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「……ん……」
どこにぶつかったという自覚もないまま、気を失っていたらしい。
ゆっくりと目を開けると、目の前に裸の女。なんだか膝枕されているようだ。
堂々たる乳の大きさはディアーネさんだろうか。
「お、俺、どうして……」
「その前に、こっちから質問させてもらおうかの」
ん?
裸の女、ディアーネさんの声じゃ……ない?
「なんだってラッセル迷宮のど真ん中で裸の男が落ちてくるのじゃ。いくらなんでも全裸で迷宮探索とは根性ありすぎではないかえ?」
「!?」
ぼんやりだった目をしっかり開けて、驚愕。
ダークエルフじゃない。
見たことない。
でも、何故か堂々と裸で胸を張る女。
「なっ……!?」
ばしゃばしゃばしゃ、と水の中を這って後ずさる。
「ほ、元気で何より」
豪奢な黒髪、ゴージャスな乳の、目つきの鋭い女。
その後ろに、布を抱くようにしてこっちを睨みつけている幼児……いや、ドワーフの少女か?
「裸で失礼。否、裸はお互い様じゃがな」
「だ、な、えっ……?」
誰だ、と、何だ、と、どっちを先に言おうか迷った挙句、何も言えずに混乱する。
すごいおっぱいの美女はニヤニヤしながら腰に手を当てた。
「我がドラゴンパレスへようこそ、人間の坊や」
(続く)
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