アルメイダは一本気というかなんというか、ひとつの事に気持ちを向けると他のことを忘れやすい。
やれと言われたら気が散らないという意味では、ものすごく兵士向きな性格だとは思う。
「はむっ……ん、ちゅっ……んぶっ、れるっ……」
「ちょっと、ずるい。私にも舐めさせて」
俺の足元に這い、口だけで俺の股間に吸い付き、精液やら愛液やらの混じった潤いを夢中になって舐め取る姿に、アフィルムでも大いに名の知れた凛々しい美騎士の面影はない。
もっとも、本人はそう称えられるのを誇っていたわけではないだろうけど。
「っていうか、いつまで舐め続けてるの」
「……ん、んちゅっ……んぐ、んんっ……」
「『お母様』、そこまで」
ぐい、とマイアがアルメイダの額を押して離れさせる。
「んく……な、何故だ」
「そのままじゃお父様も我慢できなくて出しちゃう」
「む、無論飲む」
「もうお父様随分出しまくってるから無駄撃ちさせちゃ駄目」
……うん、人数はこなしてないわりに疲れてきたと思ったら、そういやオナニーだけでいっぱい出しまくってたね。
「見た感じ普通に見えるけど、いつものつもりであんまり無茶させるとちょっとヤバいかもねー。アンディ君って一回の物理的消費量が激しいから……」
ヒルダさんが頷き。
「魔法で多少は補えるけど、調子に乗って全員二周とかしたら、ポルカに緊急搬送しなきゃいけなくなるかも☆」
「え、いや、そんな」
「多分まだまだイケる感じなんだろうけど、体感はあんまり信用しちゃ駄目よー? 自分が重量ベースでどれくらい出してるか冷静に考えてね☆」
「…………」
えーと……ジョッキ一杯……とは言わないまでも、へたすりゃ小便って量を何回だ……いまんとこ二十数回?
この出してる量を三回の食事で補うとして……一食につき数キロずつの食料を完全に無駄なく血肉としなくちゃいけないわけで……。でも俺そんなに食ってない。
「……あ、あれ? よくもつな俺」
「ポルカだと霊泉が足りないものを補ってくれるから、普通の食事でも充分健康にやっていられたけどねー。遠出してる時は調子乗らないほうがいいかもよ? 私も折を見てそこらへんの調整する薬や魔法出すけれど」
「あ、ありがとうございます……」
改めて霊泉のすごい効能を思い知った気がする。俺そんなに体酷使してたんだ。
言われてみれば、ポルカ以外の場所に遠征する時は結構いろいろ忙しくて、エロい生活してたとは言っても、それぞれのインターバルが大きかったりしたもんな。
「本当は射精量を少なめに調整するのがいいんだけど、もうアンディ君の体が今の量に慣れてるからねえ……余計なストレスが変なところにかかっちゃいそうでね」
しかしなんで今になって……って、そうか、オナニーってセックスに比べて体力使わないからか。オナニーで酷使すんの右手だけだもんな。
そのへんの耐久力と精力のバランスがこんなに悪い真似をしたのは、ある意味では初めてなのか。
「ま、そういうわけで……アルメイダちゃん、ザーメンごっくんは今夜はお預け。ね?」
「わ、わかった……わ、私だって一度きりなら、し、子宮に欲しい」
アルメイダは口元を淫液で汚しながらも、自らの引き締まった下腹部を無意識の仕草で撫でる。
「あなた。それならこの娘に、早く注いであげてくださいな」
ニコニコと微笑みながら、フェンネルが膝の上のエマを優しく撫でる。
「…………お、お願いします、お父様」
エマは少し緊張気味。変なイメージプレイをしていること以上に、もっと硬くなる理由がありそうな……って。
「そういえばまだ……処女か」
「あら。お父様に処女を捧げるなんて羨ましい」
クスッと余裕のフェンネル。ビクッと少しだけ震えるエマ。
う、うーん……いや、ちょっと待とう。
こういうタイミングで、こうもドサクサで初めてっていうのは……ちょっと可哀想な気もする。
せめていつもの乱交ならともかく、たっぷりザーメンひっかけるプレイで無駄撃ちした後に親子イメージプレイはなあ。
いや、そんなこと言うと、今エマを抱えてるフェンネルなんて、何の気なしに温泉で他の娘と一緒くたに処女喪失した後、長いこと乱交の脇役専門だったりしてたけどさ。
「……う、うーん」
「流石に悩みますか。このタイミングで処女切るのは」
テテスがそっと寄ってきた。
「ま、まあなあ」
もうちょっと思い出になるのがいいですもんねー。……じゃあ決まりでしょ、ご・しゅ・じ・ん・さ・ま♪」
「え……」
「今日のところはアナルですよアナル♪」
「!」
テテスの入れ知恵を聞いて、さすがにちょっと恐怖したように表情が強張るエマ。
「っ、そ、そんなお気遣いはいりませんから……!」
「これはエマさんの問題っていうよりご主人様の気持ちの問題なんですよ。せっかく手に入れた上等な雌奴隷の初物を、他の遊びのついでで切っちゃったら、じっくり楽しめないでしょう? あなたのカラダで処女膜を味わってもらう人生唯一の機会なのに、ご主人様にそんな残念な思いをさせていいんですか?」
「う……っ」
「大丈夫ですよ、おしりも気持ちいいですから……私なんかむしろおしり犯される方がたまらないくらいですから♪」
「いやいやそれテテスちゃんだけだからね? 基本尻ってナシだかんね?」
ナリスがようやくツッコんだが、まあテテスの歪んだ認識はともかくとして、処女だからやっぱ今日は見送り……と言っても、意外と頑固なエマが納得してくれるとも思えないし。
えーと、イメージプレイ的に言い直すとして。
「……エマ。父親としては、お前の処女はそう簡単に貰うわけにはいかない……わかってくれるか?」
そう言ってエマの裸体をそっと撫で、フェンネルにエマの膝を引っ張らせて、尻穴を突き上げさせる。
脇から顔を出したヒルダさんが尻が切れないようにする魔法を用意してくれているが、エマは硬い表情のまま。
「お、お気遣いなど要りません、お父様っ……ど、どうしてもそちらを味わいたいというなら捧げますが、私は元より生涯お父様以外にこの子宮を穢される気などありませんっ……!」
「…………」
ちょっとジンとくる。
エマとしては一応「お父様」と呼ぶルールを遵守しつつ、首輪付きドラゴンとしての気持ちを示したただけなんだろうけど。
こんなに凛々しくて健気で美しい愛娘に、もしこんな風に「お父様の精子のためだけの子宮なのです」なんて言われたら、流石に俺も我慢できないかもしれない。
「エマ……可愛いな、お前は……ますます大事にしたくなる」
「そ、そんな……」
まんぐり返されているというのに、少し照れるエマ。
「……だから、お尻から楽しませてくれ」
「……っ、は、はい……っ」
エマの尻穴に唾を垂らし、ちんこを押し付ける。
いよいよ、この娘の体内に……俺の性欲を、刻む。
「お、お父様っ……」
小さく呟き、ぎゅっと目を瞑るエマ。
俺はその仕草すら愛しく感じながら、エマの尻穴をぐいぐいと貫いていく。
「ひぅっ……ぐ、ぅっ……っっ」
「苦しげじゃな……ま、そちらに入ってくる感覚は独特じゃからのう」
「そういえばアイリーナさんもアナル同盟でしたっけ」
「そんな同盟なぞ知らん」
エマが挿入の異物感に耐えている間にも、外野は好きなことを言う。
力の入ったなかでの強引な挿入だが、それでもなんとか無理なく入っていくのはヒルダさんの魔法のおかげか。
「ま、まだ……まだ、入るのですかっ……」
「もうちょっとだ……あと、少しだけ……っ」
「っく、ううっ……!!」
ずぷり。
と、最後の少しの腸壁を押しのける感触と、エマのお尻との密着感。
エマは異物感で涙目だが、俺は……この娘の体内に滾る肉棒を打ち込んだという達成感、そして重厚な肉の快楽に神経が高ぶり切っている。
こうして繋がってみて改めて思う。美しくて繊細で、折れそうで、高潔で……マイアとはまた違う魅力を持つ彼女を、俺の薄汚い性欲で汚すということの、なんという背徳感か。
どこか動物的で盲目的なまでの愛情を示すマイアと違い、理性的で気高いながらも俺に染められることを渇望し、どこか器用でなく、それでも熱烈に尽くす彼女はやはり、今までの雌奴隷たちとはまた違うものがある。
そんな彼女の愛情を受け、じっくりとそのカラダを味わうことのできる特権の、なんと甘美なことか。
すぐにも前の穴も征服してやりたくすら思うが、俺はその尻穴をじっくり味わうことに集中する。こちらもまた、ぞんざいに犯し捨ててしまうにはもったいない。
「んく、ふ、うっ……く、あふ、んんっ……」
「力を抜いて。感覚に逆らわないで……全部アンディ君に委ねてしまっていいのよ☆」
ヒルダさんの囁くようなアドバイスを受けながら、嬌声を押し殺すエマ。
銀の髪が脂汗に濡れ、それもまた艶かしい。
俺はだんだんリズミカルに腰を振る。硬直しがちなエマの体は、フェンネルが支えてくれている。
そして、やがてエマの鼻声も苦しさよりも別の色が目立つようになり、余分な力が抜けたおかげで俺も動きやすくなり、どんどん快楽に集中できるようになって。
いつしか、俺の腰は何の遠慮もなしに、初めて男に体を捧げる少女の尻穴をスパンスパンと激しく打ち付ける。
エマはいつの間にか切なそうな目をし、ヨダレを垂らしながらも俺に手を伸ばしていた。
俺は彼女のアナルを存分に味わって高まる。出しすぎたことでどこか筋肉以外の場所に疲れが出始めている体ながら、それでもこの少女に快楽の証を吐き出したいと本能が叫ぶ。
そして。
「く……エマっ……エマ、出すぞ、出すぞっ!!」
「お父様っ……お父様、……主様っ……!!」
快楽が、視界を奪う閃光のように弾けて、エマの尻に思い切り深く腰を打ち付けて、射精する。
「ぐぅっ……か、ふっ……!!」
少し苦しそうなエマの呻き声。
「全部お尻で飲んじゃった……お尻って結構入っちゃいますからねー」
「おなかグルグルいいそう……」
「ほほ、竜を侮るな。その程度は平気じゃろ」
外野がそれを解説してくれる。
俺は痙攣が収まってから尻穴からちんこを引き抜き、一息。
「お疲れ様でした……ほら、エマ、お礼をお言いなさいね」
「……お、お父様っ……子種、ありがとう……ございますっ……」
……ちょっとだけ。
イク瞬間に「主様」になったのが、娘がちんこに屈服して隷属する瞬間のように思えて余計興奮したというのは内緒にしたい。
(続く)
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