例えば普通の田舎の農村だとしよう。
ポルカが昔そうだったように、戦争があると徴兵や臨時労役やなんやで男手が取られ、田舎が女ばかりになることはある。
そんな田舎村で、村外れに突然現れて初対面の村娘に容赦なく処女種付けを敢行し、その痕跡も生々しいまま村娘を抱え、堂々と村の真ん中にフルチンで進んできた男がいるとする。
村の大人たちの反応としてはどういったものが正しいだろうか。
「とりあえず縛り上げるよね、普通は」
「いきなりリンチされるかもしれませんわね」
「現行犯だし、問答無用でバッサリブッスリされちゃうかもしれないわね☆」
アンゼロスとオーロラ、ヒルダさんがそんなことを楽しそうに喋っていて、俺は改めて現在の状況を異常と認識する。
「まあ、カールウィンでもそうなるかな……うん。まあカールウィンだと一択だけどね」
「無罪放免に値しないなら、ほぼ斬首ですからね……」
ベアトリスとネイアの見解に若干肝が冷える。
やっぱりあそこもレイプは重罪か。いやレイプじゃないけども。
そして、反論しているのは犯られる側の猫娘たち。順番待ちのまま一緒に歩いてきているので当然みんな全裸。
「外の世界ってキビシイにゃー」
「エッチしただけでそんなに怒られるっておかしくない?」
「いや普通、そこらの女の子に出会い頭に種付けしてもいい村なんてそうそうないから……」
「ウチの娼館でもさすがにそこまでフリーダムじゃないですねー。最低限オカネの契約はしないとイザベルにボコられちゃいます」
「うちのパレスだと大丈夫。アンディ様あんまり行かないけど」
「わ、私のパレスでは……ええと、さすがにそこまでゆるくはない……ですけど」
「エマ、それでいいんだよ。別に負い目に感じることはないから」
「しかし……クリスタル・パレスが劣っていると思われるのは」
「いやいやいやミスティ・パレスが全面的におかしいから。あそこ男も女も普段からすっぽんぽんらしいし」
アンゼロスがそう言ってエマを慰めているが、自分も今首輪一つの素っ裸、履き物すらなく裸足で村の表通りを歩いているのはシュールと思わないのだろうか。いや俺がやらせてるようなものだけど。
んで、俺はというと、さっきの通り、最初に種付けした名前も知らない猫娘を抱いたまま、村の広場に堂々入場。
先に広場に来ていたガラティア、そして俺の来訪を告げられて集まっていた猫少女猫美女たちの歓迎を受けることになる。
「こんばんは、ご主人様」
「いらっしゃーい。みんな待ってたにゃー♪」
先に駆け戻った猫娘が触れ回り、広場に集まってきた数十名の妙齢の女性たち。
俺が引き連れてきた娘たちと違ってまだみんな着衣だが、裸の集団を見て驚く者も眉を顰める者もいない。
「寝床をみんなの家から持ちだして」
「篝火焚こうよ篝火。あたしたちは見えるけどご主人様見えないよ」
「ごちそう作るようにおかーさんに言ってくるー」
「なんかこの前のエプロンみたいにルール作るのー?」
俺から中出し済み猫娘を大人の猫美女たちが引き取り、近くの家に連れ込んで休ませる。
そして残った猫獣人女性たちは、俺から新しい号令がかかるのを今か今かと待っている。
「とりあえず今回は……いつもと同じで片っ端から乱交! ヤリたい娘はみんな服を脱いでおくように! 服着てる女にはチンポ突っ込まない!」
俺はフルチンで腕組みをして堂々と言い切る。
なんか面白オプションをやってもらおうかと考えもしたものの、グロリアさんが見たいであろうセックス天国の風景はそうではないだろうと思ったのだ。
「あとこの前のダンスも見たい」
「はい、喜んで♪」
「脱いでから始める方がよろしいですか? それとも踊りながら脱いでいく方が」
「うーん。時間はあるから踊りながら脱ぐ方で」
この前に来た時、宴会ついでに披露されたダンスも要求する。
ターニャさんたちが見せてくれるエキゾチシズム溢れるダンス。酒や食べ物をよこせというよりは良心的だろう。
いや、多分用意してくれるだろうけどさ。
「あと今回、見学の人も何人かいるけど気にしないで」
「見学ですか?」
「外じゃ有り得ないエロパラダイスだし、ちょっと見てみたいっていう人もいてさ。エッチには多分混ざらない」
部外者(セックスの)が紛れ込むと、さすがに羞恥心の吹き飛んでいるこのコロニーの皆さんも躊躇するかもしれない、と危惧したが。
「いいよー」
「外では変っていうけど、あたしたちは別に見られながらヤるのなんて全然問題ないしー」
「前のエルフの人みたいにやめろとか言われると困っちゃうけど」
……ああ、ナリスか。
っていうか基本的にはここの女性はみんなそこらへん「麻痺」ではなく、本当にすっぽ抜けているのだった。
言っちゃ悪いけど誰の種でもいい子たちだもんな。俺しかこの人数の発情に対応できないだけで。
たとえ男の環視の中でも彼女たちは躊躇なく屋外で脱ぎ、元気に種付けされるのだろう。
「よし、それじゃヤリたい子は脱いで。俺はそれを目印にセックスする!」
『にゃー!!』
俺の宣言に対し、猫娘たちは元気に返事をして、服をそのへんに投げ捨ててから、篝火や食卓、寝床の準備や、ダンスの伴奏の楽器を用意するために散っていく。
「相変わらず……皆さん本当に。すごい思い切りの良さですね……」
ネイアが身を抱きながら苦笑する。「皆さん」の誰より早く裸になっているのは言うまでもないけれど。
「みんなアンディとエッチしない理由ないし」
ルナは一言で総括する。
そしてガラティアはここでもノリに取り残されてまた脱ぐタイミングを逸し、キョロキョロしている。
無邪気なローティーン猫たちばかりでなく、三十路くらいのそこそこ熟れた猫美女も当然のように服を捨て、乱交祭りのセッティングにとりかかっているのを見て、さすがにここでは脱がない方がどちらかというと異常な空気と察したらしい。
「えーと……あの、あたしも……脱ぐ方がいい、よね?」
「脱がなくてもいいけど俺からは脱がさないぞ。そしてここでは裸でいないとエッチはしない」
「うぅ」
左右を見渡し、ガラティアは恥ずかしがりながらもゆっくり脱いでいく。知らない相手ばかりの中で、これからセックスしたくて脱ぐ、というのは、やはり平然とできることではない。普通は。
でも、雌奴隷としてライバル関係に落ち着きつつあるベアトリスが、既に素っ裸で「何勿体付けてるの?」とばかりの視線を送っている(まだ言葉が完全には通じないのでガラティアが躊躇している理由もよくわかっていない)中、自分が結局指をくわえて蚊帳の外にはいられない、と奮起したらしく、最終的には決然とぱんつも脱いで捨てる。
「こ、これで……いいっ!?」
「あれ、なんかしっぽへんー」
「にゃわっ!?」
そこらで見ていた若い猫娘に、獅子獣人の特徴である筆みたいな尻尾を握られ、思わず変な声を出すガラティア。
「あ、あたし猫獣人じゃないからっ!」
「ちがうの?」
「獅子獣人って言ってもっと南の……って半端に聞いといて無視すんなーっ!」
ガラティアが説明しようとしたのをスルッと聞き流してその猫娘は祭りのセッティングの手伝いに行ってしまう。
ガラティアはやり場のない説明をググッと飲み込み、ハァッと息をつく。
「猫獣人って苦手かも……」
「似てるのにな」
「似てるからこそ、違うのが余計ガクッと来るっていうか……って、いきなり触るの!?」
俺が背後から抱きつき、ガラティアのおっぱいを揉み始めると、彼女は驚いたような反応をする。
「せっかく目の前で脱いでくれたし、とりあえず祭り待ちの間はお前でチンポの準備運動しようかと」
「他にたくさん待ってるじゃん!」
「なんだよ。素っ裸になったくせにヤりたくないのか?」
「いや、別に、そういうことじゃないけどっ……順番っていうか優先権っていうか……」
意外と遠慮しいだなコイツ。というかベアトリスが空気読まないだけか。
「安心せよ。雌奴隷間は常にスマイソン殿の意向が優先じゃ。希望を言うくらいは自由じゃが、先じゃ後じゃといったことで争って肝心のスマイソン殿のヤル気が失せては元も子もないからの」
「ほっといてもアンディ君ならザーメンの食いっぱぐれはさせないからねー☆」
アイリーナとヒルダさんがフォローなのかなんなのかわからないことを言う。
「まずハメさせろ。俺の雌奴隷になりたいんだろ、ガラティア」
「う……うん」
「いいにゃー」
「次ハメてー。次次ー」
「わかったわかった。君はちょっとオナニーしてて。ガラティアに中出ししたらこのおまんこ使うから」
13歳くらいの、まだおっぱいも膨らみ始めな猫娘の丸出しおまんこを、チョロチョロッとくすぐってやる。
「にゃっ……にゃー」
猫娘は嬉しそうに身もだえする。
その一方で俺はガラティアのまだあまり濡れていないおまんこに、立ったまま侵入を試みる。
さっきの子に中出しした残滓が頼り。それでもガラティアは割と雰囲気に飲まれ始めているのもあり、力を抜いて俺のちんこを受け入れる態勢になっている。
「ん……あ、はっ……♪」
「こんなに人が立ち働いてる中で堂々と犯されるのもオツだろ?」
暖かい膣の感触。ぬめりが少ないせいでより強くその内部の形が伝わる気がする。
「……異常、だと……思うけどっ……」
ガラティアは目を閉じたまま、ちんこの侵入感に震え。
「でも、こういう異常、はっ……前に、赤クジラで……あんたがヤリまくってた時から……ちょっと、覚悟してた、から……っ♪」
俺のちんこを奥まで迎え、背後から両胸を掴む手を上から包むように握り。
どこか酔ったような、少しだけ正気を捨てた目で、ガラティアは俺を見返る。
「……だから、ドキドキする……遠いお話の、主人公に、なっちゃったみたい……っ♪」
「楽しめよ。今は正真正銘、お前がヒロインだ」
「うん……♪」
ガヤガヤと騒がしく、それでいて裸体しか存在しない、どこか壊れた風景の中。
ガラティアが踊る。俺と腰を押し付け合い、愛液を少しずつ増しながらだんだんとストロークを増やしていく、淫靡で解放的なダンスを。
そして、ドナ婆さんの家の前からグロリアさんやノールさんたちがこちらの姿をジッと眺めているのにも気付く。
俺たちだけということではなく、本当に俺の意向通り、抵抗もなく村ごとエロ祭りに入ろうとしている猫獣人たちみんなを含めての驚異の視線だろう。
見せている。この世で最も淫乱で明るい世界を。
俺はそれを誇らしく感じながらガラティアの中に精液を注入開始する。
「んあっ……は、ああ……♪」
「ふう……っ、ご馳走さん。オマンコ美味かったぞ、ガラティア」
「なーんか……オジサンな言い方だっ……♪」
「お前言ってはいけないことを」
ちょっと傷ついたのでイッているガラティアをそのまま数回ゴツゴツ突いて悶えさせる。
オジサン的かなあ。……うん。そうかもしれない。
「にゃー……次、次ぃっ」
「はいはい。そこで股開いて」
早くもねだってきたさっきの猫娘のため、俺はガラティアの膣からちんこを引き抜く。やはり多量の精液がドプッと溢れ、ガラティアはその感触でさらに色っぽい顔をする。
そのちんこを、出したばかりの寝台で股を広げて待つ猫少女にそのままねじ込む。
「にゃっ……あ、はぁっ……♪」
「初めてじゃなかったか」
「前に、ご主人様と一回……やったこと、あるっ……♪」
「そりゃ忘れててごめん」
「いーよ……それより、突いてっ♪」
祭りが始まるワクワク感、そして誰にはばかることなく宵の空の下でセックスを見せつける解放感。
俺はそれを楽しみ続ける。
始まったばかり。いや、この交尾すら、本格的に始まる前の準備運動なのだ。
(続く)
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