「それで……結局何人いるっていうんだい? この子にこう……裸で尻並べるような女は」
「えーと……ちょっと待ってくださいね」
指折り数えるテテス。
「ハーフエルフがセレンさんアップルさん、アンゼロスさんとネイアさんで四人、エルフのえらい人がこの二人と……あとクリスティさんとシャロン騎士長。ポルカ在住のふつうのエルフがフェンネルさんとオレガノさん、セボリーさんとローリエさんの四人。あと戦う系のエルフはアルちゃんとナリスちゃん……」
「ナリスは」
違うんじゃ、と言おうとしたらビッと指を顔の眼前で立てられた。
「裸で尻を並べる女ですから」
「……そうか」
雌奴隷は、という条件なら違うが、「裸で尻を並べるような女」だとしたらナリスは入る。……この包含関係、ある意味逆に駄目っぽい気がするが気のせいだろう。
「ここまでで何人だっけ?」
「14」
テテスの呟きに、テテスの反対側で俺にごろごろ甘えているルナが答える。俺は抱き寄せる手でルナのおっぱいをぐにゅぐにゅ揉んだり乳首を摘んだりしてちょっと幸せ。
テテスにも尻を揉んだり穴に指突っ込んだりしてるけどあんまり悶えてくれない。尻穴にちんこ入るのに慣れすぎて、指程度じゃ物足りなくなってしまったのか。
「これにダークエルフがディアーネさんとー、ヒルダさん、あともう一人ダンサーの人いたよね」
「ノールさんですわね」
「そうそう。宝石蝶の人」
「ちょっ……」
まるで当然のように出た名前に慌てたのはグロリアさんだった。
「ダークエルフで宝石蝶のノールっていや、あの……赤砂のホセ引き連れて歩いてるあの宝石蝶!?」
「あ、知ってますか」
「直で見たことはないけど、エロ絵巻の世界じゃ有名人さね」
何で。
……と思ったけど、一応あるんだよなそういうジャンル。実人物系。
美女ってことで有名な女を無断でモチーフに使うやつ。お姫様とかがターゲットにされやすい。画風的に好みじゃない絵師がやってることが多いので(リアルも過ぎるとエロくないよね)、俺は滅多に買わないけど、トロットのレイナ姫(今は王妃か)とか、前の商王の娘さんとかのエロ絵巻があるのは知っている。バレるとヤバい系。
セクシーさが売りのダンサーであるノールさんも探せば当然あるだろう。美しさは折り紙付きだし、しかもダークエルフだからその美貌は何百年も変わらない。
権力者の娘であることは確かだから、バレた時のヤバさは他のお姫様と変わらないと思うけど。
……ああ、そういえばそうなんだよなあ。ディアーネさん姉妹もみんな貴族のお姫様みたいなもんなんだよなあ。
娘さん三人を次々食い散らかしてるって、改めて俺、あの大臣にどんだけ苦々しく思われてるんだろう。
「あの宝石蝶まで手をつけて……しかもこういうのの仲間に入れてるのかい……」
「ま、こうして首輪つけて確保してるわけじゃなくて会った時だけですから、ゲスト参戦みたいなものですけどねー。あと猫獣人がルナちゃんと……あといっぱい」
「……うん、いっぱい」
ルナがまた頷く。
雌奴隷としてカウントしていくとマローネやキュート、ミリル……と数えていかなくてはいけないが、ポルカだけでもミリルの妹たちが堂々と種付け専用娘として住み着いているし、コロニーに行くとさらに名前知ってる相手だけでもリナユナにポプラ親子にエイレンにエミルに。名前知らない子も躊躇なく交尾してくれる子がたくさん。
「いっぱいってどれくらいなのよ」
「百人は下らないんじゃないですかねー」
「……冗談だよね?」
急に桁が上がって雑な数え方になったので、胡散臭く思うグロリアさんの気持ちはよくわかる。
「うちのコロニー、一度男女のバランス崩れて男の数が減った時に、残った男に発情の時の負担が集まって、男みんな逃げていなくなっちゃったから。砂漠の真ん中だからドラゴン乗れるアンディ以外滅多に行けないし、誰も相手いないから、コロニーリーダーの婆ちゃん公認で誰とでもエッチしていいことになってる。っていうかアンディが行くとほとんどコロニー挙げてのお祭り状態で、みんな朝から晩まで交尾待ち」
「……それなんてエロ絵巻?」
だよね。
「現在進行形。近いうちにまた寄るから見てく?」
「正直すごい興味あるわ……自然の景勝見てみたいのと似た感覚だけど」
グロリアさんの呟きがどんどん虚ろになっていく。
「それと人間族が私とベアトリスでー、ドワーフも一人……あと聖獣ブレイクコア。あれ、これだけ?」
「ドラゴンたちを抜きで数えるとヘソを曲げるぞえ」
「あ、そっか」
「聖獣……ドラゴン? え、聖獣ブレイクコアって確か一角馬……」
馬もイケちゃうの? いやむしろアリなのかね、とブツブツ言うグロリアさん。
「いや、ちゃんと人間みたいな感じに変身しますからアイツ。幼女からばいんばいんまで気分次第で」
「そもそも、性別雌だったんだ……?」
「多分……」
相手が超越生物過ぎて俺も自信はないが、本人が女の恰好して積極的にセックスしてくれるのだから多分それでいいんだろう。多分深く考えるべきではない。
「ドラゴンが変身するのは知ってるけど……確か三頭だっけ?」
「や、七頭です。直接従えてるのが三頭」
「……???」
「ブラックドラゴンが一頭、シルバードラゴンが一頭、それにブルードラゴンが一頭、プラスそのお母様と親戚合わせて四頭が、いつでもうちのご主人様と気軽に乱交してます」
「ええと……念のため確認するけどここまで全部事実だよね、アイリーナ様」
「嘘は入っておらんな」
「……それぞれ違うエロ絵巻を十個ぐらい混ぜたような話に思えるんだけど、あたしの想像力が貧困だったのかな……」
グロリアさんが頭痛を抑えるようなポーズを取る。
雌奴隷たちが、いかにも愉快、してやったり、というようにニヤニヤ笑顔をかわす。
とにもかくにも。
「そんな面子に、今さらあたしみたいなのが乱入したって、嬉しくもなんともないんじゃないかい……?」
「そうでもないですよ……結構おっぱい大きいですね」
「人並み程度にはね……この大きさで大きいって言うなんて、さすがエルフを食い散らかしてるだけはあるね」
グロリアさんはやや引け腰な感じになりながらも、俺の目の前に寄って来る。
ちんこをひたすら左右からペロペロしていたオーロラとアイリーナが場所を譲り、俺は目の前に来たグロリアさんのおっぱいを下から持ち上げるように揉む。
さすがにシャロンほど迫力はないが、エルフの基準で言えば結構立派なおっぱいだ。卑下するほど小さくはない。多分ちんこも挟めるだろう。
「これで不満っていうと、砂漠南方で娼館慣れした奴の言うことじゃないですか」
「南方まで行かなくても、ここらの人間向きの娼館にはそれなりの乳の女が多いっていうからね……まったく、随分と丹念に揉んじゃって」
「おっぱい大好きポルカっ子で通ってますから」
「何だいそれは……」
とはいえ、この場に極端に巨乳な面子が混ざっていないせいか、俺の言葉が嫌味に響いている様子はない。
「巨乳も普通っぱいも、微乳もみんな素晴らしい。どれも揉みたいし吸いたいです」
「本当かのう? わらわが相手している時は滅多に乳なぞ吸わんではないか」
「お前はおまんこがすごすぎるの。あと体小さすぎて、セックスしてるとおっぱい吸うのに相当体勢無理しないといけないし」
「……こんな小さい娘とも、本当にセックスしちゃってるんだねえ」
グロリアさんがしみじみと言う。まあ普通どうかと思う幼さなのは否めない。
「自慢ではないが、お気に入りにされておるぞ。わらわとしても……もう最近は、我が身はチンポが入っている状態の方が自然なのではと思うほどに馴染まされておる……♪」
「……うわぁ」
俺を見て発せられたそれは、色んな意味が混ざった感じの「うわぁ」だった。
解説しなくていいです。
「そういう趣味ならなおのこと、こんな中途半端な女は満足できないかもね……っ」
「なんでもイケると言ってるじゃないですか……あ、下着は俺に剥かせてください」
「さすがにアンタほど、色んな意味で経験豊富そうな男ってのはまだ相手にした覚えがないね……」
「まあ、まだ童貞喪失して二年弱なんですけどね……」
「……今日聞いた事実の中でそれが一番衝撃的だよ」
自分でも、よくぞ二年弱でこんなにエロ体験しまくれたものと思う。
尻側に撫で込むように手を入れ、グロリアさんの下着を膝下まで下ろすと、グロリアさんは片足を抜いて、俺の膝の上に腰をかける。
「満足してもらえるか心配になってきたけど……ま、それでも頑張ってサービスしてやるから、たっぷり射精してよ。絵巻以上にあたしのマンコも気に入ってくれるといいけどね」
「グロリアさんとしては絵の腕よりもマンコで評価して欲しいモンですか?」
「評判で聞く分には絵を褒められるのも嬉しいけどね。体使って頑張った後に『絵巻の方がエロかった』なんて言われると傷つく女心も分かってくれるかねぇ」
「なるほど」
少し笑う。確かにそれはいい気分じゃないかもなあ。
「それじゃあ準備ですねー。ルナちゃん、かかれー」
「うん」
「っちょ、そんな、こっちは仕事人なんだから少し時間あれば自分でっ……あ、やぁっ!?」
俺の背後からにゅっと乗り出したテテスとルナは手と舌を伸ばし、グロリアさんの体をまさぐり、乳首を猫獣人の舌で刺激し、クリトリスをひねり上げる。
それに呼応するようにオーロラは足を閉じないように手で支え、アイリーナはちんこに追加で唾液をまぶし付ける。
身悶えするグロリアさんだが、レッドアームとエースナイトの腕力の前では大した抵抗も出来ず、全身を好き放題に蹂躙されるしかない。
「あ、ちょっ、あたし後ろは得意じゃっ……ないってば、んぎっ……む、無理に入れないでよぅっ……ひう、ご、強引に広げないでっ……」
「コッチも慣れると気持ちいいんですよー? 私なんてほとんどコッチ専門に調教されちゃってるんですから……♪」
「それはお前が変態だから夢中になりすぎただけだ」
「てへ」
「丹念にほぐしておきませんと……見た目よりもアンディさんのおチンポはゴリゴリきますものね。それがたまらないのですけど♪」
「な、なんなのよぉっ……」
俺の膝の上で幾本もの手に蹂躙され、見る間に熱い雌汁が膝に滴り始めるグロリアさん。
俺はまだ唾液を亀頭に流し落としているアイリーナの頭を軽く横に押し、グロリアさんの腰を引き寄せる。
「はあっ……はあ、あっ……あ、あたしは、サービスしに来てるって、のにっ……やられるがままにさせる気かいっ……」
「すみませんね、せっかちな雌奴隷たちで」
「うぅ……」
少し涙目になっているグロリアさん。
「別に順番待ちで急いだわけじゃないですよー。っていうか今夜はゲストがいるんですから、ご主人様のおチンポ取り合うような無粋はやめますし」
「ま、スマイソン殿が満足せぬうちにそなたが落ちてしまえば、その限りでもないがのう」
「ふふ。これでも淫蕩のための奴隷なのですから、お役に立ちたいだけですわ♪」
「ん」
雌奴隷たちの言い分は置いておき、すっかり俺もグロリアさんも準備が整う。
俺はクルリと体を入れ替え、ベッドにグロリアさんを押し倒す体勢を取る。
「っん……こ、ここまで盛り上げたんだから、三こすり半でイッちゃうような醜態はナシだよ」
「努力はします」
最後の抵抗のように強がるグロリアさんに微笑みかけ、俺は彼女の膣内にちんこを突き入れていく。
「ふ、んんーっ……!」
「お、……うっ」
そして、彼女の膣内の熱さとうねりに軽く声を漏らしてしまう。
これは……なんとも、素晴らしい名器だ。
異種族の肩身が狭く、狭いコミュニティで多くを望めない土地柄とはいえ、娼婦としての彼女にああまで熱狂的なファンがついているのは少し奇妙な気もしていたが……納得。
突き込む動きにも甘やかな快楽、引き抜く動きにもすがるような悦楽。
腰を僅かにでも動かすたびに色彩豊かな快感がちんこに刻み込まれ、どんな動きをしても気持ちいい。
乱暴に。繊細に。
愚直に。捻り込むように。
揺らすように。暴れるように。奥を打つように。入り口を鳴らすように。
思いつく限りの腰使いで彼女のマンコを楽しむ。
どんな使い方をしても、彼女のマンコはそれだけで一級品という感じだった。
あらゆる大きさのちんこを楽しませる、「魔法の名器」と言われるオーガマンコの噂を思い出す。それにも近いのではないかと思う。使ってみたことないけど。
「こ、れで……不満な奴がいた、っていうのが、信じられないですねっ……!」
「ど、どうだい……って言いたいところ、だけどっ……」
俺の抽挿に、彼女は息も絶え絶えで、目の焦点もぼやけて涎も垂れていた。
「あんたのチンポっ……確かに、スゴい、かもっ……♪ あたしのいいトコばっかり、狙ってっ……♪」
「……お互い気持ちいいなら何よりですけど……すみません、そろそろっ……!」
「い、いいよっ……いい、思いっきり、イッてっ……気持ちよく、イこっ……♪」
俺の腰に脚を絡めるグロリアさん。
「あ……それと、言い忘れてましたけど……俺の射精、ちょっとダークエルフの魔法で凶悪な感じになってますんで……覚悟してください」
「え……」
「……ん……く……っ!」
喘ぎながらも少しだけ疑問符を浮かべているグロリアさんに、俺は持続する快楽に導かれるままに精液を打ち放つ。
「っ……ちょっ……え、あ……ああっ……!?」
猛烈な勢いで胎内を押す精液の感触に、グロリアさんは戸惑った声を上げる。
俺はその間にも腰を軽く動かし、その動きにめくれたヒダから漏れた白濁が、リズミカルに隙間を噴き出す。
「まっ……こ、こんな、出しすぎっ…………」
「すみません、割と非常識な量で……」
「……こ、こんなのっ……反則っ……おなかいっぱいだよっ……」
「あ、それと」
「……まだ何かあるの……」
「続けてもう二、三戦お願いします」
「!?」
一向に萎えずに再び抽挿を開始する俺のちんこ。
名器を楽しみ尽くすため、気ままに深く浅く、右に左に、と動くたびに白濁液が膣内から溢れだす。
「えっ……ま、待って、あんなのっ……続けて、ブッ込まれたら……っ♪」
「出来るだけ頑張ってください。あ、俺、その気になると朝までこんな感じに休みナシでヤッちゃうタイプなんで」
本当はそんなにヤるつもりはなかったんだけど、グロリアさんの膣が予想外なまでに名器だったので、ヤれるところまで楽しむ気になってきてる俺。
「頑張ってくださいねー♪ 完全にもう駄目そうってなったら私たちが代わりますんで♪」
「わらわよりも気持ちよいか? どうじゃ、スマイソン殿」
「正直選びづらいくらいイイ感じ」
「強敵出現ですわね……」
「たぶんヒルダほどじゃない。大丈夫」
翌朝。
「……不覚にも程があるわ」
目覚めたグロリアさんは頭を掻きながら苦い顔をした。
「これでも割と自信あったのに、完全にイカされまくって気絶なんて……」
「いやグロリアさん割と頑張ってましたよ? でもうちのご主人様ってば、昨日も言ったみたいにメチャクチャなセックス祭りとか百戦錬磨ですから……んっ♪」
「っていうか何この状況」
「これは私たち雌奴隷の『朝の儀式』って言いまして……ご主人様のおチンポ用奴隷っていう自覚を忘れないために、全員毎朝子宮口におチンポでキスしてもらうんです……♪」
目覚めたグロリアさんの前で、下半身脱いだり全裸だったりする雌奴隷たち(全裸なのはシャロンとライラ)が次々交代で俺にまたがっていく。
部屋の隅っこでベアトリスが困惑していた。
「え、これ私もやるの……?」
「あなたはまだいいんです」
まだ、ってなんだよネイア(下半身裸)。
いや、俺もなんか最近時間の問題って気がしてきたけど。
(続く)
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