「いくぞ……イクぞ、クリスティ、孕めよっ……!」
「は、あっ、あんっ、くる、きちゃ、あ、ああっ……んはぁぁぁあっ♪」
 クリスティの膣内にたっぷりと射精。
 霊泉の回復効果があるので、後先なんて考えなくてもいい。疲れ果てたらゆっくりお湯に沈んで休む。
 そして、性交中は雰囲気に呑まれて静まる彼女らが、息を吹き返したように話すポルカや森の噂話に耳を傾ければいいのだ。
「ふぅ……っ。ちょっと休憩……」
「例のカールウィン騒ぎより前に比べると、少し体力が落ちておるのではないか?」
「そうは言ってもなぁ」
 アイリーナに肩を竦めつつ息を整える。
 後背位で犯し抜いたクリスティからちゅっぽんと抜いたちんこは、手招きしたマイアにすぐさましゃぶらせる。そしてあらかた綺麗になったところで湯の中に腰を下ろし、休憩態勢。
「むしろ素の体力は上がっててもおかしくないと思うんだけど」
「どうもご主人様って、えっちと通常の体力が別勘定っぽいですよねー。正直これだけデキるなら、普段の能力もレッドアーム級でも全然おかしくないのに」
 どうも男サイドの夜事情を見聞きするに、俺みたいな勢いでヤリまくれるのは、普通の人間はおろか、盛りのついた猫獣人でもなかなかいないようだ。
 というか、エースナイトやマスターナイトでもベッドで激しいとは限らない。そういう意味ではみんな別勘定なのかもしれない。……コッチだけ極端に強いってのはなかなかないのだろうけど。
「さてと。次あたりテテスとナリスかな」
「ナリスちゃんは気取ってるから後回しでいいんじゃないですかー? ベアトリスやっちゃいましょうよ」
「ちょっ……なんでテテスちゃんが決めんのっ」
「え、い、いやっ」
 ナリスとベアトリスが同時に驚きと困惑の声を上げる。
「……ベアトリスは雌奴隷じゃないぞ」
「でも一発やっちゃってるんでしょう?」
「そりゃそうだけど……必要があってしたことだからなあ」
 ベアトリスの左手は今や、一度は切り落とされていたというのが信じられないくらい、綺麗に治癒している。
 そのことを改めて思い出したか、ベアトリスは左手をお湯の中でにきにきと開き閉じしている。
「別に、そういう特殊な必要がないのにセックスするような間柄じゃないし。……裸は眼福だけど」
「っ!?」
 ベアトリスは、そこで初めて気づいたようにばしゃっと身を抱く。
「なっ……な、何言ってんのよっ!?」
「ほ。こやつの貧相なカラダなど、これだけの女が揃っておるのじゃからどうでもよかろうに」
 長身巨乳の完璧プロポーションを誇るライラがそういうこと言うと、誰も反論できやしない。
 が、俺はあえてそれを否定する。
「いいかライラ。大きいおっぱいには大きいおっぱい、小さいおっぱいには小さいおっぱいの良さがある。上があれば下はいらないということじゃないんだ」
「それにしても、こやつは大きいとか小さいというより貧しいと言うべきではないか」
「いいもの食べて、霊泉で悪いところもよくなって、どんどん綺麗になってるじゃないか」
「まだまだじゃ。このポルカなら、そこらの町娘の方がよほど男好みの裸に仕上がっておろう」
「っぐ……」
 ベアトリスは赤くなりつつも何も言わない。俺には褒められ、ライラにはダメ出しをされ、どういう顔をしていいかわからないという感じだ。
 隣にいたネイアが慰めるように頭を撫でた。
「気を落とさなくても、まだあなたは成長途上なのだから……これからです」
「な、何がよっ」
「……羨ましいんでしょう?」
「う、羨ましい!? そんなわけないでしょっ……あ、あんな男に、あんなにだらしなく、気持ち良さそうな顔でっ……お、犯されるなんてっ……」
「……みんな綺麗なカラダしてるのが、ですよ?」
「…………」
「私もこちらに来たばかりの頃は、全身傷だらけで、こんなエルフやドラゴンの間では見せられた物じゃありませんでしたけど……」
 ベアトリスがぶくぶくと半沈没しつつ凄い顔をしている。よっぽど微妙な勘違いが恥ずかしかったのだろう。
 そこを気にしてニヤニヤしているのなんてテテスぐらい……いや、よく見るとセボリーもニヤけてるけど。
「それで結局、抱きたいのですか? 違うのですか?」
 ようやく余韻から復帰したクリスティが、べったりと俺に火照った身を寄せつつ囁いてくる。
「今のところは別にエッチする必要は感じないけど、俺は女の子の裸は大好きだ」
「くっ……げ、ゲスな男ねっ」
 気持ちネイアの陰に隠れるようにしつつ、ベアトリスは睨んでくる。
 まあ盾にされているネイアがまた立派なおっぱいをしている上に隠さないので、眼福自体は変わらないけど。
「本当のゲスなら褒めたりしないし、黙ってヤリ捨ててから貶すと思うけどー」
「滅入るような想像するのはやめようよテテスちゃん……」
 テテスの言う通りだと思うので、ちょっと心外だ。
「さてと。ナリス、こっちこっち」
「……はー……まあいいですけど」
「なんだよ」
 妙に含んだような溜め息をつくナリスに問い返すと、ナリスはベアトリスを横目でチラリと見て。
「二人っきりか、雌奴隷の子ばっかりの時ならそりゃ素直にえっちしてもいいですけどー……って言おうと思いましたが、ココってプライベート空間なのは事実ですし、ベアトリスがついてきた経緯を考えると文句言ってもしょうがないかなーって。ま、恥ずかしがろうにも、どうせもう裸ですし」
「その微妙な諦めの表情されると、勢いつけにくいんだけど……」
「人にまたがらせといて何抜かすんですかコノヤロウ」
 対面座位の恰好でナリスは既に密着していた。ちんこ挿入位置を腰で探っている段階。
「ナリスちゃんが先ですかー……」
「何が不満なのさ! 別にいいじゃん!」
「え、なんか感覚的に私の方が先って気がしない?」
「理由もなく感覚とか言われたって同意のしようがないよ!」
 亀頭が肛門と陰唇の間辺りを撫でてるのにテテスと漫才を続けるナリスはつくづく物語のヒロインにはなれない奴だなあ、と思う。
「そろそろ黙っとけー。挿入するからな」
「はぐっ……んぅっ……♪」
 手でちんこの位置を固定し、ナリスの腰を押し下げる。
 ナリスは俺の肩に腕をかけた状態で大人しくそれに従う。
 ぶゅり、ぐちゅりと膣内の空気を押し出しながら、陰唇と膣ヒダが亀頭を撫で、食いついていく。
 口はいくらお喋りでも、やっぱり膣内は気持ちいい。
「ところでナリス」
「なっ……なん、ですかっ……」
「妊娠する気はない?」
「なっ……い、いきなり何聞きやがるんですかっ……っ!」
「妊娠しちゃえー♪」
「ちょっ、なっ、やめてやめてその手魔法解く気でしょやめなさいバカー! チンポ入ってんだぞーっ!」
 ナリスの腰にテテスがわきわきと手を這わせる。冗談なのかどうなのか。

(続く)

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