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「はい、それでは皆さんはじめまして。ディアーネのお姉ちゃんで、ここのちょっと西の小コロニーでお医者さんやってます、ヒルダっていいます。よろしくお願いしますね」
マイペース全開なヒルダさんに毒気を抜かれる森エルフ&ハーフエルフ組。
思いっきり種付け乱交の最中に入ってきておいてこんな余裕はなかなかない。やはりダークエルフ、年の功という奴だろうか。
ちなみにみんな半裸および全裸のまま。オーロラは一応体にシーツを纏い、アンゼロスは毛布を被り、俺はオーロラのシーツの端っこで一応股間だけ隠させてもらっている。セレンは裸に首輪一丁で平然としたものだ。
「それでー、まあとりあえず、一応、念のためって感じだけど、アンディ君の足の怪我、見せてもらえるかな?」
「あ、はい……って、今の医療じゃ治らないって聞いてますけど」
「もしかしたらちょっとぐらいはなんとかできる可能性もあるかもしれないし。ディアーネちゃん、お医者さん辞めて130年だっけ? さすがにそんな昔の技術じゃ、もうお医者さん『ごっこ』になっちゃうわよ」
「……む、面目ない。一応クラベスの医者とも見解は一致したんだがな」
「だから一応、ね。はい伸ばしてー」
「伸ばせません」
「気合でー」
「気合!?」
意外と無茶を言う。
「…………。やっぱ無理っす」
「痛いとかは?」
「全然。たまに繋ぎ目が疼く程度で」
「うーん。やっぱり焼いちゃったのはキツかったかしら。ナイトクラス持ちの剣技でやられた人だと、たまに快復できたりするんだけど」
「接合手術まで時間を置いたのも悪かったかもしれないな。一応遅延系の魔法で腐敗などは防いだんだが」
「うーん。そこはなんとも言えないわね。兵隊さんなディアーネちゃんがその辺でヘマはしないでしょうし……それにしてもクラベスの移植魔術ってすごいわねえ。シカの腿肉でこれ?」
「うむ。それは私も驚いた」
ペタペタと嬉しそうに俺の足の傷をさわるヒルダさんとディアーネさん。
「んー。えーとね。やっぱり無理」
「……そうですか」
いじくり回され始めて30分くらい。
ヒルダさんはあっさり言い切った。
まあ、期待はしてなかったからあまり……う、うん、ちょっとしか残念じゃないぞ。
まだ俺にはポルカの霊泉があるし。
「あとはポルカの霊泉頼みか」
「こういうケガにどこまで効いてくれるのかしらねえ。確かに有名だけど、神経繋がってない系のケガはケガとして認識されるのかしら」
「俺の心をナチュラルに折りにこないで下さい」
考えないようにしていたのに。
「ま、まあ、スマイソン、もし駄目だったら僕も退役して一生介助してあげるから」
「……スマイソン?」
「…………あ、アンディ」
「よし」
アンゼロスに呼び直してもらってちょっと気力が回復した。俺超安い。
「まあ私は最初から一生介助する気ですけど♪」
「ふふふ、わたくしに対する挑戦ですのね」
「待てオーロラ。だからお前は何と戦ってるんだ」
わいわいと話を混ぜっ返してくれる三人。ああ、気分がダウンしそうな今はとってもありがたい。
「はいはい、ちょっとストーップ。まあ確かに治せないんですけど、でもそこで終わらないのがヒルダ先生です」
ちっちっち、と指を振るヒルダさん。
「だって魔法のお医者さんですもの」
「何が言いたい、姉上」
「アンディ君、ちょっと頑張ってもう一度足伸ばしてー」
「む、無理ですけど」
「KIAIで」
「……はい」
物腰柔らかいけど意外と強引だこの人。
「────、はい、気合っ」
「んぐ……お、おおっ!?」
膝が、スルッと上に伸びた。
超久しぶりの感覚にびっくりする。
「やったー、成功ー♪ ディアーネちゃんハイタッチー」
「あ、ああ……な、何をしたんだ姉上」
「え、ちょっとシカ肉部分に紋様仕込んで、幻影系の魔法を第四型の変形構文で仕込んでみただけよ?」
「……な、なるほど」
「どういうことですか?」
「つまり、腱と神経の切れてる部分同士を幻影で騙して、『互いに繋がっている』と認識させたんだ。まあ、一種のイカサマだな」
「イカサマでもなんでも動くんなら……!!」
立ち上がってみる。飛び跳ねてみる。
すごい。全く斬られる前のままだ。
歩けるって、五体満足ってこんなにすばらしい物だったんだ。ヒャッホウ。
「すげえー!! ヒルダさんありがとう!」
「あー、でもその術、ちょっと問題があってね」
「?」
「どれだけ完璧にかけても30分しか効かないの。これ以上延長コール入れると、下手したら足がまたポロッと取れちゃうと思う。次かけるにしても30分は置かないと危険かも」
「…………」
ぬかよろこびだ。
「30分……行軍訓練もできねえ……」
「まあ、そのままじゃ退役確定だな」
重々しく頷くアンゼロス。でも、その場合でも俺と一緒に一生過ごすと言い切ったからか、心なしかちょっと嬉しそう。
「まあ30分って言ったら……そうね、せいぜいセックスの時に使うのが関の山かしらねー」
「…………」
この女医さんは全く照れるでもなくシモの話にもっていくな。ナチュラル過ぎてこっちが恥ずかしい。
「エロいことのためにこんな魔法使ってもらうのもなぁ……」
「何を言うアンディ。セックスに魔法は全然恥ずかしいことじゃないぞ」
「そうですか?」
「まあウチの一族じゃ基本だものねえ」
にこにこしているヒルダさん。……その視線の先は。
「あ」
オーロラのシーツから飛び出して跳ね回ったために何の隠蔽もない俺のちんこ。周りを半裸女性(一部全裸)に囲まれているお陰で、あれだけ射精したけどまだ半勃ち。
「はぁ……ね、ヒルダ先生にもちょっと、先っちょだけ食べさせてくんないかな、アンディ君」
「ヒルダさん!?」
「ウチの旦那さん、もう10年以上も東方山地に貿易にいったまま帰ってこなくて溜まってるのよねー」
「既婚者ですか!?」
「うん♪」
これまでの超余裕にも納得。納得だけどさすがに既婚者はマズかろう。
「ちょ、ちょっとお待ちくださいな! わたくし、未だアンディさんから抱かれたことがありません! その機会をお譲りください!」
「ま、待って! 僕だってアンディに犯されたい!」
「私だって久しぶりにアンディさんとケダモノみたいに腰ぶつけ合いたいですーっ!」
「……お前らなあ」
俄然やる気を見せだした白系エルフ軍団にディアーネさんは眉をハの字にして呆れる。ヒルダさんも口を尖らせて口論を始めようとする。
「そこまでそこまで! ……もういい全員ベッドに上がれ!」
ディアーネさんの一喝にみんなが一瞬黙る。
ディアーネさんは彼女らを見渡してから、自分の服をゆっくり脱ぎ落としつつ俺を振り向いた。
「限られた時間を無駄にするのも馬鹿らしいだろう。それにアンディは自分で動けるんだ、自分の裁量で好きな女に入れればいい」
「それもそうですね」
「むー……あ、アンディっ。ちゃんと僕を愛して」
「わ、わたくしとてクラベスの姫、抱かれる側に回っても最高の快楽をご提供いたしますわ!」
「ヒルダ先生がいないとこんなことできないんだぞー? 恩返しするのが筋じゃないかしらー?」
いそいそとベッドに上がり、それぞれに誘惑してくるエルフ系美女5人。
「……どうしよう」
途方に暮れる。でも途方に暮れる暇さえ許されない。あと二十何分だ。
とりあえず最初はディアーネさんに入れる。
「ふふっ……やっぱり私の膣が恋しかったか?」
「少し。ディアーネさんってイジメるといい顔しますし」
「そうか……今は嬉しいな、そう言われるのっ……!」
ズプリ、とディアーネさんのお尻を掴んで一息に奥に挿入する。
俺だけのために極上の体を差し出してくれる、国家的英雄の褐色の肌は今日もとても美しい。蝋燭のか細い光の中で、その芸術的な素肌は惜しげもなくプルプルと揺れる。
その柔らかくも引き締まった肢体は、俺が触れるそばから熱を帯びてじっとりと汗ばんでいくようだった。
「最初から全開でいきますよ」
「うん……来てっ……久々に、アンディの全力の種付けレイプ、してっ……♪」
「うんっ……!!」
本格的にその膣の中を蹂躙する。
立っていればあれだけの存在感を誇るディアーネさんだが、俺に抱かれてしまえばやはり女性相応の小さな肢体。そして、その巨乳は俺に揉みしだかれるのを常に待ち構え、尻の穴さえ俺に侵略されるのを待っている。
俺のピストンを受けてあわせる、その健気な腰の動きに、そんな基本的で致命的なまでに熱い事実を実感しつつ、俺はガンガンと彼女の膣をこそぎ、その奥の子宮にガツガツと貪るような突きを入れまくる。
「んっ……これ、これぇっ……アンディ、好きっ……アンディの女にされるの、、子作りされるの、好きぃっ!!」
「あらあら、ディアーネちゃんってば……恋人の前ではこんなに素直になっちゃうのね♪」
「うん、だって、アンディ、鈍いからっ……いつだって全力で愛してないと、愛されてるってわかってくれないからっ……だから、私は、隠さないのっ……♪」
「確かに……」
「わ、わかってるんですのね、ディアーネ様」
横でアンゼロスとオーロラが苦い顔で頷く。俺に心を気づかれて抱かれるのを、犯されるのを待とうとした過去を思っているのか。
ごめん。というか俺今でもあんまり好かれる理由よくわからない。
「じゃあ、そんなディアーネちゃんに、ご褒美」
「っ!?」
ディアーネさんのクリトリスを捻り上げつつ、俺の股間に、というかタマに手を伸ばすヒルダさん。
揉んでくるのかと思いきや、そのまま軽く掴んで。
「────!」
何か呟いているのが、自分とディアーネさんの息づかいの合間に聞こえた。
次の瞬間、何か恐ろしいほどのエネルギーのようなものが下半身からみぞおちに駆け上がり、そこからちんこに駆け下りていくような異様な感覚が走る。
「くぁっ……!?」
「ひあ、あ、ああああ!!」
そして、耐える間もなく、ディアーネさんはクリトリスへの強烈な刺激でイッてしまい、俺はディアーネさんの子宮口に押し付けて盛大に射精。
ドクン!
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン……ドクン、ドクン、ドプ、ドプッ、ドプッ……。
「……う、うわ、止まらないっ!?」
「我が一族の秘伝魔法、通称精子地獄よ♪ ……本当は本人が使わないといけない魔法なんだけど、改良しちゃった♪」
いつまでもいつまでも、射精が止まらない。
どこから出ているんだと自分でも恐怖するような量が、立て続けにディアーネさんの絶頂中の締まった膣に流れ込む。
その射精でぽっこりと下腹部が膨れたディアーネさんが、悲鳴のような声を上げてイキ狂う。
「あ、が、ああ、こんな、こんなに、い、ああああああっ!?」
そして、ようやく最後の脈動が終わり。
引きつけていたお尻を押して、ディアーネさんからモノを抜き取ると、股間から精液がブシャッと吹き出した。
……ブシャッて。ドロリじゃなくてブシャッて。
「は、あ、あっ……」
そのまま息も絶え絶えのディアーネさん。その髪を撫でるヒルダさんと、それを羨ましそうに見るほかの三人。
「……あんなに、射精されるなんて……」
「あれだけ入ったら、間違いなく子宮は満タンだ」
「あぁ……壊れてしまいそう……♪」
俺としてはちょっと怖いくらいの現象なんだけど、誰一人として恐れるどころか自分も、と思っていそうなところがまた怖い。
「次、私っ!」
「セレンはいっぱいしてるだろうっ!? 僕にも一回アンディの腰使いを」
「それはわたくしもですっ」
「はいはい、みんな仲良くねー。争ってるとアンディ君の膝の魔法、切れちゃうわよー?」
そう言いながら俺の股間にしゃぶりつき、太腿まで垂れた返り血ならぬ返り精液を舐め取るヒルダさん。……さすがに人妻だけあって結構慣れた舌使い。
「じゃ、次はヒルダ先生にお願いねー?」
「……ホントにいいんですか?」
「大丈夫大丈夫。魔法のお医者さんを信じなさい♪」
「……うぅ、そういう問題じゃないんだけど」
それでも人妻を犯すという、犯していいと誘われているという誘惑に、どうしても勝てない弱い俺。
なんだか背徳感に脳の芯をやられながら、股間から白い溶岩流を垂れ流して転がっているディアーネさんに並んで裸でお尻を振る美しい人妻ダークエルフにちんこを埋めていく。
「ん、ふ……ああっ♪」
「く、キツ……っ」
「ふふ……ご無沙汰だったからねー♪」
「不倫、ですよね、これ……」
「ほっとく旦那さんが悪いのよ。最初の頃はあんなにガツガツしてたくせに、子供も仕込まないうちに仕事に夢中になっちゃうんだもん……っ」
この人もこの人で寂しいんだろうなあ。
だからって、俺は俺の周りの彼女たちが誰か別の男と寝るなんて絶対想像もしたくないけど。
それなのに、ヒルダさんを抱いている。
その勝手な価値観と、それに起因する背徳感が俺の脳を焼き焦がす。
「やん、すごっ……さすが、ディアーネちゃんの彼氏、すごいっ……ゴリゴリ、ガツガツくるっ……!!」
ヒルダさんは、乱れるときの顔はディアーネさんによく似ていて。
俺は横で薄目をあけて呆けているディアーネさんと、ヒルダさんの顔を見比べつつ、感触だけは随分違う膣の中を存分に楽しみ。
「ふふ……出る? 出ちゃうっ……?」
「はい……!」
「……出しちゃ、えっ!!」
ビュクッ!!
ビュ、ビュ、ビュ、ビュルルッ! トプ、トプ、トプ、ビュルルッ!
……また、何十秒も止まらない脈動を、膣の中で爆発させる。
「は、ああっ……いいわぁ……っ、確かに、これは、満足しちゃうかもっ……」
抜く。
自分の精液で股間が逆流汁まみれになっている、美しいダークエルフ二人。
なんだか脈絡のない夢のような風景で。
「……やっちゃっ、た」
なんとなく、呟いてしまう。
ライラ(マゾドラゴン)。ジャンヌ(見た感じ幼女)。アンゼロス(ちょっと前まで男として友達付き合いしていた同僚)。オーロラ(森エルフのお姫様17歳)。
……なんかちょっとありえない相手ばっかり犯しまくってたけど、ついに不倫までしてしまった。
……よくねぇなあ。今回だけはなんか駄目な気がする。
だが、そんな俺の手を引き、休ませない残りの三人の尻。
「早く早く、腰が動くうちにいっぱい犯してくださいよぅっ」
「ぼ、僕も、犯してっ……僕、お前に野獣みたいに、セレンたちにしてたみたいに突きまくられるの、夢、なんだっ……!」
「わたくしも……早くこのお腹、スマイソンさんの精をねじ込んで膨らませて欲しいですわ♪」
「…………」
魔法の効果時間、あと何分あるかなあ。
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