もはや二日目ともなるとだいたい趣旨が分かってきたようで、ここに初めて来た雌奴隷たちもゲストのノールさんやミラさんたちも、広場での俺とのセックスがひとしきり終わっても服を着ようなどとはしない。
 青空の下、クリーム色の砂、岩山、日干しレンガの村。
 生まれたままの恰好で堂々と出歩けるそこを改めてそのまま歩き回ることで、俺の目、そして彼女たち自身の背徳的な解放感を満足させるのだった。
「ありそうでなかなかないですよねーこんな感じの環境♪ それこそウチの娼館みたいな特殊な場所ならあり得ますけど、そこはやっぱりプロだからこそ露出もお仕事のうちってわけですし」
「そうそう。子供からおばあちゃんまで誰一人、往来で裸でもセックスしてても誰も咎めない……それどころか、村娘も全員いつでもセックスOKなんていうのは、仕組もうと思ってもなかなか仕組めないわ。自然発生した童貞少年の夢の世界って感じよね☆」
「そういうの探し当てちゃう巡り合わせは、やっぱりこう、持ってますよねえスマイソンさんって」
 村を散策しつつ感嘆するコスモスさんとヒルダさん、タルクの誇るセックスマスターたち。
 もちろん俺は彼女たちの解放的な裸体を鑑賞しつつ、気の赴くままに彼女たちを抱き寄せ、脇から手を差し込んでおっぱいをそれぞれ贅沢に揉む。俺自身も勃起ちんこぶらぶらさせながら、大きくもない村の路地を彼女たちと並んで練り歩く。
 乱交祭りの休憩時間。
 参加者たちも雌奴隷たちも、水場での身づくろいや日陰での昼寝、そして散歩や立ち話など、思い思いに裸の日常感を満喫している。
 そしてそれらを広場からバリバリと描きまくるはグロリアさん。
「いいわねいいわね……ほんと、この裸が当然の風景。はるけき究極の女体美の世界って感じ」
「世の中探せば裸族の村なんていくらもありそうだけど」
「わかってないわねえ宝石蝶。そういう土臭い感じじゃなくて、あくまでお互いの性欲に支えられている感じがいいのよ。服を着ない文化じゃなくて、熱い性欲が自然と許された世界? それなのに女ばかりっていうのもいいわよね」
「条件が厳しいわね……ニュアンスはわからなくもないけれど。でも、男も適度に混ざっていちゃいけないのかしら」
「それもそれで趣があるのは認めるけれど、絵としての統一感を見ると少し違うかなって。本当に女だけってなるとただ最初から羞恥の文化がない感じがするし、男が同等以上だとノリ任せになるっていうか、結局男たちの欲望を止められない乱暴な雰囲気になっちゃうじゃない。あくまでこの優しく許されている性解放区って趣がエロ絵巻向きの雰囲気というか」
「さじ加減が本当に微妙なのね……ま、性的趣向ってそういうものだけれど。どちらかというと餌食にされる側である女のあなたがそこにこだわるっていうのが一番奇矯よね」
「創作者としても娼婦としても、エンターティナーとして私は妥協せず生きてるの」
「割と辛そうな属性背負ってるわりに人生楽しそうね……」
 ノールさんがグロリアさんの描画姿勢を見ながら苦笑する。
 もちろん二人も裸なので、俺はおもむろに彼女らのカラダにイタズラしに歩み寄る。
「あら弟君。休憩は終わり?」
「遠目からもノールさんのおっぱいが目についたんで触りに来ました」
「おちんちん突っ込みに来ましたって言う方がおねーさん嬉しいのに」
「キリがないんでそれは後で。触っていいですか」
「聞きながら揉んでるじゃない。もう♪」
 ノールさんの背後から抱きついて褐色の見事なおっぱいを揉みしだく。猫娘たちのおっぱいもいいが、やはり迫力でいうとダークエルフたちのおっぱいは一歩抜きんでている。
「私にはイタズラしないの?」
「絵を描く邪魔になっちゃよくないですから」
「へー、つれないんだ」
「そんなになんかされたいですか」
「私はそっちも本業のヒトとしてプライド持ってるのよ。ドンと来なさい」
「それじゃあ」
 絵筆とパレットを持ったまま裸でキャンバスに向かいつつ頼もしいことを言う彼女に、俺はちんこを近づける。
 長椅子に座って作業していたので、その上に立ってちんこを近づければちょうど顔付近の高さ。
「なに、しゃぶれってこと?」
「おっぱいやお尻にイタズラしつつ描かせるのもなんかなーと」
「押し倒してまんぐり返しで辱めるくらいは想定してたんだけど。ま、おしゃぶりでいいならひとヌキしてあげるわ」
 ペロリと唇を舐め、両手の道具を置かずに俺のちんこにあーんと口を開けるグロリアさん。
 そこに俺は腰を突き出し、彼女の口内にちんこを差し込む。
 休憩とは言ってもあくまで俺の宣言でしかなく、誰を犯したい、どこでまた射精したいというのを縛るものは何もない。
 つまり、ここで彼女のフェラチオに身を委ねるのにも何の気兼ねもない。
「んっ、ん、んむっ……ん、んっ♪」
 じゅぽ、じゅぽ、じゅるっ……と、動きはそんなに早くないとはいえ趣向を凝らした舌遣いで俺のちんこを慰撫するグロリアさん。
「あ、ずるい。そういうのアリなら私もしたのに」
「ノールさんってフェラ好き?」
「特別好きって程でもないし、そりゃ娼婦と比べたら下手かもしれないけど……そっちでなら弟君のおちんちん使ってくれるっていうなら、頑張っちゃうわよ?」
「じゃあノールさんもこっちに来て。グロリアさんの隣に座って」
 雌奴隷でもない白黒の美女エルフたちを並べて、俺は彼女たちを跨いでカッコ悪くガニ股で股間を突き出し、ちんこに唇奉仕を求める。
 情けない俺の姿に対し、美女たちは相も変わらず美しく……そして陽光の下、その体の一切を隠さぬままに、両側から唇を寄せてちんこに奉仕を続けてくれる。
「ん……ちゅっ、んむ……はむ、んっ……♪」
「あん、先っぽ占領してずるいっ……もう、タマタマしゃぶっちゃうんだからっ」
 ちんこを二人がかりで唾液塗れにしてくれる、ハーモニウムとタルクの両都市のトップアイドル。
 多くの男たちの憧れである彼女らの、女としての尊厳の一切を占有する優越感。
 二人の頭を撫でながら、俺はちんこを平等に二人に舐めさせる。
 口から引き抜かれ、隣に移る瞬間のどこか寂しそうな顔、そして自分の唇にちんこを与えられる時の熱烈な歓迎ぶり。
 二人の全裸アイドルのそんな表情を何度も見たくて、俺は幾度もそうして彼女らの唇を往復する。
 そして、それもそう長くは続かず……結局はグロリアさんの口の中で、俺は精液を暴発させる。
「ん……んく、んくっ……こぷっ、けふっ♪」
「ずるい。私にも飲ませてよ」
「普通そんなに飲みたがるもんじゃないんですけど」
「それじゃ舐め損じゃない。飲ませてよう」
 ノールさんの甘えるような懇願に、俺は早々に飲みきれなくて咳き込み、唇から溢れさせ始めていたグロリアさんから引き抜いてノールさんの口に突っ込み直す。
 もう勢いはあまりないが、それでも吸えば結構残っている程度には俺の射精はしつこい。
 そして、ノールさんはそんな俺の精液を嬉しそうに味わう。
「ん……っ♪ おいしくないけど、好き♪」
「次はノールさんにパイズリしてもらおうかな」
「ふふ、まだ相手してくれるんだ? でもせっかくならおねーさんのおまんこ孕ませないの……?」
「孕ませは他の子たちでいくらでもできるし」
「メチャメチャね♪」
 ノールさんはそう言いつつもパイズリを始めてくれる。
 グロリアさんは口元を拭いつつ、自分のおっぱいを揉んでちょっと不満そうにした。
「宝石蝶よりは物足りないかもだけど、私だってパイズリできるのに」
「じゃあ二人がかりで挟んでもらえますか」
「やん。私のおっぱいで射精してよ」
「お客さんからの注文は絶対よ♪」
 ちんこを奪い合う二都市のアイドルたち。
 白昼の砂漠集落は暑くて汗だく。だが、ヒルダさんがケアしてくれているため、日焼けや熱射病で倒れる心配はない。
 まあ水はこまめに飲めとは言われてるけど。
 俺は彼女らの次は誰のおまんこで遊ぼうか、と視線を巡らせる。
 目に映る娘たちは当然、まるで温泉かタルクのオアシスのように知ってる娘も知らない娘もみんな全裸で、そしてそれは身づくろいのためではなく、一人残らず俺に種付けされるのを希望している証。
「パンツはいてる暇ないな……」
 射精の予感を感じながら、俺は次の獲物を見定める。
 あの子がいい。まだ種付けしたことない子で、おっぱいが他よりちょっと大きい猫娘。びんびんの乳首が10メートル離れていてもよくわかる。
 その子を犯そう。そう思いながら、エルフ二人の胸に俺は射精した。


 夕方、姿を見ないなと思っていたネリィ率いる数人の猫獣人がヘルズボアを狩ってきていた。
「祭りの食材にと思いまして」
 狩猟装備だったネリィは一仕事を終えたいい笑顔で言うと、周りを見渡して慌ててその場で衣服を脱ぎだした。
「いやそんな慌てなくていいから。帰ったその場でいきなり犯すとかそんな外道なことしないから」
「え……」
 なんでそんな悲しそうな顔するの。
「アンディ。褒めてもらいたくて頑張った子にそれはないんじゃない?」
「い、いやいや、だって疲れてるだろうしそもそもさ」
「感謝を示すならこの場でさっさと犯すのが一番嬉しかろうて」
 アンゼロスとライラにジト目でぶっ壊れたことを言われ、俺は戸惑いながらもネリィに歩み寄る。
「……ええと、じゃあ犯すけど、いいの?」
「……は、はい。よろしく……お願いします」
 ネリィは途中まで脱ぎかけた服を改めてまた脱ぎ、少し獣臭の残る裸体を迷宮入り口でみんなの前に晒し、お尻を四つん這いで突き上げる。
「……ご褒美……下さい……♪」
「……せっせと働いてきてすぐに露出セックスまでさせてくれるなんて、外の世界では都合のいい女そのものなんだぞ」
「セックス……おちんぽ入れてほしくて頑張ったんですっ……あぁっ♪」
 ネリィは狩り仲間や解体手伝いの猫娘たちが見守る中、帰還即座の種付けファックに歓喜の声を上げる。
 俺はそんな彼女を容赦なく味わい、楽しむ。狩りの興奮か、あるいは帰り道に既に犯されることを夢想して濡らしていたのか、彼女の膣は挿入に何の支障もないほどぬかるんでいた。
 俺とネリィが迷宮の風を感じながらパンパンと荒々しく交わる横で、他の猫娘たちはヘルズボアを引きずっていき、解体を始める。
「おー。魔物の新鮮死体。はじめて見た」
「タルクだとあんまり魔物肉なんて出回るもんじゃないしねー」
「ねえ料理していい? この肉使ってなんか作っていい?」
 早速シーマさんとルキノさんが飛びついていた。
 俺はその騒ぎを耳にしながら、夕空の下でネリィを労うフリをしつつ快楽をただ貪る。
 だって気持ちいいんだもの。ご褒美といいつつ俺だけ丸儲けで申し訳ないほどに。
「ネリィ……勿論妊娠したいよな……?」
「はいっ……ご主人様ぁっ……♪ 妊娠、妊娠させてっ……みんなみたいに元気な赤ちゃん、孕ませてっ……♪」
 ネリィのお尻を捕まえ、遠慮のないストロークで腰を振りたくり、そしてその子宮にご褒美ザーメンをたっぷり送り込む。
 射精が終わるとネリィはくたりと腰を横に落として、幸せそうに口元を緩めながら荒い息をする。
 コロニーいちばんの戦士の卑しい痴態に、俺は一度で満足できないものを感じてしまう。
「あ、ありがとう……こざい……まひ……ひゃあっ?」
「ネリィ。もう一発やらせろ。もっとお前のおまんこ使いたい」
「……はひっ……♪」
 今度は駅弁で抱え上げ、彼女の体を揺すりながら広場に帰る。
 こういうことだけ耐えられる俺の足腰はちょっとおかしい、とアンゼロスに呆れられた。

(続く)

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