ルナとオーロラは俺の雌奴隷中でも下から数えて一番二番。
もちろん愛され度とかそういう話じゃなく、歳の話。
容姿でいうとそれより下が結構いるあたりがよく考えると凄い話だが、それでも根本的な「若い子とシてる感」は彼女らがトップだ。
……ジャンヌとかアイリーナとかマイアとか、意外に歳相応の精神的余裕が出ちゃうからなあ。
「こんなところで誘われるとは思わなかったけど」
「ここ何日か、えっちして欲しくてたまらなかった……」
「それでなくても最近のアンディさんときたら、少しムラッときたらすぐにドラゴンたちやアイリーナ様で済ませてしまうんですもの……これでは本家精液便器の立場がありませんわ」
「お前が本家だっけ……?」
使うところだけ、つまりお尻の部分だけ脱いでみせた二人。
その股の間をそれぞれの手でいやらしく触ると、やはりというかなんというか、満月を我慢しきったルナの方が圧倒的に濡れが早い。
「ルナの方がエッチだからまずルナな」
「♪」
「む。わ、わたくしがエッチでないと申すのですか」
そこはムッとした顔をするところじゃないと思う。
本当に最低限の場所だけ、本当にエッチなところだけを俺に嬲って欲しいと突き出している。
素っ裸で開放的にやるのもいいけど、このシチュエーションもこれはこれで興奮する。
自分も、ズボンは下ろさずちんこだけ出して。これって結構下腹部汚れるんだけど、まあその辺はオーロラに魔法で何とか隠してもらおう。
「いくぞ、ルナ」
「ん……♪」
発情とともにたっぷり潤いを感じるそこに、俺も遠慮なく押し入る。
ルナの耳は両方ともこっちに折って向けられ、尻尾は忙しなくくねる。
……他の娘より経験が少なく、力が入っている分はその激しい発情でカバー。
ルナの熱い膣に、ちんこだけが包まれる。
「っ……はぁっ……」
「こんな風に手軽に脱いですぐ入れちゃうのもいいな」
「……でしょ。ちょっとシたいと思ったら、こんな風におまんこだけ出せって……言ってね」
「俺としては時間と余裕があればもっとベタベタしたい」
「ふふ。アンディさんらしいですわね……こんな風にするのがお好きなくせに♪」
パンツを中途半端に下ろし、スカートをまくってお尻をたくし上げたままの恰好で、オーロラが上半身を伸ばして俺にキスをしてくる。
……うん。おまんこだけも好きだしタイマンラブラブもいいけど、こういう風にちやほやされるのも大好きです。
「早くわたくしにも下さいましね……アンディさん。今日は思い出していただきますわ」
「な、何を?」
「わたくしの方がずっとエッチで、アンディさんに貪られるのを待ち焦がれているということを」
艶然と微笑むオーロラ。
……これだからルナの次に年下だってこと、忘れるんだよなあ。堂に入った誘惑しやがって。
とはいえ。
「じゃあルナにまず頑張らないとな」
「うん……頑張って。いっぱい、おまんこの中ゴシゴシして……アンディのちんぽで」
むき出しの尻たぶを両手でつかみ、俺はルナに突き込みを繰り返し始める。
軍服の背中。脱げるというほど脱げていないズボン。
その普段着と、膣のヒダの感触と熱さ、そして大量の愛液のぬるぬる感と食い締めるような締め付けがコントラストを呼ぶ。
いやらしい。
種付けを求める本能を感じる腰つきが、酷くいやらしい。
俺が腰を真っ正直に振れば、ルナは気持ちいいところを求めて受ける角度を突きのたびに変える。
俺が奥に押し付け、むずがるように腰を回せば、わざと不揃いの動きをして、ちんこの暴れる感触を楽しむ。
そんないやらしい動きを、まだ十代で俺のことしか知らない娘が自然とやるのがたまらなくいやらしく感じる。
「んっ……、ん、んっ♪」
「ルナ。いいぞ、もっと子宮にコリコリさせて……」
「ん……アンディっ……気持ちいい……?」
「かなり」
ひゅんひゅんとしなやかに振られる尻尾。
公園の茂みの中とはいえ、数メートルも出れば通りだ。歩いている人も少ないが、いないわけじゃない。大っぴらに声を上げることも激しく体位を変えることも出来ないが、だからこそ興奮する。
性器と性器だけの発情交尾。
ただ性器の快楽だけを求め合う交尾。
……やがてそんな密やかな性器の擦り合いにも、終わりが来る。
「ルナ……出る、出るけどっ……」
中出しがいいのか、外出しがいいのか迷う。
中だとちょっと大変かもしれないが、外に出そうとして服にかけたらもっと厄介。
……と思うと、オーロラが囁く。
「中に出してあげてくださいな」
「でも」
「ふふ。次の水浴びまで、ルナさんと二人でアンディさんの精液をキュッと溜め込んで過ごすのです。今からずっと、わたくしたちのおなかを見ながら、この女の子宮でご自分の精液が今まさに泳ぎ回っている……と想像してくださいな。幸せなことですわ」
「……っっ」
オーロラの囁きに背筋が、骨盤がふるりと反応する。
それと同時にルナの奥底にちんこを深く深く押し込み、射精を開始。
「ひぅ……にぅぅっ♪」
「ルナっ……!!」
「……っ♪」
びゅく、びゅく、びゅく。
……ルナの子宮に、吐きつける。
そして、息を荒くするルナの体内からちんこを引きずり出すと、オーロラがひょいと手を出してルナのパンツとズボンを引き上げた。
「にゃ……オーロラ……?」
「ふふ。せっかく受けたアンディさんの子種、漏れてしまうでしょう……?」
「……ど、どうせ栓でもしないとぱんつにあらかた出ちゃうけど……」
「頑張って締めましょうね。……はい、アンディさん。わたくしの子宮がお待ちしていますわ♪」
スカートの端をつまみ、俺に尻を向けるオーロラ。
俺はにやっと笑ってみせると、すぐにオーロラにも突き立てる。
「ひぅんっ……♪」
「淫乱お姫様め」
「ふふ、とびきりエッチなご主人様の奴隷ですもの……努力してとびきりエッチにならなくては無礼というものでしょう♪」
何が無礼なのかは考えるだけ無駄なんだと思う。
とにかく嬉しそうなオーロラの耳に吸い付くようにキスしつつ、そのスレンダーな肉体を抱き締め、やはり性器だけの求め合いを始める。
抱くとわかる。
挿入するとわかる。
オーロラは素直だ。
ぷりぷりしたヒダは俺に幾度も蹂躙されつつも喜んで迎え、熱くなった肉体とけなげな腰使いには、見た目ほどの冷静さはない。
情熱的な体を矜持で制御しているのだ。
淫乱というより、夢中になりやすい性質。
他でもない俺に、理屈ぬきで底なしに燃え上がる肉体を、その強い意志で律している。
性格が挑戦的というのは本当は正しくない。
本能が過剰に貪欲なのを、後天的な性格というかプライドで律し、うまくいなしつつ「挑戦的」と理屈付けているのが実情なんだろうと思う。
だから、俺はそれを解放する。
「オーロラ……もっと、もっと感じろ、俺の肉奴隷姫……!!」
「っっ……ああ、何故でしょうねっ……アンディさんに犯されながらそう囁かれると、たまらないっ……♪ 肉奴隷姫、なんと甘美な響きでしょう……♪」
ゾクゾクと震えながら耳を振る。
「エースナイトで最高の生まれなくせに人間チンポに惚れ込みやがって……お前みたいな完璧美人に雌奴隷するって言われたら、普通の奴じゃ堕落一直線だぞ……!」
「ふふ、アンディさんはっ……あ、ふぁっ……普通じゃないですものっ……♪ ドラゴンを飼ってさえ強くご自分を持っている……わたくしの一人や二人、雌奴隷にしても、寄りかかっても……」
激しく、メチャクチャに腰を振り立てあう。椰子の木の先っちょがわっさわっさ揺れるが、目立ってないといいなあ。
「それをも飲み込んで飽きたらぬ方ですもの……♪」
「……欲張りの浮気性も言いよう」
ルナが、さっきのオーロラの横槍のお返しとばかりに、おもむろに俺の横顔にキスをする。
「でも、好き」
「ったく、ホントお前らはチヤホヤしてくれるなっ……」
調子に乗っちゃうぞ。
……イキのいい肉ヒダの奥に潜み、エッチなヨダレに濡れるオーロラの子宮を、俺はひたすらに狙って突く。
「ふぁ、あぁぁあぁっ♪」
オーロラは悶える。夢中な自分の本性を晒して、夢中になって悶える。
そして、俺は。
「オーロラ、いくぞ、流し込むぞっ……ああ、お前のココ想像してまたムラッと来ちまうかもしれないけど、その時はっ……!!」
「……っっ♪」
オーロラはどこか夢心地の、霞がかった目で微笑み。
「わたくしの思う壺、ですわ♪」
俺の射精を、キュウウッと締めて受け止めた。
やっちまってからではもう遅い。
まあ公園内に泉があったので、濡れ手ぬぐいを作って拭くぐらいは出来たが、ズボンが濡れてしまったのはどうにもならない。
「例の『目立たなくなる』幻影をかけました。無闇に注目されるような行動をとらなければ平気ですわ」
「うん。さんきゅ」
……オーロラとルナの下腹部をついつい見てしまう。
うん。この中にたんまり、俺のザーメン在中か。
悪くない。
……とか思いながら公園を出て、さあノールさんたちを探そう……とすると、すぐ近くで手を振っているノールさんと背中を向けているナリスを発見。
「お疲れ様ー♪」
何が。
……ってか。
「おいオーロラ、ちゃんと幻影……」
「……この方式は、わたくしたちに特に注目するつもりのない方には、とても有効なはずなのですが……特に注目するつもりの方には」
「おい!?」
待て。つまり。
「普通のカッコで普通の体位なのに、あんな言葉の掛け合いで随分エロエロにしちゃうのねぇ」
「全部見てたんですか!?」
「ナリスちゃんも見てたわよー♪」
「ナリスまで!?」
ナリスはくるっと振り返り、真っ赤な顔で叫んだ。
「や、べ、別に興味があったわけではというかスマイソン十人長ちょっとは自重してくださいよめっさ街中じゃないですか! その辺で子供とか遊んでるじゃないですか!」
「大丈夫よ、気にならない幻影かけてたみたいだしー」
「そういう問題じゃないです!」
ぶんぶんぶん、と手を縦に振り回すナリス。
前はもうちょっとエロにもドライだったと思うんだけどなあ。自分に降りかからない分には。
(続く)
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