夜は俺の行く先はおおよそ3パターンある。
スマイソン家。エルフ四人娘の家。そして猫屋敷。
他の家に行った時はマイアとエマが伝令してくれるので、スマイソン家に泊まってる子たちも変な心配をすることはない。いや、スマイソン家だと遠距離で察知できるブルードラゴンの誰かが家にいることが多いので待ちぼうけってことはまずないんだけど。
そして、どこも俺が泊まるとなれば、その家の子はみんな脱いでハーレム乱交態勢になる。
じっくり雰囲気作りながら脱がすのも好きなので勝手に脱がないでほしい、というのは徐々に浸透してはいるのだが、でもやっぱり泊まりのベッドとなると期待が激しく高まる。俺に脱がされるのを大人しく待っててくれる感じの流れにはならないのだった。
もう諦めてそういうのは自分から突発的に迫る時のお楽しみと思うことにしよう。うん。
実際女の子たちが肌も露わに大歓迎というのは、それはそれで嫌いなシチュエーションじゃない。
んで。
「今夜は猫屋敷気分だ」
酒好きでありながら酒量コントロールが大の下手で、調子に乗ってよく意識を失うことに定評のある俺。しかしほろ酔いで留めるのも慣れてきた。
酒でウヘヘヘヘッとだらしなく迫るのは、雌奴隷たちも受け入れてはくれるけどなんだかカッコ悪くて申し訳ないし、何より疲労だけが体に残ってしまうわりに、イイコトした実感はうすらぼんやりとしてしまって損した気分になる。あとやっぱり酒臭いおっさんの相手を辛抱強く若い子にさせるのもね。
……うん。さすがに10歳下の子もいる中に転げ込んだら自分はおっさんだという自覚はあります。
まだまだお兄さんと言われたい歳ではあるけどさ。さすがに泥酔して女の子のおっぱいに顔から引き寄せられてる自分を想像すると数字以前に行動としておっさんすぎるよね。
で。
「いらっしゃ〜い♪」
「……なんで出迎えるのがコスモスさんなんですか」
「レクチャー中だったので……せっかくですし♪」
「何のレクチャーを……」
「バーバラさんのご依頼で、ベッドでの上手な男性の導き方を」
「す、すみません……」
バーバラが俺の顔を見て申し訳なさそうな顔をする。
キールといい感じの仲である彼女は、いつも乱交している雌奴隷たちほど直接はエロの情報交換はできない。
マスター娼婦であるところのコスモスさんが親切そうな顔で色々教えてくれたら、頼ってしまうのはわからなくもないか。
「この街って文化的に偏ってるというか……タルクも偏ってるんだと思いますけど、スマイソンさんの無限の性欲に対応するのが基本になり過ぎてて女の子側のエッチ文化はあんまり豊かじゃないですよね。エルフの子たちも含めて」
「そりゃまあ……というか猫たちは男のいないコロニー出身だから文化なんて育てようがないですし」
「駄目ですよー。そういう貧困さは女の子側にもよくないんですよ?」
コスモスさんが指を振る。
「エッチの技術が豊かなら持ち技も増えて、女の子たちは自分の個性を努力で手に入れることができます。でも、そこがひたすら受け身しかないとなると、女の子側の自信を分けるのは生来の見た目の差しかないわけです。顔やおっぱいで負けたらコンプレックスを巻き返すことができなくなるわけですよ」
「……そんな深刻な話なんですか」
「少なくとも、スマイソンさんの肉便器集団として成立してるここの猫獣人さんたちはそういう構造になっちゃうんです」
「……肉便器集団て」
言い方というのがあるのでは。
と思ったけどバーバラはうんうんと頷いている。
いや、君は俺の肉便器では決してないからね。キールに殴られるからね。
「ですから基礎技術は私、しっかり教えることにしました。これも同じおチンポに群がる縁、エッチ専用女としての矜持ですから♪」
エッチ専用女。
確かに娼婦も孕ませ用の猫獣人もそこに関しては似たようなものだけど。
「……いや、自分でチンポに群がるとか言わないで」
「うふふー。私そこに関しては一切の誤魔化しはできませんし」
「誤魔化していいんだよ!?」
「むしろ堂々と群がります♪ なのでどんどんハメて使って孕ませてくださいね♪」
俺はエッチに積極的な古参雌奴隷含め、大抵の女性にはベッドにおける優勢を保つ自負はあるが、この人に勝てる気がほとんどしないのは何故だろう。
ある意味ヒルダさんよりも手強い気がする。チンポには全面降伏してるくせにどう考えても俺の勝ち筋が見えない。
でもまあコスモスさんとバーバラに手を出す理由はないので(コスモスさん単体には出してもいいんだけど)、本来の目的である猫屋敷の子たちに手を出していきたい。
玄関先で立ち話をしている間になんだなんだと出てきたので、とりあえず昼間は相手できなかったキュートを捕まえてパンツの中に手を突っ込み、お尻を存分に撫でる。
「にゅっ……きょ、今日は……猫奴隷の日……なの……?」
「ま、そういう感じの気分かな。好きにやらせてもらうさ」
そういう勝手な欲望の発露を許してもらえるのがウチの雌奴隷たちのいいところだと思う。平等公平を女側で決められると欲望すら操縦されてる感じになっちゃうから、男としてはだいぶ窮屈になるんだろうな、とアシュトン大臣の妙な哀れさを思い返す。
やっぱ男のロマンは男の欲が基本にあってこそ嬉しいよね。
なんて思いながら、キュートにキスして服の中を存分にまさぐる。
舌がザラつき、犬歯が伸びている猫獣人の口の中は、他の種族の子と感触が明確に違ってなんだか面白い。
そして視線を動かすと、猫屋敷に集まっていた猫獣人たちが状況を察して脱ぎ始めている。……あ、ルナもいる。
そういえば昼間、ルナにはちんこ入れてなかった気がしたな。ルナは他の子たちが旅についてこれなくてがっつくのを優先させてしまうところがある。
「ルナ、おいで。お前のまんこからハメたい」
「……うんっ♪」
俺が指名すると、ルナは周りを気にしつつも少し嬉しそうに頷いてパンツを下ろす。引き締まったお尻と銀毛の尻尾が美しい。
猫獣人娘たちはコロニーとのドラゴンの往復によって時々入れ替わりながらも、俺がその気になったら素直に乱交に混ざるという掟だけはずっと受け継がれているらしい。みんな脱いで、俺がキュートを脱がしていじり、半分ひねった腰にルナが自らお尻を押し付け、ちんこを飲み込んでいくのを大人しく見学する。
「ん……っ……♪」
「にゃっ……私も……おちんちん、ハメてね……♪」
「ハメるハメる。たっぷりどばどば射精してやる」
「……にゃー……♪」
キュートの体をまさぐり、頬にキスをしたままルナの方を下半身だけで犯す。ルナも慣れたもので、膝を掴み、少し内股気味にお尻を突き出したまま、意外とアグレッシブにお尻を振り立ててくる。
それを見学している猫たち。
「ああいう風にお尻振れるかな……」
「ルナねーちゃん気持ちよさそう……強くお尻ぷるんってなるたびに顔がふあってなってる……♪」
年若い猫娘たちが膝をもじもじさせながらヒソヒソと話す。それを聞きながらルナの「模範艶技」に熱が入っていく。
……それを見ているバーバラとコスモスさんもごそごそと脱いでいた。
あのね。今キュートとキスしてるから言えないけどバーバラはもちろん犯さないしコスモスさんは今回員数外だから後回しだよ?
という俺の視線にコスモスさんは「わかってますよ」と言いたげに指でマルを作る。
やがてルナの尻のストロークが奥に押し付けるように深く細かくなり、ルナがポルチオ絶頂を求め、そして俺の射精も欲しているのが伝わってくる。
俺は無論、それに乗る。同時にキュートの尻穴と膣穴に突っ込んだ指をうねうね動かし、もう片方の手では彼女のちょっとささやかではあるが決して平板ではない胸をくりくりと弄ってキュートにも快楽を与えに行く。
若く素直なキュートは、俺の巧みとは言えないそんな指技にも敏感に感じ、熱い愛液を噴きながら身を震わせる。
俺は股間の快楽とキュートのエクスタシーの両面に満足感を得て、ルナの膣内に激しく射精を叩き込む。
今日何度目の射精だろう。何人目の膣肉の痙攣だろう。
それを数えることすら馬鹿らしい、ただ柔らかくて暖かい女の肌で、好きに快楽を得続ける幸福に浸る。
そしてたっぷりとルナに射精したちんこを引き抜き、今しがた潮を吹かせたキュートのおまんこにハメ直そうとすると……するりと股間にコスモスさんが滑り込み、バーバラや猫娘たちにワンポイントレクチャーをする。
「猫系の子ってフェラするのに下準備が必要ですけど、頬擦りっていうのもひとつの表現なんですよ♪ こうして……ザー汁まみれのおちんちんに顔を摺り寄せることで、男性のおちんちんへのリスペクトや服従と同時にいくぶんの快楽も呼べます。たまに頬擦りだけでイカせてくれっていうムチャなお客さんもいますけど、まあ少々現実的でないので手コキと併用してほっぺたフィニッシュが落としどころかな。……あと、ちょっと男の人のおちんちんにぴとってくっつくのって、最初は抵抗あるかもしれないですけど慣れると結構幸せ♪」
「……あの、もうキュートにハメていいかな。あとバーバラも俺にやろうとしないで。それはキールにやるべきだ」
「で、でも……おまんこ使うわけじゃないから浮気ではないと思いますし、ご主人様のおちんちんへの尊敬の表現はしてもいいかなって」
「しなくていいから」
その晩は中出し一回に対して数人の猫娘たちがちんちん頬擦りを繰り返す変な夜になってしまった。
でもフェラチオが気軽にできない猫獣人たちは何故かそれを気に入り、みんなして両頬をザーメンまみれにして満足そうにしているのはある意味で変な征服感があったのは言うまでもない。
「……ルナ。それ以上頬擦りされると耳に射精しちゃうからもうやめて」
「……してもいい。ポルカだし」
「霊泉を信じて無茶はやめようよ」
一番何度もすりすりしていたのはルナだったりもした。
こういうのを見越して提案するコスモスさん。このまま居着いたら本当にファッションリーダーならぬエロスリーダーになってしまうかもしれない。
(続く)
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