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 数十分後、セレンが病室から出てきた。
「アンディさん、ごめんなさい」
「いや……どうなってるんだ?」
 廊下ではディアーネさん以外全員で待っていた。
 その俺たちに向かって、セレンは気まずそうに口を開く。
「……昔のアンディさんに出会う三ヶ月くらい前から、アップルの記憶、ないみたいです」

 ……力が、抜けた。

(続く)


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