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「さて。……私も、ライラたちと同じようにいじめてくれるか?」
「……ええー?」
ディアーネさんの提案にちょっと気乗りしない声を上げてしまう俺。
「嫌なのか」
「い、いや、そうじゃないですけど」
でもライラたちとの時の鬼畜モードは俺の本当のモードじゃないんだ。うん。
セレンはともかくアップルに余計な誤解を与えてしまっている気がするし。
というかディアーネさん自身ちょっと誤解してる気がしなくもなく。いじめるセックスはアイツらの特殊な趣味でしかなくてですね。
「お前に屈服させられるのは、なんだかいけない快楽だ……習い性で、私はいつも無意識に気を張ってしまっているのが、お前にいじめられるとただの恋する淫らな小娘に戻れてしまう」
「…………」
いやいや、俺とエッチする前(まだ半年も経ってない)はあなた淫乱でも何でもなかったじゃないですか。
……とはいえ、俺とエッチするようになってからは相当淫乱のケが出てきたけど。ヒルダさんの妹だってことが割と納得いくぐらいのレベルで。
そっか。
そういや、この人をここまで淫乱になるまで犯しまくったのは、他ならぬ俺なんだよな。
戦神とか言われて、あのボナパルトのおっさんすら居住まいを正すディアーネさん。
この人も、ライラと同じく俺なんかに犯され放題なのが不思議なほどの人だけど。でも、だからこそ、なのかもな。
最強と呼ばれるものの一人であるからこそ、力と力で比べる世界では素直になれないのかもしれない。戦いで強くもなんともない俺だからこそ、この人は素直に強い自分を捨てられるのかもしれないな。
……そう思うと無性に可愛く思えてきて、俺は咳払いをして自分に気を入れ、精一杯意地悪な自分を急き立て直す。
「それなら、ライラたちみたいに自分の変態っぷりを告白してもらおうか」
「……はい」
ディアーネさんも、するすると服を脱ぎながら、素直に従う。
「……アンディにいじめられると、乳首もクリトリスもすぐにはしたなく勃起してしまいます」
「それで?」
「身体中が性感帯みたいになって、愛液が止まらなくなって、自分の心拍でさえ感じてしまって……すぐにでも肌に触れられ、荒々しくまさぐられたくなります」
「おいおい、そんなので本当に大丈夫か、百人長?」
わざと、最近使ってなかった呼び方で嘲る。
「訓練中に俺に耳元で意地の悪いことでも囁かれたらどうする」
「……みんなに秘密で、こっそりチンポ入れて欲しいです」
「戦闘中なら?」
「犯してもらうために最速で敵を全滅します」
「……誰もいなければ?」
「誰か来るまでいっぱい犯して鎮めてください」
「犯されることしか頭にないんだな、このド淫乱百人長」
「奉仕することと子供を産むこともいつも考えていますよ♪」
すっかり裸になったディアーネさんは、うっすらと微笑みながら俺の下半身に手をやり、愛しげにネチョネチョのちんこを撫でる。
「結局セックスのことばかりじゃないか」
「はい。私はあなたとのセックスばかり考えてるいけない女です……♪」
いつぞやの階級逆転ごっこみたいな雰囲気。
それをディアーネさんは心から楽しんでいる。
「じゃああなたの部下が不幸にならないために、できるときにいっぱい犯しておかないといけないな」
「はい♪ たくさん精液をなすりつけて下さい、自分の身体にあなたの性臭がついてる間は幸せでいられます♪」
「みんな嫌がるぞ?」
「あなた以外に嫌がられたっていい、あなたの寵愛の方が大事です」
なんとも幸せそうな顔で自分の身をまさぐりながらそう言うディアーネさん。
「そうか……じゃあ望み通り、俺のチンポ味の女にしてやるよっ!!」
「あ、んっ♪」
ディアーネさんを押し倒す。
自己申告通り、ディアーネさんはドロッドロに股間を濡らしていた。
小麦色の肌に開いたピンク色の裂け目は、テラテラと蝋燭の灯を照り返して蠢いている。
そこに俺はまだまだ元気なちんこを勢いよく突きたてた。
「はあああっ♪」
「う、くっ……!」
ディアーネさんの性器は俺のちんこを抱き締めて、感極まったように震えている。
それでいて決して子宮口近くへの突入を拒むことはなく、俺が出し入れするのにちょうど良い締め付けを心得ていた。
「アンディっ……アンディ、大好きっ……大好きぃっ!」
「ディアーネさんっ……!」
もう突っ込んでからは、意地悪とかキャラ付けとかは吹っ飛ぶ。
互いの性器の気持ちよさに夢中になり、互いに激しく腰を振りたて始めてしまう。
息の合った、心の繋がった往復運動は互いの動きの効果を倍化させる。心理的にも物理的にも、気持ちよさを与え、貪ろうという、本能にも近い衝動が重なり合って、俺とディアーネさんはあっという間に法悦を極めた。
「アンディ、アンディ、アンディっ……あああああああああっ♪」
「く、うおおおっ!!」
そして、ディアーネさんの中から引き抜き、褐色の肌にビュビュビューッと、まるで小便のような勢いの精液をぶちまける。
「っは……あ、あっ……あ、あ……?」
真っ白な精液が自分の肌を汚すのをぼんやり眺めるディアーネさん。
クリームで落書きされたような状態になってから、快楽の頂点からゆっくりと降りてくる。
「…………」
そして、息を深くついてから、少し不満そうな顔をして肌の上の精液をねちゅねちゅといじり始めた。
「……外出し……」
「え、え?」
「……中出しがよかった」
「……だ、だって文脈的には」
「な、中出しされたって匂いは結構つくんだ」
そうなのか。
……って、そんな悲しそうな顔しなくても。
「確かに安全日だったが、精を無駄死にさせるのは可哀相だと思わないのか」
超真剣な顔でいわれた。
……自分の中に出されなかったからって精子を可哀相とか言わないで下さい。どうせ勝者は出ても数億分の一です。
「駄目よーディアーネちゃん。外出しもセックスの文化の一つよー?」
「あ、姉上」
デイアーネさんの上にヒルダさんが横からのしかかり、肌の上の精液を舐める。
「あら、確かにこれは……ずずっ」
「ああ、全部吸っちゃわないで下さいよぅ」
「こ、こら、私のために出してくれた精子を」
裸のセレンとヒルダさんがディアーネさんの上の精液を舐め尽くし、にっこりと笑って俺に生命エネルギーにして渡してくれる。
……って、セレンの精液エネルギー返し、ヒルダさんも習得したのか。ヒルダさんなら見様見真似で出来てもおかしくないけど。
そして、アップルも交えて三人で俺に迫ってくる。
「さーて、と」
「次は私たちですよー♪」
「よ、よろしくお願い……します」
……ああ、うん。まだ半分だったね。
(続く)
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