前へ
「はーい、アンディさん、今日のオードブルですよー」
「お、オードブルとか言うなっ! 人の初めてを!」
例によってベッドでマグロの俺の上に、セレンによって素っ裸にひん剥かれたアンゼロスが引っ張ってこられる。
「ま、最初はオードブルですわよね。先だ、って主張なさったのはアンゼロスさんですもの」
「うぅ……ムードの欠片もない……」
ちなみにセレンとオーロラはもう開き直ったもので、アンゼロスより先にその裸体をさっさと俺の前に晒している。セレンの巨乳、アンゼロスの華奢な魅力、オーロラのすらっとした体の美しさはそれぞれに違う味があり、俺のちんこは何もされていなくてもしっかりと屹立していた。
「……ほ、ほんと、こんな状況でもしっかり勃つんだな、スマイソン」
「……ちょっと前まで童貞だったんで」
「そういやそうだったな」
溜め息をつくアンゼロス。
「ほらほら、アンゼロスさんもちゃんと準備……って、あらら」
セレンがアンゼロスの股間に手をやると、もういきなりねっとりした粘液が指に絡みついた。
「……本当に濡れやすいんですねぇ、アンゼロスさん」
「ま、はしたない」
「う、ううう、うるさいなっ! 僕に聞こえるところで毎日毎日派手にエッチしてるのが悪いだろう! 想像するなっていうのが無理だよ!」
「……まあ早く済んでくれた方が私の番が早くなるんで」
「そういう考え方もありますか。なるほど。アンゼロスさん、素晴らしい素質ですわ」
「……スマイソン、できるだけ長く持たせろよ。絶対な」
「努力する」
なんで処女に真剣な顔でそんなこと要求されてるんだ俺。
「でも、多分痛いぞ」
「痛いのは慣れてる」
「慣れるような痛さじゃないと思うけどなあ……」
「耳切り落とすのよりは多分痛くないだろ」
「切り落とすとか言うな」
リアルに自分の体の一部切り落とした記憶が蘇るじゃないか。
「あ、あー……アンディさんのおちんちんが元気なくなってますね」
「スマイソンーっ!」
「しょうがないだろっ!」
ほんとグダグダにも程がある。
「し、しょうがないな……もう」
アンゼロスはしゃがみこむ。そして俺のちんこにおずおずと口をつけた。
「アンゼロス?」
「ぺちゅ……ん、ちゅっ……ったく、処女にこんなことさせるな……ん、ちゅるっ」
「あーっ、私がやるからいいですよぅっ!」
「セレンに、任せるとっ……先に、射精、するまで……んちゅっ、離さなさそうだから、駄目っ……ん、ちゅるっ」
「……初めての割には堂に入ってますわね」
「たった半日でっ、んちゅ、うっ……先輩ヅラ、するなよっ……ちゅっ、僕は、スマイソンが、童貞切った頃からずっと……ん、れるっ……見せ付けられて、きたん、だからなっ……」
門前の小僧習わぬマラを吸う。
……なんて締まらない初体験だ。
「……勃って、きたっ……♪ 本当は、ずっと、舐めたかった……ずっとスマイソンに、犯されること、想像してたんだ……♪ なのに、スマイソン、気づいてくれないしっ……んっ♪」
「アンゼロス……」
無茶言うな。エースナイトをそうそう犯せるもんか。
「……もう、いけるよな?」
「……うん」
アンゼロスが、ゆっくりとまたがる。
そして、さっきよりさらにぐっちょりと濡れた処女地を、自ら体重をかけて俺のちんこに破らせていく。
「ん、ぐ……っ……は、あっ!」
ブチブチと、アンゼロスの中を侵略していく音がする。
アンゼロスの狭い膣の中に、俺の性欲が潜っていく感覚。凛々しくて可愛らしくていじらしくて頼もしいアンゼロスの「女性」の領域を、俺が独占していく感覚。
諦めかけていたこの少女が、自ら俺にそれを捧げていく、激しくももどかしい僅かな時間。
「ん……く、はぁっ……!!」
「入った……な」
「うん……た、確かに……痛い、な」
「……早く終わらせよう」
「駄目。早く終わらせたらこれから一生お前をお漏らし小僧って呼んでやる」
「痛いんだろ!」
「痛いよ! でも僕をおざなりにしてセレンやオーロラにとっとと移られると思うと許せないに決まってるだろ!」
こいつもこいつで負けず嫌いにも程がある。
「だから……そうだ、こうして入れたまま二回射精しろ。そしたら許してあげる」
「……お前ドマゾだな」
「ちょっと自覚はある。お前みたいなの好きになっちゃったこととか」
「……俺そんなにSかな」
「少なくとも処女を奪ってくれるのを安心して待ってられる男じゃないな」
よほど奪われたかったらしい。でも無茶言うな。お前の方が百倍強いだろ。
「……くそ」
ぐいぐいと、アンゼロスの軽い体を両手で持ち上げ、腰を動かさせ始める。
一応股関節は問題ないので腰を跳ね上げること自体はできるものの、足先がどうなっているのか全くわからない。だからアンゼロス側に動いてもらわないとどうにもならない。って。
「……そっか、膝から先をベッドの下に下ろせば」
「う、うわっ?」
ずりずりと体を動かして、体勢を変えて。
この体勢なら腰を振っても多分大丈夫。とはいっても、こんな中途半端なブリッジでは動かせる高さも限られるんだけど。
それでも処女で小柄なアンゼロスには結構シャレにならない突き上げで、目に見えて苦しがり始める。
「っ、ぐ、う、あぅ、うっ……!!」
それでも。
それでもアンゼロスは、腰にかかった俺の手を振り払おうとはしない。
俺の上に降りることを拒んで、膝に力を入れたりはしない。
まるで、少しでも子宮から離れたら永遠の迷子になってしまうとでも言うかのように、痛いだろうに深々と刺さるちんこから腰を逃がそうとなんて絶対しない。
それが、俺に相手にされないだけで泣いてしまうほどの想いの深さそのものに思えて、愛しくて、俺は夢中でちんこの先でアンゼロスの子宮口をまさぐり、突き上げ、こじ開け、睦み続ける。
アンゼロスも必死にそれに答えて腰を押し付け続ける。
そして、やがて限界が来た。
「アンゼロス……イくぞ……イくぞ……っ!」
「うんっ……うんっ、きて……僕に、僕で、射精してっ……僕の子宮で、イッてっ……!!」
「う、うああっ……!!」
射精。
アンゼロスの腰を思い切り引き付け、その華奢な腰を握り締め、ぷっくりと膨れた乳首と、涙の跡も鮮やかなままひたすらに淫らな顔をするアンゼロスの顔を見つめたままに、その体の奥を子種で汚染する。
そうして、アンゼロスは耐えるようにブルブルと震える。
射精の勢いに負けて、滲むように血と白濁が隙間から漏れる。
「っく……ふ、うっ……。さあ、もう一度な」
「ほ、ホントに連発するの? 処女だろ」
「もう処女じゃないもん」
「屁理屈だ」
「でも、もっとスマイソンに愛されたい。僕も愛してるから、たくさん愛して」
「……うぐ」
畜生。アンゼロスの顔のままアンゼロスが可愛いこと言うんじゃねーよ。何言ってんだか自分でもわからんけど畜生。
「……俺のこと、名前で呼んだら続けてやる」
「……いいよ。簡単だ」
アンゼロスはすーっと息を吸い込み、
「ア、」
そして真っ赤になって止まり、アン、アン……とまるで商売女の棒読み演技みたいにアンアン繰り返し。
「……アンディ」
「よし。敬称つけなかったから俺の勝ち」
「……特務百人長にそんなに勝ちたかったのか」
「うん」
「……負けたことなんて一度もないよ。僕の中では」
「でもな」
「だから僕を愛して。もう一回といわず何度でもいいから、このままずっと朝昼晩でも外でも隊舎でも誰の前でもいいから」
「それは駄目ですよアンゼロスさん」
「わたくしたちの番もありますのよ」
「うるさいうるさい、漬け物どもはまだ後、後!」
『つ、つけもの……』
ガーンと後ずさるセレンとオーロラ。オードブル呼ばわりに対する逆襲らしい。
「よし、続きだ。……僕をこれだけ焦らしたんだ、ただで済むと思うな、アンディ……♪」
「か、代わりなさいっ!」
「私もしますーっ!」
次へ
目次へ