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「さて。お疲れ様、アンディ」
「……すんません」
 ちょっとぐらいディアーネさんにも自分からするつもりだったのに、結局効果時間に間に合わなかった。
「謝るな。……私は慌てない。別に私にとっては首輪記念日でもなし。お前の足が治ってからでもいい」
 微笑んで俺の汁だくちんこを丁寧に舐めてくれる。
 治ってからすごいことさせられそうで怖いな。
「……ん、んちゅっ……れるっ……」
「あう……やべ、出したばっかりなんで、今キツ……っ」
 快楽が行き過ぎてちょっとした刺激でちんこが跳ねる。
 しかしそんな暴れん坊のちんこをディアーネさんは熱心に舐めて掃除し、そして芯の残り汁も吸って抜き取る。
「午前中だけで何回出したんだかな」
「数える気にもなれません」
「全くだ。……それでも萎えないってのはもう怪奇現象だな」
「みんながエロい体晒しっ放しな上にディアーネさんがそんな欲情した顔して舐めるからです」
「……そうか。私は、欲情してるか……」
「はい」
 もう、これに貫かれたい、跨って腰を振りたくりたいという熱情がありありと浮かんだいやらしい目をしている。口調だけは冷静だが、下半身にぺったりと乗せた身体は熱病にかかったように熱くなっていた。
「……じゃあ、私も……いいな?」
「もちろんです」
 ただ一人、首輪なんて形のある契約を決して欲しがらないディアーネさん。
 あくまで俺と対等の立場、あるいは少し上から甘えさせてくれる立場を維持して、その上で俺を愛してくれる人。
 この人にとっては多分、俺との絆はもう確認することではないのだろう。
 セレンと同じかそれ以上。俺との将来を確信しきった目をしている、その存在感が心地いい。
「前に、私にもアンゼロスたちと同じような泣き言を言ったことがあったな?」
「……はい」
「もう言わないのか?」
「ディアーネさんは……もう、俺なしじゃいられませんから」
 間違いだって思い知って、二度も三度も繰り返すことはない。
 だから逆に、ちょっと自信過剰なことを言ってみる。
 ディアーネさんは自分からちんこに串刺しにされつつ、それを聞いてにっこりと微笑んだ。
「あってる」
「俺のチンポが元気の源でしょ」
「その通りだ」
「いつも種付けされてめちゃくちゃ幸せそうですもんね」
「幸せ過ぎる」
「お互いスケベにも程がありますね」
「全くだ」
 ともすれば貶めるような言葉にもよどみなく答えるディアーネさん。
 もうその声音は、まあちんこの上で腰を振り始めているってこともあるけど、とにかく上から下まで愛しくて仕方ないという、睦言の声音だ。
「もう、お前のスケベチンポに犯されないと生きていけないんだっ……犯されると幸せになっちゃうっ……ここのところ全然入れてくれなかったから、乾いた土のような感覚だったんだ……!!」
「昨日から……もう腰振りまくりですもんね……!」
「うんっ……私は、アンディのチンポに潤されてるっ……お前のチンポに雨乞いの踊り、しちゃってるっ……恵みよ来い、恵みよ来いって、こんなに夢中になってっ……ん、ああっ……!!」
「あげますっ……今、あげますからっ!!」
「来てっ!! 私のココに、オマンコに恵みの雨、降らせてっ!!」
 グチャ、グチャッ、と縦にデイアーネさんが腰を振りたくる。
 テクではない。もうただひたすら愛情だけ。
 全身からラブを振り撒きながらディアーネさんの腰振り雨乞いダンスが最高潮を迎え、俺はその激しい快楽の中で微妙に腰を突き上げ、ディアーネさんの中に子種汁をぶちまける。
「んは、あああっっ!! あう、あ、あがっっ♪」
「ぐ……ううっ……!!」
 ディアーネさんの膣の中は瞬く間にいっぱいになり、見る間に下腹部が張ってくる。
 俺の精液で満タンだ。それをディアーネさんは涙目で悦びながら、そっと撫でる。
「……はあ……はあ……はあっ……」
「はーっ……はーっ……はーっ……」
 デイアーネさんが膣口の力を緩めると、まるで粗相をしたようにちんこと陰唇の間から白濁が漏れる。
 幾度も幾度も出したのに。魔法の効果とわかっているけど、その元気な射精が妙に痛快で。
 俺とディアーネさんは繋がって息を切らせたまま、なんだかわからない笑いを交わしていた。

(続く)


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