俺はみんなの夕食の手配に行くはずだったんだ、というのを服を着直している最中に思い出す。
「あっ……ど、どうしよう」
「?」
「店探しの途中だったんだ……ベッカー特務百人長怒ってるかな」
俺がオロオロし始めると、エマはきっちりと服を着付けてから工房を出て、空を見上げる。
「……何してんの」
「ライラ殿。首尾は……ええ、わかりました。ではこちらは」
「え、ライラいるの?」
思わず見回しても見当たらず、そういえばドラゴンの聴力なら遠くにいても聞き取れるから見える場所にいるとは限らないな、と思い当たり、じゃあどこまで離れてるのか、と考えたところでエマが種明かししてくれる。
「ライラ殿は皆と一緒に酒場です。今、この屋敷には誰も残っていないようです」
何百メートル離れた喧騒の中でもドラゴンの聴覚は会話を可能にする。
ドラゴン同士なら、傍から見たらあたかも空気と話しているような感じでも、しっかり遠くの誰かと会話できていることになる。
「え、俺のこと待たないで行っちゃったんだ?」
「ライラ殿の進言でそうなったようです。私が一緒にいるのは確認できたのだから心配ない、と」
「うーん……ま、まあ結果的には……よかったんだけど」
流れでエロに至ってしまったのが悪いんだけど若干納得がいかない。
というか腹減ったなあ。
「俺たちも合流……はちょっと気まずいか……」
「気にせず混じってしまえばよいのでは」
「エロいことしてて遅れた……なんてバレバレの中で食事はちょっと」
まあそれで怒るような仲間はほとんどいないし、せいぜい麻薬患者の女性たちとベッカー特務百人長がちょっと嫌な顔しそうな気がするだけなんだけど、それでもあまり気は進まない。
「屋台探して二人で食べるか」
「二人……わ、私とですか?」
「嫌か?」
「い、いえ、けっしてそのようなことは……こ、心の準備が整っていないと言いますか」
今しがたガッチリ種付けをされたばかりなのに、二人きりの食事は別の勇気がいるらしい。よくわからない子だ。
まあ、今まで人間との付き合いは浅かったようだし、ドラゴンライダーとの関係に憧れていた面も大きいようだから、何をするにも、いざ自分が主役となると怖気づいてしまうのかもしれない。
きっちりしっかりしているようで、意外と気は小さいのかもしれないな。
「屋台料理って食べたことあるか?」
「ち、知識としてはどういうものかは知っていますが……クリスタル・パレスにそういった施設はありませんでしたから」
「じゃあ経験してみないとな。俺はああいうオープンな空気って好きなんだ」
「そうなのですか」
エマを連れて夜のレンネストに歩き出す。
楽しいものはたくさん経験するに限る。どんな小さな楽しみだとしても、そこに価値があることを知っているに越したことはない。
翌日。
夜はアイリーナ(普通に寝間着用ローブだった)を抱き枕にして寝たが、朝になるといつの間にか彼女が裸になっていて、自分のちんこが彼女のおまんこに突き刺さっていた。
「……んぁ? あれ……?」
「……やっと起きたかの」
「……あれ? なんでアイリーナにチンポ入ってんの?」
「入れたのはそなたじゃろうが。寝ぼけて急に人をひん剥いたかと思えば寝入って、起こしたらいきなりチンポ突き刺してそのまま寝入って……」
「……え、マジで?」
「逆に犯すならもう少し動きやすい体位にするに決まっておろう」
ベッドの中で、アイリーナは半端にうつぶせになりかけた俺に斜めに押しつぶされるような体勢だった。
完全にのしかかってはいないが、アイリーナとしては窮屈なことこの上ない体勢。
「……俺としたことがついに無意識に女の子強姦するようになっちゃったか」
若干反省。
と、部屋の中で髪を梳っていたフェンネルが口を挟む。
「強姦というには少しアイリーナ様が協力的過ぎたと思いますが。『愚か者、そこを引っ張ったら破けるじゃろうが、引くのはここじゃ』とか『そこに擦り付けても穴はないじゃろうが、起きんか』とか」
「……物真似上手いなーフェンネル」
フェンネルがやるアイリーナの声真似は、目を瞑って聞いたら本人かと思うような再現度だった。
「わ、わらわはそんなおかしなアクセントで喋っておらん」
「いやいやいや、似てたぞアレ」
ふてくされるアイリーナの頭を撫でる。
うん。寝起きから人のぬくもりが腕の中にあるのっていいよね。娘と一緒に寝るとこんな感じかもな、と和んでしまうが、そういえばちんこ入っていた。
うん。娘にちんこは入れない。今考えたことはナシでお願いします。
「で、朝勃ち処理させてくれるか?」
「そなたはわらわを何だと思うておるのじゃ」
どこかふて腐れたように呟くアイリーナ。何か不満だったのだろうか。やっぱり寝ぼけて犯すのは駄目だっただろうか。
「え、駄目だった?」
「なーんーだーとーおーもーうーてーおーるーのーじゃーっ」
声を低くして子供みたいに繰り返すアイリーナ。
見かねたフェンネルが苦笑し、また声真似をする。
「『わらわはそなたの携帯精液便所じゃろうが。断るまでもなく好きに使えばよいのじゃ』と言いたいんですよ、アイリーナ様は」
「じゃからわらわはそんな喋り方ではないというにっ」
でもそっくりだった。
それに言いたい事自体は間違ってないらしいので、俺はそのままアイリーナを押さえつけるように腰を振り始める。
「んぅっ……い、いきなり激しっ……そ、そなた、寝起きで身が鈍っておらぬのかっ……♪」
「だってお前のおまんこ気持ちいいんだもんよ……っ」
相変わらずアイリーナの膣は俺にあまりにもピッタリで、どう動いても気持ちいいし、多分目が覚める前に無意識に出した精液らしきグチュグチュも溜まっている。入れているだけで彼女の膣壁は俺のちんこに執拗に絡みつき、動いていなくても快楽を与え続けるのだ。
それでいて、その快楽は腰を引いてしまう苛烈さのギリギリ一歩手前でバランスを取っており、いつまでも貪り続けたい魔性も感じさせる。
このいたいけでもある小さな肢体の中にこれほど気持ちいい穴があるなんて、何度味わっても奇跡のように思えてしまう。
「ああ、もう……もう、イキそうだ、アイリーナっ……!」
「く……ん、んゅうっ……♪ 出せ、出すがよいっ、わらわの子宮は、そなたの快楽のための道具じゃっ……♪」
「う、おおおっ……!!」
吐息が交わる。
朝一番の清冽な空気と、窓から聞こえる鳥たちの声を聞きながら、幼い貴人の膣をオモチャにする贅沢を満喫する。
朝から肉棒の快楽に心酔する少女の痴態を、堪能する。
そして、その奥底に射精。
「っ!!」
「んんぅぁぁあっ……♪」
たっぷりと楽しんだ証の白濁を幼膣に噴射し、刷り込む。
自分の鼓動を聞き、彼女の震えを感じながら、朝一番の性の愉悦を味わいつくす。
朝一番といえば、そういえば……などと、荒れる呼吸の中でぼんやり考えていると、ドアがカチャリと開いた。
「済んだ?」
「ええ、いいのではないでしょうか」
顔を差し込んできておずおずフェンネルに話しかけたのはアンゼロスだった。エルフ耳だから嬌声や恥ずかしい音は外まで漏れ聞こえていたか。
「あ、アンゼロス……何か、用……?」
呼吸を整えながら問う。
俺、いくら寝起きで体が温まってないとは言っても、ちょっと息の上がり方がひどいな。ヒルダさんの調整が響いてるのか。
「ああ、別に用ってほどじゃないというか……まあ用なんだけど」
「はっきりしないなぁ……」
「あ、朝の儀式」
「……ああ、そうか」
ここでもやるのか。
いや、まあ彼女たち雌奴隷にしてみれば、「雌奴隷の自覚を新たにする」と同時に「自分も雌奴隷であることをアピールする」場でもあるんだから、できるだけ積極的にやりたいのは当然なのか。
「今、射精したばっかりで汚れてるけど……」
「別にいいよ。精液や愛液で汚れてるのはいつものことだし」
まだ膣内から溢れさせつつ震えている裸のアイリーナを放置したまま、ベッドの端に移動してどっかりと腰を下ろす俺。スカートをたくしあげ、その中の下着を当然のように下ろそうとするアンゼロス。
「いや、ちょっと待て。それは俺に脱がさせろ」
「うん? ああ、そっか。今日はまだ誰も来てないから忙しくないもんね」
「出来れば全員揃ってても全員分パンツは下ろしたい」
「そんなに楽しいの……?」
「可愛い女の子のお尻やおまんこを守る布を自分の手で剥がすんだぞ! 嬉しくないわけないだろう!」
「……内容酷いのに嬉しいって思っちゃう自分が最近怖い」
若干げんなりしながらも腰をクイッと突き出してパンツを脱がさせてくれるアンゼロス。それを嬉々として脱がすドロドロちんこ丸出しの俺。まだ出し切れてなかった白濁汁がビチョッと落ちる。
「あとフェンネルも。身だしなみの最中だけどパンツは脱がさせて」
「はい、少々お待ちを」
そっと近づき、アンゼロスに並んでローブの下をたくし上げるフェンネル。
そのパンツを下に引いているところでオーロラやヒルダさん、それにルナ、ネイアといった他の雌奴隷たちも続々と集まってきた。アイリーナと一戦盛り上がったことで、何か始まった気配が壁越しにも伝わったか。
「それにしても、ガントレットの四人がいないとなると……なんかちょっと寂しい感じはあるな。あいつらいつも騒がしかったし」
「い、今それ言う?」
アンゼロスを背中から抱き、立ちバックの姿勢で突っ込みながら言うことではなかったかな。
……そして、最後にドラゴンたちも入室。
「ほ、やっておるのう」
「私も入る」
「お、おはようございます……き、今日からは……私も」
爽やかな朝にそれぞれ挨拶を交わしつつ、卑猥な儀式が続いていく。
「……窓開けっ放しでやるのな、あいつら……」
「何覗いてるのよアンタ。いつもいつも」
「うお、っと。なんだベア子ちゃんか驚かすなよ」
「ベア子言うなおっさん」
「確かにおっさんだけど! それでもお兄さんと言って欲しいお年頃を理解してくれないと今後もベア子って言うぞ!」
(続く)
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