「ただいまー」
玄関からディアーネさんの声が聞こえる。
アンゼロスの初体験が結局三連発してようやく終わり(アンゼロスが子宮から全く亀頭を離したがらないので時間がかかった)、やっと出番が、と俺のちんこにセレンとオーロラが飛びついて我先にと舌を伸ばしたところで、びっくりして三人でピタッと止まる。
「…………」
「…………」
目だけを見合わせるセレンとオーロラ。
数秒見つめあい、そのまま両側からペロペロと舌の動きを再開する。
「ノーリアクションかよ!」
「私は別にディアーネさんに遠慮する謂われはないですしー」
「良い機会です。このままディアーネ様に宣戦布告といきますわ」
ベッドの上では血と精液でドロドロの尻を晒したアンゼロスが突っ伏してうつらうつら。その隣ではマグロ気味にベッドに寝そべった人間男、そしてその汚れたちんこをペロペロする全裸のエルフとハーフエルフの娘たち。
うーん。なんか今朝方オーロラに見せてパニックさせた風景とホントに大差ないんだけどどうしたもんか。ディアーネさんだからいいのか?
「アンディ、ここか? 姉上を連れて……」
そして引き戸をカラリと開けて現れたのはディアーネさん……ともう一人。
「……きた、けど、……とうとうアンゼロスにまで手を出したのかお前……」
「あらあら。本当に絶倫さんなのねぇ」
ディアーネさんの隣に立っていたのは、ディアーネさんより若干背が低くて、医者らしく清潔な印象の女性だった。見た感じは俺と同い年くらい。
って。ディアーネさんのお姉さんにいきなりちんこ丸出しでご挨拶ってありえなさ過ぎるだろ。
「う、うわ、あのっ」
「あーあー無理しない無理しない。フェラチオの途中で暴れて陰茎に傷がついたら嫌でしょ?」
「……あ、ええ、まあ」
飛び起きようとしたらにこやかに注意されてしまった。
というか出くわした現場が現場な割に落ち着いてるにも程がある。
「……すごいですねぇ」
「わたくしでしたらドン引きですわね」
「そう思うならお前らも離れるなり服着る努力なりしろよ」
「やー、せめてアンディさんのおちんちん綺麗にしないことには」
「セレンさんより先に逃げるなどもってのほかですわ」
股間に顔を寄せる二人はあくまで自分から引く気はないっぽい。
「……オーロラまで。アンディ、いつの間にお前」
「ちょ、ちょっとヘリコン出発前に押し倒されまして」
呆れるディアーネさん。そしてあくまで頬に手をやったままにこやかに微笑んでいる姉上。
「ライバル、何人って言ってたかしら」
「3人。……誤算だった。5人に増えていた」
「いるのねぇ。こういう子」
「アンディに言ってるのか、アンディに群がっている娘たちに言っているのか、どっちだ姉上」
「両方♪」
揶揄するような外野に構わず、俺のちんこを舐め続けるオーロラとセレン。
そしてダークエルフ姉妹の見ている前で、オーロラたちの顔に盛大に射精。
「きゃっ」
「あはっ♪」
吹き出る精液に一瞬怯み、慌てて舌を伸ばす白の二人。
ほう、と息を吐く黒の二人。
「さて、それじゃお話いいかしら?」
微塵も動じていない姉上はそう言って場を取り仕切る。
なんか今までとは違う意味で大物が出てきたぞ。
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