控えめなランプの明かりに照らされるディアーネさんの体は、幻想的に美しい。
ダークエルフの肌はおぼろげな光の中では輪郭を失ってしまうが、それがかえって雰囲気を引き立てている。
その体に久しぶりに存分に手指を食いこませ、俺は感触を楽しんだ。
「ふふ……ああ、こうしてお前の手の感触を感じれば、自分が女なのだと実感できるな」
「ディアーネさんはカールウィンでも着飾ってたじゃないですか。あれでも女性扱いされなかったんですか?」
「いくら着飾ったところで、私を戦神と呼ぶものからすれば滑稽なものだろうさ。一度として私を口説く度胸のある者などいやしないかった」
「そりゃ俺の恋人なんだから口説いたって無駄でしょうに」
「さてな。なんにしろ、私が……ただ発情して子種を欲しがる雌だと思い知るのは、お前の欲望に晒される時だけしかない。お前にこうしていやらしく肌を撫で回されている時だけは、子宮の本能が全身に行き渡るんだ。ああ、ハメて欲しい……精液を体のあらゆる場所にぶちまけられたい、お前のチンポをあらゆる穴で感じたい……体中の肉がそう言って甘く疼く……!」
「ご期待に沿えるように頑張りますよ」
ディアーネさんの体を落ち着きなく掻き抱き、揉みしだきながら、俺は彼女の耳に囁き、唾液を塗るように舌を這わす。
敏感な場所であることはわかっている。ディアーネさんがまさに本能を目覚めさせられて悦ぶのが、全身を震わせる様から伝わってきた。
遅ればせながら家に入り、ベアトリスを長椅子に寝かせてからドアを閉じたネイアは、そんな俺とディアーネさんを心持ち羨ましげに眺めながらぷちぷちとボタンを外していく。無造作に着替えるように脱衣していく彼女の手つきは、魅せることを意識していない素朴な動作だからこそ、どこか男を煽る。
ディアーネさんをいじりながらもそちらに目を奪われていると、ディアーネさんは苦笑して、後ろ手でちんこに指を絡めた。
「ネイアの下着に手を付けるまで、絡み合いは待った方が良かったか?」
「あ、すみません……散漫で」
「お前の目まで独占するつもりはない。女が脱ぐ様が大好きなのは知っているさ。好きに楽しめばいい。だが、最初の一発は……私の膣にくれるんだろう?」
「それはもちろん」
ディアーネさんのおっぱい肉を存分に指の間からこぼすように握って、柔らかさを楽しむ。ザラつく乳首を指の股に挟み、その存在感を楽しみながら嬲る。
ディアーネさんはチンポの先を尻肉に擦りつけさせるように自ら動かし、挑発するように身をくねらせて楽しむ。
マイアにエマ、リェーダといったドラゴンたちやネイアなどにも囲まれ、これから次々楽しむ気は満々なのだけれど……やっぱりディアーネさんの体はどこか特別だ。
クロスボウ隊で何年も憧れながら触れずに過ごした日々のせいか、何人とヤッた後でも、決して失われない感慨が彼女を抱く時には湧いてくる。
最高の女を抱くという充足感。
極上の酒を口にするような、決して尽きない世の中全てへの優越感。
それはドラゴンたちにだって抱けて当然の気持ちではあるのだけど、ディアーネさんは何故だか彼女たち以上にその気持ちを呼び起こしてくれる。
なんでだろうな。世俗との繋がりが大きいまま、それでもこうして気高い存在でいてくれるからだろうか。
「ほら、アンディ……ネイアが下着を脱いでいいのか迷っているぞ。脱がしてやれ」
ディアーネさんは囁き、俺の腕をほどいて背後に回り、ちんこを握る手だけは離さない。俺のちんこをゆるく刺激したままネイアのぱんつを脱がさせる気か。
「マイア。エマ。……ネイアの尻をこっちに向けさせたまま、ぱんつを二人で脱がせ」
「うん」
「えっ……あ、はい」
俺はあえて自分の手でなく彼女たちに脱がさせることを選ぶ。
ディアーネさんにこのまま背後につかせてネイアの尻に向かうのもナシではないんだけど、ネイアのぱんつを脱がすためにはしゃがまないといけないし……それに合わせてディアーネさんも背に張り付いたまましゃがむような姿は、ちょっと滑稽だし。
それに、他人に勝手に脱がされるのはピンとこなくても、俺の命令で少女二人がネイアのパンツを見世物のように脱がしてみせるというのは趣向としては悪くない。
戸惑うネイアが不安そうにしつつも両手を小さく縮こまらせて従う中、裸のドラゴン少女二人はそれぞれにネイアのぱんつの両端を持って、俺の視線を確認してから、ゆっくりと下にずり下ろしていく。
うん。悪くない。植物油ランプの頼りない光の中、ネイアの白いお尻が浮かび上がるように晒されていくのは、俺だけに向けられた最高の見世物。
ディアーネさんの手が俺のちんこをゆっくりと刺激し続ける。完全に脱がされてしまったネイアはそこからどうしていいかわからず、とりあえず中腰で俺にうっすらと開いた尻を向けてじっとしている。
そんな、どこか異様な雰囲気の中、リェーダは手持ち無沙汰にしている。
背中までの銀色の髪を、今日は片側だけ耳の後ろで編んで垂らし、もう片方はあえてストレートのままの独特の髪型。
クリスタル・パレスのドラゴンは髪型に凝るようで、彼女のように左右非対称の珍しい髪型をした女性は、先ほどのお酌組の中にも少なくなかった。
そこそこ数がいるわりに、みんな美しいは美しいけど個性に欠ける容姿なせいで髪型に凝らざるを得ないのかな。ぼんやりとそう思う。「全員が究極の美人」というのもあまり数がいると良し悪しだよね。
「リェーダ。もっとこっちに来ていいぞ」
「えっ、あの」
「っていうか、お前もちゃんと近くに来て俺にその体を見せつけろ」
見づらいだろう、というのは彼女たちには余計なお世話。ドラゴンは視覚も聴覚も人間とは桁が違うし、暗いのだって苦にならない。
俺が彼女を近くに呼んだのは、こういう乱交で輪から外れると壮絶に居心地が悪いだろうというのもある。だが、俺自身の満足のためという名目を付けなければ彼女に遠慮の隙を与えてしまうと思って言い直した。
おずおずとマイアの隣に来て、慣れない手つきで自分の体を強調するように立つリェーダ。子作りには積極的でもエロアピールはなんだかんだとほぼ初体験のようだ。
なんだか可愛らしいな、と思いながらも、俺はディアーネさんと再び前後を交代し、そのお尻側から彼女の陰唇を亀頭で探る。
「……焦らさないで……早く入れてくれ、アンディ」
「焦らしてるわけじゃないんですけどね」
そんなに手間取っているわけでもない。
そう感じているのだとしたら、ディアーネさんががっついているのだ。
……なんて指摘は意地悪かな。
俺のためにずっと祖国もポルカも離れて働き続けてくれたディアーネさんにあまりイジメてかかるのも気が引ける。俺もがっついて返すことにしよう。
彼女の淫肉の花びらをかき分け、肉棒を無遠慮に突っ込んでいく。
元々俺よりも発情していたディアーネさんのそこは隠すまでもなく濡れていたが、俺の侵入を感じて彼女の体は強く反応し、潮を吹きながら軽く達してしまう。
「っ……んぅうっ……♪」
「入れただけでイッちゃって」
「……ずっと待っていたんだ……これくらい、許して……っ♪」
「許すも許さないも」
俺は笑って、がっつく。
彼女の余韻を待つことなく、突く。
引きずり出して、突く。また引きずり出して、突く。
突く。突く。突く。突いて突いて、やがて乱打する。
イッて震えてちんこを食いしめる膣ヒダを強引に蹂躙し、丸いお尻に指を食いこませて、無遠慮に彼女の性器の中で暴れまくる。
「ぅあっ♪ は、ああっ……ひあ、ああぁっ♪」
ディアーネさんは身をのけ反らして悦ぶ。正面から見たらさぞやおっぱいがぶるんぶるん大暴れしているだろう。バックだから見えないけど。
そんな彼女の乱れぶりを、ドラゴンの三人とネイアは食い入るように見ている。
みっともないほどの「女」を晒し、性欲を隠すことを無駄だと互いに思わせること。続く自分への行為を想像させ、気分を互いに高めていくこと。そして俺は彼女たちのバラエティ豊かな裸体を常に目移りして楽しむこと。
これぞハーレムセックスの醍醐味。この家は俺と彼女たちの本能の解放区だ。
そして、最初に限らず、絶えずにイキまくっているディアーネさんの子宮に、俺はことさらに大きく強く亀頭を叩き付け……高まる性感を、解放。
彼女のいやらしい褐色の肉体の芯に、自分の欲望の結晶をぶちまけ、刻み付ける。
「ふあ、あ、ああっ……ひああああああ♪」
ディアーネさんは戦士の威厳も上司の威風もどこへやら、小娘のように高い声を上げてひときわ激しく絶頂する。
ザーメンが彼女の下腹を圧迫し、そして圧に負けてすぐにちんこと膣の隙間から吹き出す。
だばだばびちゃびちゃと足元にザーメンは落ちる。淫臭が広がる。
それを魅惑の匂いと感じないものは、もうこの場にはいない。
(続く)
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