アイリーナの背後に並んでいるのはローリエ・セボリー・フェンネル・オレガノのエルフ四人娘とクリスティ、全員がメイド服。
「えっと……どういう?」
ちょっと唐突なので反応に困り、アイリーナに説明を求めると、アイリーナは「うむ」と頷いて得意げに説明を始める。
「ここのところ、そなたが気を使うのは新参と古参ばかりじゃからのう。どちらでもないわらわたちとしては、気を引くにも一工夫が必要じゃとオレガノめが言いおったわけじゃ」
「でもメイド服自体はオレガノたちも結構……」
前から何度か披露してたはずだ。っていうかローリエ以外は仕事の制服だし。
「そういう作戦と言い張ることで、クリスティに年甲斐もない恰好をさせられるじゃろう」
「やっぱりそういう理由なんですか!」
クリスティが真っ赤になった。
「別にそなたをからかうためだけではないぞ? 合わぬと思うておる物を無理してでも着るからこそ、真心が伝わるというものじゃ」
「わ、私を騙そうなどと!」
「だいたい、素っ裸ですらもう恥ずかしくもないじゃろう。結界牢では朝から晩まで日の下で丸裸を晒しておったじゃろうに」
「そういうことではないんです! と、年甲斐もなくなんて言われて平気でいられるものですか!」
いや、あのなクリスティ。別にメイド服は本来若い娘専用じゃないんだぞ? アイリーナはからかってるけど普通におばちゃんだって着るんだぞ?
というか、クリスティは400歳とはいえ、人間の基準で言うと充分に若い外見をしているので、気にするほどトウがたって見えるわけでもない。
「や、やはり脱ぎますっ。笑い者と知りながら付き合えませんっ」
「クリスティ。駄目だ」
俺はクリスティを制して、床を指差す。
「その恰好をしたからには奉仕しろ。……フェンネル、本職として奉仕を教えてやれ」
「はい……」
楚々と近付いてきて俺の腰に寄り添うように跪くフェンネル。クリスティは少し迷い、羞恥に震えながらもフェンネルの隣に膝を揃える。
「まあ、おちんちんへの奉仕はメイドさんが本職ってわけでもないと思いますけどねぇ」
セレンが苦笑いをする。うん。そうだよね、どっちかというとそれは娼婦だよね。
……と思ったが、ズボンを開いてちんこを引きずり出したフェンネルは、躊躇なくちんこを唇で愛でながら上目遣いで微笑む。
「私は、ご主人様のおちんちん専用メイドでも構いませんよ……?」
「……お、おう」
「毎日、いつもご主人様の傍に控えて、ご主人様が手を休めるたびに足元にしゃがんで……ことあるごとに精子を飲み続けるような、そんな生活を……させてくれますか?」
「……ちょ、ちょっといいかも」
「ふふっ」
フェンネルは、唾液に濡れたちんこに頬ずりしながらうっとりと微笑んだ。
しかしそれには背後に控える残りのメイド、というかセボリーやオレガノたちがブーイングする。
「ずるいですよフェンネルさん! 抜け駆けは!」
「わ、私もご主人様のザーメン係したいです!」
「……どっちかというと飲まされるなら下の口がいいけど」
スカートを軽く引きながらボソリと言うローリエは、微妙におっさんみたいなセンスだった。
そして頬に手を当てながらアップルがしみじみと言う。
「アンディさん、量多いですからね。真面目な話、飲みきれないと思います」
ジャンヌもうんうんと頷く。
「アンディの場合、回数もハードだなや」
お前ら穏やかに妙なこと指摘するんじゃないよ。
「そ、それなら……交代で飲むしか、ないのでしょうね」
クリスティはフェンネルに促され、唾液まみれのちんこにそっと舌をつける。
恐る恐るのチロチロとした舌使いではなく、性への飢えを感じるような、唾を塗りつけるような舌使いが亀頭を裏から左右に撫でていく。
それにフェンネルも加わる。
左右から奪い合うように舌を差し出し、ちんこを二枚の舌でと二対の唇でもみくちゃにする。吐息がかかり、唾液が二人の顎に伝う。
教える、なんてのは建前にもならず、早々に二人のメイドがちんこを貪り舐めるだけになる。
「……クリスティ。いいぞ……お前みたいな綺麗で地位もある女を、チンポしゃぶりメイドとして使うっていうのは……男としちゃ、たまらないんだ」
「はふ、ん、れるっ……ん、んっ……そん、なっ……♪」
「こうしてチンポをチヤホヤしてもらうと、ポルカに帰って来れてよかったと思うよ」
「当然じゃ。むしろこれからはイチモツを使うのに専念してもらわねば困る」
アイリーナがもっともらしくとんでもないことを言う。
「いつでもそなたのザーメンに身を捧げる、淫猥な誓いをさせられた女が何十人と待っておるのじゃ。今まで仕事仕事と手を抜いておった分、耽ってもらわねばのう」
「じゃあまた結界牢で全裸村でもやるか」
「いっそのこと、氏族会議にあの結界牢をよこせと掛け合っても良いくらいじゃ。そなたはあそこに定住して、毎日毎晩イチモツを女の膣に入れて生活しておれ。わらわも一緒に十年はしけこんでやるぞ♪」
「駄目ですよアイリーナっ……あそこは、れろっ……はむ、んちゅっ……今、イエロードラゴンの彼に貸しているでしょう……ん、ちゅうっ……っ」
「そうじゃったか。うむ、なかなかうまくいかんのぅ」
「っていうか、できたばかりのマイホームを廃屋にさせるような誘いはやめてくれ。……そういう生活も一度思いっきりやってみたいけど」
俺が本音を言えば、ドラゴン三頭が顔を見合わせて肩を竦める。
「ほ。我らがおればいつでもできよう」
「アンディ様がやりたいなら、何日でもおちんちん入れたままでいいよ」
「その……何故、しないのですか?」
エマは割と本気で疑問らしい。まあ、ドラゴンライダーの野望としてはささやかに過ぎるかも。……女の子側も全員大賛成と言いそうな案だし。
「仕事が済んだら……っていつも思ってたんだけどさ。一応、特務隊としての義理は全部済んだから……あ、そろそろ出そう……」
「無駄撃ちはするでないぞ、スマイソン殿。出すなら孕むように出すのじゃ」
「え、えっと……誰に」
「あ、それなら私が……」
「わっ、私ももういつでも入れられます」
セボリーとオレガノが争って手を上げる。
証明を求めてスカートを上げさせると、少し頬を染めつつ二人は従い、下着をぐっしょりと濡らしていた。
「アイリーナはどうだ、今突っ込んで大丈夫か?」
「む、無茶を言うのう……尻を出せというなら出さぬでもないが」
そう言いつつも、まんざらでもなさそうに頬を緩めつつ帯をほどくアイリーナ。
しかし射精感は相当盛り上がってきており、このまま出すならともかく誰かの種付けを前提にするとモタモタしている余裕はない。
よく考えればフェンネルとクリスティに舌を止めさせればいいことだけど、そこまで思い至らずに俺はセボリーの手を引っ張った。
「お前でいいやっ……」
「あ……っ♪」
腰を引いてクリスティたちの舌の拘束から抜け出すと、慌ててお尻側のスカートを上げるセボリーの下着を乱暴に引っ張り(思ったより力がこもってしまって千切れた)、グイと前傾させて突き出させた尻を掴んで、かなり強引に膣穴にねじ込んで……陰唇を掻き分けて膣道に入ったあたりで俺は射精を開始してしまう。
「うおっ……あ」
「はんんっ……く、あっ、出て……出てるのに、そのままぁっ……♪」
セボリーはスカートを絞るように引っ張りながら腰を突き出し、喉を反らせて歓喜の声を上げる。射精をしながらもそのままセボリーの膣内を突き進み、濁液で滑りを補いながら子宮口を目指して押し込んだからだ。
無論、俺の精液は下品な音を立てながら膣の隙間を縫って噴き出し、セボリーの腿や床が粘液に派手に彩られる。
「っ、はあ……はあ、はあ……これで、いいんだよな……?」
「あはっ……あ、ありがとうございますっ……♪ 久しぶりの、ご主人様の子種ぇっ……♪」
快楽を感じる間もなく中出しだけ……という暴挙にもかかわらず、嬉しそうに礼を言うセボリー。
そして、グチョグチョの股間を見せ付けたのに選ばれなかったオレガノは、少し恨みがましい目をする。
「セボリーは妊娠しないのに……」
「……あ、あれ?」
「避妊魔法かかったまんまですよ、セボリー」
ちんこを膣奥で前後させながらセボリーを見ると、ちょっと気まずそうに目を逸らした。
「……おい」
「あ、あははー……えっと」
「全く……まあ気持ちよかったからいいけど」
「で、ですよね?」
ちょっとだけ「よかったー」的な雰囲気になりかけたセボリーを、半裸のアイリーナがズビシとチョップで叩く。
「無駄撃ちではないか」
「だ、だってえ……」
「まあそう責めるなよアイリーナ。だいたい俺は子作りだけが目的のセックスはあんま好きじゃない。エッチの内容を細かく制限されるのはあんま楽しくないぞ」
「む……」
「時間もチャンスもたっぷりあるんだ。どうせエルフは焦ってもなかなかできないんだし、のんびり妊娠しろって」
「のんびり妊娠……とんでもない響きの言葉を使うのう」
セボリーから引き抜いたちんこを、再びクリスティとフェンネルに舐めさせる。
そしてそのへんでセレンたちが気になる。
「……なあ、今さらだけどこういうのって赤ちゃんに見せるべきじゃないよな」
「え、どうしてですか?」
「パパがみんなと仲良くしてるのはいいことですよね」
「いや、その一言で終わるのマズイって」
セレンとアップルは何も問題なさそうに言い放ったが、聞くところによるとセックスを子供が目撃するのは色々とよくないらしい。特に激しいのは暴力を振るってるように見えてしまうとか。あと汚らしい行為に見えてしまって将来過度にエロを嫌悪するようになるとか。
「どうせ赤ん坊は覚えてねえだよ」
「ジャンヌお前、息子に対してもっと愛を持って接しような?」
「心外だなや」
もう言葉だってちょっと喋る子にはしっかり配慮は必要だと思うんだ。
(続く)
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