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 そして、足が動かなくなってからも散々乗りまくられて、ようやく大半が満足したところでセレンに救出されてドナ婆さんの家に戻ると、衝撃的な光景が待っていた。
「あ、アンディ君、ミッションお疲れ様ー」
 ヒルダさんが振り返る。その下半身に、黒々とした立派なちんこが生えていた。
「……ヒルダさん?」
「これからドナちゃん公認で、残りの子をレイプしに行くの♪」
「…………」
 マジですかオイ。
「まあ全員やらなくても大部分は種付けされたのじゃからええと思うんじゃが」
「まあまあ。毒くらわば皿までっていうじゃない♪」
「……トラウマにならなければええが」


 そして、ヒルダさんが犯しに行ったところをライラの透視と幻影で見せてもらった。
 ……直接見に行きたかったけどさすがにもういろいろ、こう、水分とか栄養とか。無理だった。
『……はーい……今夜の猫獣人コロニーはエッチの宴ですよー……♪』
『……にゃっ……!? あ、あなた一体っ……?』
『トロット生まれの異種族女殺し、アンディ・スマイソン君……の代理でヒルダさんでーす』
 俺の名前を奇態な冠詞付きで名乗らないで下さい。
『……というわけで、アンディ君のおちんちん借りてきましたー』
「貸してない貸してない」
 突っ込むと、同じ幻影を見ていたアンゼロスとオーロラが気まずそうに答える。
「……あれアンディのチンポと同じなんだよ。大きさとか」
「ええ……出る精子の味まで同じでしたわ」
「待てい」
 というか飲んだのかオーロラ。
『お、おちんちん……借り……!?』
『はい☆ 私お医者さんなんでそういうのできるんです。……というわけで、アンディ君の代わりにあなたと交尾したいと思うんですが』
『…………』
 悩んでる悩んでる。
 というかあなたと交尾したいって。いくら発情が止まらない猫獣人とはいえ冷静さには個人差もあるだろうに。
『……お、お願い……します……』
『うんうん。素直が一番よ♪』
 全然冷静じゃなかった。
「……あの娘は人一倍ムッツリスケベじゃからのう」
 ドナ婆さんがうんうんと頷く。駄目だこのコロニー。
 その間にも幻影では状況が進んでいく。
 脱いだヒルダさんがまだ寝乱れた寝巻きの猫娘をいやらしく触り、胸を揉み、尻を撫でて大きな耳を舌で弄び、尻尾をしゅるしゅるしごく。
『や……っ、そんな、私っ……おちんちんだけでっ……』
『やーよー。おちんちんばかりが全てじゃないでしょ? もっと楽しみましょう……っていうか楽しませて♪』
 ……あなた、俺にはちんこというか射精だけの乱交させておいて何を。
『ひ、や、やめて耳の中いやああっ!』
『ふふふー。虎獣人の女の子診た事あるけど、その時と同じ反応ね。猫系種族みんなこうなの?』
『し、しりませんようっ! にゃうう……』
『尻尾も感度いいわよねえ……んふふー。……えいっ』
『ひ、にゃあああ!?』
 ヒルダさんは猫娘の尻尾を弄んでいたかと思うと、その尻尾をいきなり猫娘自身のまんこにあてがい……魔法ちんこで一緒に押し込んだ。
『にゃ、にゃあああっ!? にゃにをするんですかっ!!』
『ふふふ、いい締まりっ……どう、チンポといっしょに自分の尻尾に犯される感覚……!!』
『いや、いやあっ……こんな、いやっ……』
『そうでもないわよっ……体はこんなに悦んでる……ほら、おっぱいの先もクリちゃんもこんなに元気』
『や、やめ、らめええ』
『そんなこと、ない、で、しょっ?』
 ズコズコと抜き差ししながらヒルダさんは囁き続ける。俺ならこの辺でちょっと心配になるところだがヒルダさん全く容赦しない。
「ほんにえげつないのう……」
「姉上……」
「うむ、えげつない」
 ドナ婆さんとディアーネさんが遠い目をし、ライラがくすくすと笑う。
『ふふふ……この淫乱ちゃんってば。嫌がってるくせに……尻尾がおまんこのなかでおちんちんに絡みついてるわよっ!?』
『ひああっ……やああっ……ほんら、いやあ』
『いけない淫乱ちゃんは、早くお母さんになって、落ち着かないと、ねっ♪』
 さらに激しく腰を動かすヒルダさん。乳首を指で揉み潰し、引っ張りながら、尻尾が逃げないように押さえつけて一緒にまんこに押し込み続ける。
 そして、凄い勢いで腰を叩きつけて、停止。
『……♪』
『にゃあああああっ!!』
 どんどん下腹部が膨らんでいく。ちんこ生やした上、さらに精子地獄までかけてるらしい。
『……ふう。種付け完了っと。……あれれ? 寝ちゃった?』
『かひゅー……かひゅーっ』
 気絶してるんだよ。って、ヒルダさんにわからないはずはないか。
 そしてヒルダさんはちんこを消し、下着を穿いて、そっと蝋燭の火を消して部屋を出る。
『ふふー。出来るといいわね。……羨ましいわ』
 ……そして部屋が真っ暗になったところで、ライラが幻影を終わらせる。
「……あのお医者殿も、子供が欲しいのかのう」
「姉上は人一倍、子供を欲しがっていたからな。旦那に飛んでいかれてから相当フラストレーションが溜まっているんだろう」
「……むう」
 ある意味考えさせられるな。
 もしかしたらヒルダさんは、こういう風にでもいいから、とにかく子供が欲しいというほどの強力な母親願望持ちなのかも知れない。
 そんな人妻に度々エッチを迫られる俺としてはどうすればいい。
 ……できれば旦那さんが帰ってきてあげるのが一番なんだけど。なんとか心の負担を軽くしてあげる方向に少しは何か考えるべきなのかも──
「アンディ君、また複雑な顔してるー。……多分不正解よ?」
「うわっ」
 いきなり、白衣にパンツだけという恰好のヒルダさんが戻ってきて俺に駄目だししていた。
「何がですか」
「えへへー。私が羨ましいって言ったのは、アンディ君の子供、産める事だもん♪」
「どこまで俺の脳読んでるんですか!? 魔法ですか!?」
「違うよー? ……でもアンディ君、女の子に子供産ませる妄想してる時もっと幸せそうな顔してるし」
「何をどうやってそんな分析してるんですかあなたは」
「ふふー。……でもあってたでしょ?」
 ……食えない。この人は食えない。


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