」
 そもそもコイツとの馴れ初めは、閃光剣ドラゴンスレイヤー疑惑によるイチャモンだ。そしてドラゴンスレイヤーを問題視する論拠は火竜戦争。
 マイアはリアルタイムで経験していないことを理由にドラゴンスレイヤーへの反応が特に薄い。本来はリェーダもそっち側のはずなのだろう。
 だが、仲間たちの風向きに従った結果、俺の前に立ちはだかることになった。
「思い込み激しいって言われるだろ」
「……たまに」
 精一杯に膝を開いて俺を滑り込ませ、大人しくおっぱい揉ませながら、実に気まずそうな顔をするリェーダが味わい深い。
「まあこんな風に、契約は後回しでいいから子作りしましょう、なんて言い出す処女が思い込み激しくないはずないけどな」
「……し、しかし、私たち竜から見れば主様はあまりにもっ」
「はいはい。さっき聞いた。……でも俺との契約より前に本当に孕んじゃったらどうするんだ? それでも俺、モタモタしてるかもしれないぞ」
「それは……別に構いません。契約を抜きにしても、私は雌としてあなたの子を残したいので……」
 目を逸らしながらも迷う様子もなく言い切るリェーダ。
「もし子供生んだ後に、それでも俺が契約だけは躊躇してても、セックスはさせてくれるか?」
 ニヤニヤしながらイジメにかかる俺。
 だってこんな思い込み激しい子イジメたくなるじゃん。しょうがないじゃん。
 おっぱいも相変わらずねちねち微妙に撫で揉み続ける。
 ……リェーダはちょっと視線を上に向けて想像する様子を見せ、そして頷く。
「……はい。何度でも……求めて下さるなら、孕ませて頂こうと思います。いえ、むしろ常に主様の子を孕んでいて当然の孕み袋と思って頂きたく……」
「……これが処女の発言かよ」
 ゾクゾクする。本当にそうしたくなっちゃうな。
 どこまでも都合のいい、無責任孕ませセックス専用女。
 ……なんてね。
「ほ、本当にそれでもかまいません。想像してみたらとてもしっくりきました。ですから……」
「冗談だ。さすがに孕んだら契約する」
「……そ、そうですか」
「なんで残念そうなんだよ」
「……そういう奉仕の形も……主様ほどの乗り手になら、むしろ光栄かと思いましたので……」
「俺は」
 リェーダのおっぱいを少し強く掴む。
 ビクッとリェーダは身を震わせる。やはり驚いたか、それとももどかしい刺激にいきなり強いのが来て気持ちよかったのか。
「……ライラもマイアも、力の契約というより肉便器契約のついでなんだ」
「……は、はぁ」
「手元に置いてセックスしまくりたいから契約したんだ。契約すればずっとついてきて、いつでもセックスしたい放題させてくれるっていうから。だからお前も、孕んだら契約してやる。逃がさないために」
「逃げるなど。私はいつでも……っ」
「俺は自分の物には名前書いておきたいんだよ。素っ裸で名前書いておくなら首輪が一番エロいからな」
 むみゅむみゅと、強めに握ったままのおっぱいに指を順番に沈めながら囁く。
「とりあえずお前のマンコを試食だ。……気に入ったらお前に名前書いてやる。そのための首輪だ。ドラゴンにとっては首輪が特別だっただけだ」
「……は、はいっ……」
 従順に従う姿勢を見せるリェーダの白い肌をなぞり、おっぱいから腹、ヘソ、そして銀毛の茂みを指で梳いて、そのヴァギナを割り開く。
 俺の横暴な睦言にどれだけ気持ちが揺すぶられたのか、彼女の性器の内側からはぬっちょりした愛液がとめどなく溢れ始めていた。
「すげえスケベマンコだな。さすが咥えたこともないチンポにいきなり生涯中出しOK宣言するだけのことはある」
「……は、はいっ……スケベマンコ……です……っ」
 リェーダは目を細めながら肯定する。俺への、「偉大なる乗り手」への心酔のあまり、俺からの罵倒じみた言葉にも否定など浮かびすらしないのだろう。
 そして肯定することによって、自分がどれだけいやらしい存在になると宣言し、志向しているのか、自ら思い知ることになる。そのサイクルはまだ性交未経験の彼女にとっては、きっとひどく背徳的で、そして蠱惑的な体験に違いなかった。
 彼女の表情がその証左だ。
 これから処女膜に肉棒をねじ込まれるというのに、そこにあるのは既に蕩けるような恍惚が見え隠れしている。
 俺はその美しくも低俗な表情にキスを落として、彼女の陰唇を指で開き、ちんこをぺちゅりと押し付け、肉ヒダを左右に押し分けながら侵入を開始した。
「……は、……あ、んっ……♪」
 リェーダはゆっくりとした侵入に耐える。処女だというなら感じたことのない異物感だろう。
 だが、腰は逃げようとなどしておらず、これから仕えることになるちんこをむしろ覚えようとするように陰部を突き出してくる。
 俺は彼女の心意気か本能か、どちらにしてもセックスにひどく情熱的な彼女の本質を喜びながら、その中心に突き進んでいく。
 キツい。力がギュッと入った膣は、ある程度まで進むとそれ以上の突入を拒んで、ここが底だと言わんばかりの抵抗を見せる。
 しかし、リェーダも俺もそんな場所では満足しない。
 普通の女の子ならそこまでで終わりと勘違いしてしまう仮の侵入限界も、しかしドラゴンでドスケベのリェーダにとっては明確にただの通過点で、もっと奥にこそ自分が夢見た子作りの中心があると確信しているのだろう。
 子作りがしたい。憧れの男の子種を絶え間なく注がれて、幾度も幾度も孕みたい。
 処女リェーダの前のめり過ぎる雌の本能に、俺もその気にさせられている。
 俺とリェーダは膣の底を協力して突き破ろうと互いに腰に力を入れ、奇妙な一体感のある数度の努力の果てに……ブチッという感触を残して、俺のちんこは明確に違う感触の場所まで一気に到達する。
「んぅぅっ……♪」
「お……は、入った……な」
「はいっ……そこが、私の……私に、射精すべき、場所……ですっ……♪」
「孕みたがりドラゴンめ。遠慮なんかしないからな」
「はい……孕ませて、孕ませて……あなたの子、これで……作れるっ……♪」
 痛みはあるだろうに、嬉しそうにそう表明してギュッと俺を抱きしめるリェーダ。
 どこまでもその気にさせる、いやらしい子作り銀竜。
 俺はニヤケを抑えられないまま、彼女のうっすらと体温の低い肌を抱き締め、ギュウギュウに締め付けつつも溢れ出す淫液で快楽創出に余念のない膣を堪能する。
 ゆっくりと腰を振る。
 亀頭がヒダをいくつもねぶる感触が連続し、そしてそれが腰を早めるにつれ、ぶじゅっ、ぶじゅっと音を立てて、やがて快楽に急き立てられるように加速する。
「あっ♪ あ、あっ♪ あん、は、ああっ♪」
 強く突き、引き抜けば、彼女は恍惚としか言いようのないだらしない表情でそれを甘受する。手足は絡み付き、子作り宣言通り、俺が射精するまで……自分の胎に妊娠の萌芽を刻み付けるまで離してくれそうにない。
「いいかリェーダ……」
「は、あっ♪ な、なんで……しょうかっ……♪」
「本当に……孕ます、からな……本気で孕み袋、しろよっ……?」
「……します、もちろんっ……こんなの、絶対っ……逆らえないっ……♪」
 どんだけセックスに適性が高いんだ。
 どんなにスケベな娘でも、愛情深い娘でも……最初くらいは我慢が入るのに、もう彼女にとってはセックスは魅力しかない行為のようだった。
 俺はそんな娘をまた一人、自分専用のチンポしごき穴に堕落させたことに痺れる征服感と満足感を覚えながら……湧き上がる射精感に逆らわずに、彼女の膣内にぶちまける。
「ふああああっ……♪」
 リェーダはひと声高く鳴き、そして射精の感触に歓喜し……その量に腹を膨らまされるほどの事態になっても、まだ痙攣しながら微笑んでいる。
 処女貫通直後で膣圧が高くて逃げ場がなく、本当に下腹部が軽く膨らんでしまった。

 俺は彼女の膣からちんこを少し強引に引き抜くと、勢いよく精液が噴き出して彼女の内腿と尻を汚し、飛び散る。
「あ……あ、はっ……♪」
「うわ……」
 惨状に絶句していると、そのちんこをマイアが舐めて掃除しようと四つん這いで舌を伸ばし、またネイアがリェーダの股間を見ながらぼそりと「もったいない」と呟いたりしている。薄ピンクのそれ、舐めたいのか。
 と。
「……んぅ」
 足音がして振り返ると、玄関近くの居間の長椅子で寝ていたはずのベアトリスが目を擦りながら起き出してきていた。
 そして全員が裸で、それぞれ精液で股間を濡らしたり顔を濡らしたりしている姿を見て眠そうな目を細め。
「……ずるい」
「何がだよ」
「なんであたしが寝てる隙に始めるのよう……」
「そりゃお前……」
「……っていうかまだ眠い……」
「……寝てていいよ?」
 言いながらベアトリスはのそのそとベッドに近づき、まるで幼児のように歩きながら服を脱ぎ散らかして、最終的にリェーダの隣に裸でうつ伏せに倒れ込み。
「……眠いから寝てるうちにハメといて」
「どういう要求だよ!?」
「ぐー」
「ベアトリス!?」
 横暴な要求を残して二度寝。
 ……仕方ないので寝バックで一発ハメました。ディアーネさんやネイア、マイアに協力してもらって枕入れたり場所調節したり。

 翌朝、自分が言ったこと覚えてなくて、ベアトリスは寝込みファックにちょっと怒った。
 でも頭とお尻撫でたらすぐに機嫌が直った。

(続く)

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