惚れ症のハーフエルフさんX
人物紹介

・アンディ・スマイソン十人長
 主人公。26歳。
 トロット王国ポルカ生まれ、セレスタ商国北方軍団クロスボウ隊の兵士を経て現在セレスタ軍特殊任務部隊「ディアーネ特務隊」所属の特務十人長。
 幼いころ、ハーフエルフ美少女アップルによってフェラチオ&ペッティングで徹底的に篭絡された結果、異種族萌えかつ面食いになってしまった。
 その後十五年間焦らされた結果、高濃度の童貞力と一度火がついたら止まらない怒涛の性欲を得るに至っている。
 それほど美形というわけでなく強いわけでもないが、なりゆきと連鎖反応と運のよさと、たまに発揮される勇気と機転で、異種族女性を彼女&雌奴隷(公称)としてゲットしてきた。
 特殊技能としては見習期間終了直前で徴兵されたっきりの鍛冶技能(武具の修理や小物作りはできるが自分で武具は作れない)と、刻紋(道具の性質を魔術的紋様で変質させるエルフの技術)の基礎知識を持っている。刻紋に関してはセンスの高さを評価されており、習い覚えた以上に色々応用もしている。
 ライラとマイアに「ドラゴンライダー(ドラゴンを意のままに使役できる存在)」として認められているため、一部の相手には本人の認識をはるかに超えた英雄として見られている。

・セレン
セレン09/03/12
 アンディに昔命を助けられたハーフエルフ少女。おっぱいもおしりも大きい。
 セレスタとゆるやかな対立関係にあるアフィルム帝国の「深緑の氏族」というエルフの血統だが、虐げられたというか混血=異端分子として命を狙われたので基本的に愛郷心はゼロ。
 いつもニコニコと明るく朗らかで、アンディ大好きオーラを発散しているが、怒らせると笑ったまま何をやらかすかわからない一面も持ち合わせている。
 技能が非常に豊富で、炊事洗濯、魔法にダンス、ニンジャ的アクションや農業、民間医療までお手の物。基本的に何やらせても人並み以上だが戦闘は苦手。(危なくなったら逃げの一手で生き延びてきたため)
 アンディに手早く受け入れられるために親友であるアップルのふりをしていた時期がある。
 ジャンヌに続いてアンディの子を妊娠。春〜初夏に出産予定。

・アップル
アップル09/01/22
 幼いアンディにペッティング&フェラを施していた張本人。ハーフエルフでやっぱりグラマラス。
 当時のアンディは可愛い年上の女の子が何度でもしゃぶってくれるので夢中になっていただけだったのだが、アップルはアップルでしゃぶっているだけなのにどんどん情が移って一生ものの熱愛に発展してしまった難儀な人。アンディの作った「首輪」を拡大解釈し、雌奴隷になる!と嬉々として言い出したのも彼女である。
 が、数年前に北の森のエルフによって狙撃されて生死の境をギリギリアウト気味に彷徨い、奇跡的に最近目を覚ましたものの、アンディと過ごした日々をすっぽり忘れてしまっていた。
 が、アンディの真心込めたセックスで再び感化され、雌奴隷になることを改めて誓う。
 幼いアンディに出会うまでセレンとともに大陸を放浪していた。セレンが万能なので、技能に乏しい自分に割とコンプレックスがあるっぽい。
 最近は料理で特務隊のサポートをする方向性を固めている。あとアンディの肉便器として。
 数少ない固有技能は「占術魔法」。失せもの探しや天気予報はなかなかの精度。これを使って町で小銭稼ぎをしている。

・ディアーネ百人長
ディアーネ08/12/28
 アンディの直接の上司で美人のダークエルフ女性、208歳。「戦神」とも呼ばれる戦争の英雄。
 北西平原において新兵器とされるクロスボウを対剣聖級必殺戦力として運用し、トロット王国の虎の子「剣聖旅団」を崩壊に追い込んだ。
 セレスタ軍に大きな影響力を持つアシュトン第六大臣の娘でもある。
 性格は世話好きで責任感が強く、思い切りがいい姉御肌。裸を見られても気にしないたちで、男所帯のクロスボウ隊にあって基本的に風呂も部下と一緒に入る。
 が、しかし恋愛に関しては結構乙女で精神的にMっぽい部分がある。
 魔法にも武術にも長け、ほぼあらゆる武器を扱えるが基本的に徒手空拳を好む。直接戦闘能力は熟練のマスターナイトと比較しても遜色ないが、あえてナイトクラスは取得していない。
 医師や測量技師などの経験もあり、非常に有能。しかしそれ故に大事な場面に手が離せない場合も多く、割を食っている感あり。

戦力ランク S 
ファイトスタイル 近接万能型(蹴り技を主体とした格闘戦を好む) 
必殺技 足打ち衝撃波
大回転切り(仮名)


・アンゼロス十人長
アンゼロス09/01/02
 アンディの同僚でハーフエルフ。25歳。トロット王都出身。
 本名アンジェリナ・ノイマン。トロット有数の有力商人の一人娘。
 元クロスボウ隊の護衛歩兵小隊の指揮官で現在ディアーネ特務隊の切り込み隊長。当初男性と偽っていた(エルフは女と見紛う美形も少なくないので誰も気にしていなかった)。
 元来几帳面な優等生タイプで風紀の乱れに厳しかったが、旅の途中でアンディに告白し、首輪を掛けてもらってからはどんどん風紀的に駄目な子に。潜在的に重度のM。
 非常に長く美しい髪を持ち、美女揃いの一行の中でも何故か妙にモテる。
 150cmそこそこのちびっ子だがエースナイトの称号を持ち、その戦闘能力はディアーネには及ばないものの、かなり高い。 また「斬風剣のアンゼロス」という二つ名を持ち、セレスタでは珍しい剣圧衝撃波の使い手でもある。
 もともと魔法にはちっとも興味がなかったが、アンディたちとの旅の間に魔法能力開眼。簡単な幻影で相手を惑わせたり、ヒルダ仕込みのエロ魔術を行使できる。
 学習速度が速く、仲間内で一番の成長株。
 カールウィン再突入を前にライラと「騎士の契約」を結び、聖獣の魔術を応用した魔術的な繋がりを得た事で、ライラのドラゴンブレスの力を自分のものとして行使する能力を得た。その際にドラゴン並みの火炎耐性も獲得。
 基礎的な戦闘能力も大幅に向上し、大剣聖レベルにまで到達している。

戦力ランク
ファイトスタイル 片手剣術・格闘術(火炎併用)
必殺技 衝撃波
変則衝撃波
火炎剣
火球乱打

・ライラ
ライラ09/01/02
 セレスタ中部、ラッセル砂漠大迷宮にいた火竜系種族ブラックドラゴンの美女。約200歳。
 大陸最強の生物種と言われるドラゴンの中でも白眉といわれる戦闘力を持つが、何かと大怪我しやすい損な人。その戦闘力に反して性癖は強引で退廃的なH大好きのドMでもある。
 気楽に適当に、をモットーにする道楽女を自任しているが、その実寂しがり屋で心配性で責任感が強く、母性に富む。砂漠大迷宮にいた時からの子分であるジャンヌをとても大事にしている。
 アンディを騎乗者として認め、彼の正義に忠誠を誓う。
 アンディがちょっとぐらい危なくなっても笑って見ていることもあるが、それは命の危険がないと判断している時だけであり、本当に危害を加えようとしている相手には何の容赦もしない冷酷さも持つ。

戦力ランク S 
ファイトスタイル 素手格闘・ドラゴン化 
必殺技 ファイヤーブレス
火球発射(人間体時)

・ジャンヌ・クラックス
ジャンヌ09/01/03
 砂漠大迷宮のドワーフコロニー出身の少女。26歳。ドワーフは人間の半分くらいの速度で成長するので見た感じは幼女。
 元々一人前の戦士になろうと奮闘していたところ、ライラの要請でセコンド役についたアンディのリーダーシップに救われ、ライラによる若干の教育を経てアンディの雌奴隷として仲間入り。
 ライラの教育の成果か、彼女もかなりのマゾ。オナホのように雑に犯されるのがツボらしい。
 ドワーフ訛りが強く、田舎臭い娘だが美少女には違いなく、クロスボウ隊内でカルトな人気がある。
 最初にアンディの子を妊娠、ポルカで出産。授乳中。

戦力ランク D 
ファイトスタイル ハンマーによる白兵戦 
必殺技 特になし

・オーロラ十人長
オーロラ09/01/03
 ディアーネ特務隊に所属するエースナイト。長く赤い髪が特徴的なエルフ娘。18歳。
 セレスタ南東部に位置する森林領の中心コロニー・クラベスの出身でコロニーリーダーの娘。空色の氏族というエルフの正統の血筋のため、空色の姫と呼ばれる。
 アンディたちがクラベスに赴いた際に偶然刻紋教室で同席し、互角の才能を見せたアンディに惚れ込み、さらにマスターナイトである兄ルーカスがアンディに敗北したことを受けて本格的にアンディを狙うことになる(性的な意味で)。
 なんでもポジティブに受け止め、勝負と捉える思考の持ち主。彼女の場合は勝負の相手が自分自身だったり運命や限界などのあやふやな概念だったりするので余人には理解できない場合が多い。
 パーティ最年少ながら器だけならディアーネをも凌ぐ大物と評される。
 片手で一刀を振るうスタイルだったが、最近ネイア・グランスからの特訓を受けて二刀流の使い手にクラスチェンジ。元々両利きだったことと兄譲りの必殺技・斬撃波の威力もあって完成度が飛躍的に高まった。一応普通の衝撃波も撃てるがアンゼロスに比べるとさすがに扱いが拙い。
 背はそこそこ高めなのに胸とお尻が物足りないのが悩み。

戦力ランク
ファイトスタイル 二刀流剣術 
必殺技 衝撃波
斬撃波

・ヒルダ
ヒルダ09/01/22
 砂漠南に位置する商業都市タルクの近辺で診療所を開いていたダークエルフの魔法医でディアーネの姉。478歳人妻(旦那は十年ぐらい前から遠い外国へ行商の旅)。
 白衣の似合う清潔な感じの美女だが、その実、患者を摘み食いする悪癖のあるエロ魔神だった。
 数十年前の結婚後から自制はしていたが、アンディと愉快な仲間たちの乱交現場を見てムラムラ復活、飛び入り参戦。その後アンディの青臭さにやられて割と本腰でアンディに迫るようになる。
 両刀使いでエロテクはワールドクラス。そのゴールドフィンガーと数々のスケベ魔術の前に三分以上耐えられる者は存在しないという噂。
 医師としてもきわめて優秀であり、魔法の実力はディアーネを上回り、医療用に刻紋にも習熟している。なんだかんだで頼りになるお姉さん。

・マイア
マイア09/01/22
 ポルカの北東に位置するドラゴンパレス「ミスティ・パレス」の最年少ドラゴンで、氷竜系種族ブルードラゴンの娘。63歳。元々はアップルおよびその一味を殺そうとしていたエルフに力を貸していたが、アーサー・ボナパルトの乱入によってあえなく敗北。
 その後ライラが現れたことによって(ドラゴンの盟約ではライダー持ちのドラゴンはとても偉いので)あっさり降伏した。
 その後ライラの策によってアンディが篭絡し、二匹目の配下ドラゴンとして迎えることになる。
 出会った当時はクール系だったが現在はほとんど愛玩動物のようにアンディにすりすりべたべた。ドラゴンなので成長が遅く(ローティーンぐらい)おっぱいが小さいのがちょっとした悩み。
 ドラゴン体では全長40メートルを誇り(でも大人のドラゴンとしては最小金冠サイズ)、全天候飛行能力とブリザードブレスは強力無比。
 人間体でも空気中の水分から氷のボールやツララを瞬間的に生成して武器にすることでかなりの戦闘力を発揮できる。

戦力ランク
ファイトスタイル 素手格闘・ドラゴン化 
必殺技 ブリザードブレス
氷球投げ(人間体時)

・アルメイダ
アルメイダ09/02/25
 元アフィルム帝国の軍人で有名なパラディン。「舞踏槍」の異名を持ち、その名の通り踊るような華麗な動きから想像を絶する手数で敵を圧倒する槍の名手。
 そのスピードは大陸最高クラスで、剣聖旅団の「疾風」アベル・ディンギルやエースナイト「白昼夢」ジーク・ベッカーと並び称される。
 帝国内のエルフ族の支配領域「レンヌ公国」の出身で、かつてレンヌの「異端査察官」と呼ばれる、ハーフエルフや造反者を捜索・追跡する役目を負っていたが、その結果「木」に変質させられた者たちをそのまま切り倒して王城建築に使うと言い出した中央部に幻滅して出奔。昔と逆に逃亡者たちを逃がすためにトロットに拠点を定め、戦い始めていた。
 視界狭窄を起こしやすい突撃馬鹿娘で、勘違いからアンディを攻撃し、北方エルフにとっ捕まって処刑されそうになるも、アンディとのエッチ勝負に敗れて謝罪、放免された。
現在はトロット第二の都市フォルクローレの領主ガードナー公爵家と(ハーフエルフの隠れ里の設立援助を条件に)契約し、トロット王国からレンファンガス王国への国際援助要員の一人として派遣され、レッドアームの地位を得ている。
 人を見る目と空気読む力がすごく低い。ベッドではものすごい弱キャラっぷりを発揮する。
 アンディの母マリーの友人でもある。

戦力ランク
ファイトスタイル 槍⇔鉄杖による超高速戦闘 
必殺技 なし


・アイリーナ
アイリーナ09/02/22
 トロット王国の北に広がる北方エルフ領の九つの氏族のひとつ「白の氏族」の氏族長を務める少女。見た感じはマイアと同じくローティーンだが実年齢は154歳に達する。魔法能力が極めて高い。
 体調を崩した前氏族長の父に変わってしばらく前に氏族長を襲名。かつて漫遊旅行中に山賊に捕まり、ディアーネに助けられた過去がある。
 白に近い長い銀髪と、ゆったりしたローブ、お公家ババア喋りががトレードマーク。割と食いしん坊でいつも人の食事やお茶請けから摘み食いしている。
 のほほんと超然を気取っているがドジキャラでもあり、油断してコケたり勘違いしたりは日常茶飯事。妄想が激しく、アンディのセックス技能を少々過信している節がある。
 第二部になってからアンディと初体験。ちょっとした興味からのことだったが、アンディが過剰にしつこく犯した&カラダの相性がよかったおかげで必要以上にエクスタシーを覚えてしまい、陥落。その相性はアンディから見てもなかなか魔性を感じるレベル。
 現在は首輪も受け取り、すっかり雌奴隷となっている。
 一時は子作り拒否の方向だったが、最近はもうわざと誘い受けで中出しされてる面も。

・ルナ・バジル
ルナ09/22/24
 砂漠大迷宮の猫獣人コロニーにいた娘。銀髪の猫獣人で18歳。
 無表情でぶっきらぼうな娘。ただしその心は情熱的。
 前シリーズ30話で村ごとアンディに種付けされたが妊娠せず、親戚のリナやユナと一緒にアンディを追いかけてきた。他の二人よりもアンディに対する執着は強い模様。
 コロニーリーダーであるドナの孫。
 満月時の身体能力はアンゼロスやライラからアンディを掻っ攫うほどだがまともな戦闘経験はない。
 第40話でディアーネ特務隊に加入。今後セレン同様の連絡・偵察員としての活躍が期待される。

 猫獣人は夜目が利く上に天性の敏捷性で狩人として非常に優秀。ルナもハンターとしては相当なもの。

・ピーター・スマイソン・ジュニア
 生まれたばかりのアンディとジャンヌの息子。ハーフドワーフ。
 ポルカの男爵邸に預けられ、男爵夫人とセレンを乳母にしてすくすく育っている。
 無類のおっぱい好きであり、セレンやアップル、男爵夫人やその他ポルカの女衆のおっぱいを吸いまくっている。おっぱいを吸うとすぐ機嫌がよくなるのでみんな甘やかし気味。

・エドガー・ケイロン十人長
 元クロスボウ隊の十人長の一人でディアーネ特務隊の十人長。狐獣人で怠け者だがやるときはやる30歳。
 ここぞというところで奇跡の高得点を叩き出せる勝負強さがあり、普段ぐんにょりしてても見逃される得な奴だが、逆にファインプレーをしても「まあ怠けてる分取り返してるだけだし」と言われてあまり評価されない一面も。
 見た目からはわかりにくいが二本尻尾の持ち主で、その手触りがポルカの子供たちから人気。

・ジェームズ・ランツ正兵
 元クロスボウ隊のザコ。現在ディアーネ特務隊に所属。
 オナニーチャンスに命をかける人間族の青年。いつも平気で男どもと一緒に風呂に入るディアーネやライラを堂々とオナネタにする。早漏。
 視力と狙撃精度、度胸に長け、バッソンのクロスボウ隊においては最高の狙撃成績を誇るスナイパーでもある。

・ボッツ・ゴート正兵
 元クロスボウ隊のザコ。ランツと同じくディアーネ特務隊に所属。
 オナニーチャンスに命をかけるオーガ族の青年。一本角。ランツと合わせてオナニーブラザーズとも呼ばれる。

・アーニー・ボイド準兵
 元クロスボウ隊・アイザック小隊の隊員で、朴訥で控えめなオーガの青年。19歳。番外編の主人公1。
 過去に故郷で異種族間の誤解から角を引き抜かれており、本来2本角が片方しかないのが外見上の特徴。ちんこも小さい。よく考えたらわりとハンデ多いが、美人の人間族女性シルビアと将来を誓い合う仲になり、たまにデートしては濃厚にぬっぷぬっぷしてるので勝ち組。
 まだ兵士としては見習期間の準兵だが、あと2階級上がって十人長になったらシルビアと結婚しても良い、と彼女の親御さんに言われ、頑張っている。
 アイザックに可愛がられており、古着や余った家具などを譲られたり酒を奢られたりしている。
 また、しばらく前の戦闘で思いがけなく白兵戦になった際、素人暴れしかできなかった反省から現在アンゼロスやアイザックに師事し、接近戦闘の基礎について勉強中。わりかし筋はいいらしい。
 ディアーネ特務隊編成と同時に隊に組み込まれた。まだまだ未熟だが前衛のできる歩兵として期待がかかっている。

戦力ランク
ファイトスタイル 素手格闘・パワー剣術(どちらも未完成) 
必殺技 たまにしか出ない衝撃波

・シルビア・マクレイン
 クロスボウ隊の駐屯地の近郊にある都市・バッソンの揚げ物屋さんで働いている美人の人間族女性。20歳。アーニーに偶然命を助けられて以来メロメロ状態。本人気づいていなかったが巨体フェチだった模様。
 アーニーより僅差で年上なため、お姉さん風を吹かせつつもラブラブ。ケイトと組んでポルカまで自力でクロスボウ隊を追っかけたり、行動力もある。

・ケリー・アイザック百人長
 最近十人長から百人長に昇格したアンディの友人。三十路の牛オーガ(オーガ族の亜種でミノタウロスっぽい)。親分肌で世話好きな良い上司で良い軍人。
 筋骨隆々、3mもの巨体から繰り出すド迫力のマッスルポージングが得意で宴会では人気者。また子供好きでもあり、故郷の村でも子供たちに大人気。
 かつては優秀な突撃歩兵であり、エースナイト試験を合格直前までいったが転向している。種族特性により地下や谷間などの閉鎖空間では戦闘能力を跳ね上げるスーパーモードが可能。
 過去に幼馴染の女性と結婚の約束をするも、軍隊で箔をつけているうちに別の男に取られた過去を持ち、ヘタレ認定されがち。だが狼獣人のミカガミ姉妹とのフラグが成立してぬっぷぬっぷしているのでもう大丈夫だ。何が。
 現在はディアーネに代わってクロスボウ隊を預かっている。

戦力ランク C 
ファイトスタイル 我流剣術・格闘術
必殺技 迷宮内限定のスーパーモード

・リンネ・ミカガミ十人長
 最近クロスボウ隊に転属してきた狼獣人女性。20歳。物静かで冷静な印象を与えるが根はそうでもない。
 精鋭として有名な西方軍団第三歩兵隊の出身で、エースナイトの称号を持ち、戦闘力はかなり高い。
 エースナイト試験でアイザックに助けられた過去を持ち、アイザックの嫁になる、と決め込んで四六時中大きなこけしで自己拡張したり、非常に思い込みが激しい。狼獣人の独特のルールに則っている部分もあるが割と本人の性格が大きいと思う。
 普段の所作からは剣で華麗な戦いをしそうに見えるが、実際は体術というか野性的な動きで敵を蹴り倒して一息に刺し殺す残虐ファイトスタイル。
 最近アイザックに孕まされて産休予定。

戦力ランク
ファイトスタイル 実戦格闘剣術 
必殺技 なし

・ケイト・ミカガミ
 リンネの妹で18歳。アイザックに対して幼い頃に「およめさんになる」と宣言したのを律儀に守り、追い掛け回した挙句押しかけ彼女になった。現在バッソンで家を借りて住んでいる。
 非常に明るくて人懐っこい性格。故郷では標準語と違う言語で会話が交わされているため、若干カタコト。
 リンネとともに各地を放浪してアイザックを探していたために場数を踏んでおり、狼獣人としての元々の身体能力もあって結構強い。
 姉とほぼ同時にアイザックの子供を妊娠した。

・ジーク・ベッカー特務百人長
 セレスタ特別諜報旅団所属。そこに存在したことが幻に思えるほどの身のこなしから「白昼夢」の異名を取るベテランエースナイトで40歳。内偵や斥候が任務の諜報旅団員のくせに英雄詩にやたらと歌われている有名人で、ディアーネの元部下でもある。
 長身かつハンサムな不良中年だが酒好き風俗好き覗き大好きでガチ恋愛には及び腰のヘタレ。しかし最近ダークエルフの娼婦に惚れ込んで見事ゲットした。それと同時に昔振ったオーガ族の女性に執念でゲットされた。
 人間族ながら桁外れの敏捷性を誇り、そのスピードは大陸最速クラスとされるディアーネやアルメイダをも凌駕し、なおも底を見せない。ナイフを使った接近戦と罠を駆使した戦術が得意で、殺人技術では他の追随を許さない。
 マスターナイトになれないのは卑怯かつ致死性の高い戦法のため認定試験で使えない……と本人は説明しているが、実際のところは「なれない」のではなく、あえて「ならない」ことで他者の油断を誘っている。
 趣味はナイフ集めと覗き。趣味と実益を兼ねている。

戦力ランク A 
ファイトスタイル ナイフと足技を駆使した超高速戦闘・トラップ設置 
必殺技 なし

・アリエル
 ジークに口説かれたダークエルフの元娼婦。100歳くらい。男に騙されて借金を背負わされ、体で稼ぐことを余儀なくされたしょっぱい過去を持つが、それに負けない芯の強さを持つ。ジークの見解ではちょっとだけディアーネに似ているらしい。
 元娼婦だけあってベッドの上では無敵の技巧を持つ。ローズの種族特性による具合のよさと常日頃火花を散らしている。

・ローズ・アルデリア
 ラッセル砂漠の南に位置する商業都市タルクにおける、土建組合の二大勢力の一つ「トライデント」の棟梁。ジークの嫁を自任する凛々しい美女。27歳。
 三本角のオーガ女性であり、約170センチとオーガ女性にしては背が低いが腕力は折り紙つき。純粋なパワーなら3メートル近い働き盛りのオーガ男性と腕相撲しても負けない。
 土建組合棟梁という金持ちの令嬢なので、昔営利誘拐されたことがあり、ジークに救出されたことがある。が、そのままロマンスに発展するかと思いきやジークのトラウマスイッチが暴走して最低なオチがつき、以来ジークに未練半分恨み半分、ひたすら問い詰める機会を狙っていた。
 オーガ族女性の性器は非常に許容量が広い上に具合が良いマジカル名器であるため、技巧に長けたアリエルと毎晩張り合っている。

・ビット・ウィリアムズ百人長
 アンディの元同僚。何事もソツなくこなす人間族29歳。アイザックと共に十人長から百人長に昇格し、クロスボウ隊の第二部隊の指揮官に抜擢された。
 器用貧乏という言葉がピッタリくる男で、特に欠点はないが特に素晴らしいところもなく、女の子と知り合っても大抵「お友達ならいいけど……」と言われるタイプ。
 百人長になってもその「悪くはないけど良くもない」評価が定着しており、部下が軒並みアイザックばかり頼りにしているのでとても複雑。

・ジャスパー・ジャンジャック正兵
 クロスボウ隊のザコ。元スマイソン小隊所属の人間族。
 酒に酔うとアップルにしゃぶってもらった思い出を垂れ流すアンディを色々な意味で尊敬していたが、最近嫁を量産しているため見損なっているらしい。

・グレッグ・ラックマン正兵
 クロスボウ隊のザコ。アイザック小隊所属のドワーフ族。典型的ドワーフ訛りの使い手。
 元々はアーニー・ボイドの同僚でケリー・アイザックの直接の部下。若いが髭がすごい。

・ハンク・ブロンソン十人長
 第二クロスボウ隊所属。人間族。最近十人長に昇進した護衛歩兵の27歳。人間族。人の良い感じの丸顔青年。
 目立たないがアンゼロスとリンネに次ぐ実力者で、今期のエースナイト試験にようやく合格した。
 バスタードソードと体術を臨機応変に使うセレスタらしい剣士で、必殺突き(仮名)は木剣で人体を貫く威力。

戦力ランク
ファイトスタイル 我流格闘剣術 
必殺技 必殺突き(仮名)

・デュラン・グート男爵
 ポルカの領主でチョビ髭のダンディ。56歳。いい歳だがポルカの霊泉の力でアンチエイジングが効いており、肉体的にはとてもそうは見えないくらい元気で若々しい。
 美人で巨乳の奥さんと五人の子供を持ち、若い頃に剣聖号も取っている。統治能力も誰もが認める良い領主だが、女湯覗きが大好きなのが玉に傷。

戦力ランク B 
ファイトスタイル トロット剣術
必殺技 衝撃波

・ダリア・グート
 男爵の妻。43歳。
 おっぱい大きくておっとりした性格……だったが幾人もの子育てを経てそれなりにたくましい性格へと成長したらしい。
 ジャンヌやセレンの出産と子育てにいろいろと世話を焼いてくれている。
 霊泉とたゆまぬお肌ケアのおかげで見た目は実年齢より十歳近く若いが、歳の話題にはどうにも敏感なお年頃。

・ジャッキー・ルメイロ
 ポルカで鍛冶屋を営むハーフオーガの巨漢。アンディの父ピーターの一番弟子で苦労人。
 ピーターが亡くなり、その妻マリーが転居するにあたってアンディの生家を譲り受け、現在は妻と娘と三人で暮らしている。
 腕前はそこそこ。ピーターが腕利きだったために比較されがちだが頑張っている。

・サラ・ルメイロ
 ジャッキーの娘でクォーターオーガ。角はかなり小さい。
 かつて魔物に襲われて死にかけたところをディアーネとヒルダに救われており、将来はああいうかっこいい武術家かお医者さんになりたいなー、とか思っている。

・ベネッサ・ルメイロ
 ジャッキーの妻。人間族で32歳。
 元は循環器系の重い病を患っており、温泉の湯治客だった。ポルカで長期静養ののち、ジャッキーと結婚。サラを儲けた。
 家の権利に関して微妙な立場があるせいか、アンディにはちょっと愛想が悪い。
 鍛冶に関しては素人だが元々商家の娘なのでお金にはしっかりしている。
 娘のサラを溺愛しており、彼女へのいじめにちょっと過敏で、人間不信気味な部分も。

・ジョニー・クエイド
 ポルカの門番コンビ右。アンディの幼馴染で酒屋の息子。姉さん女房持ち。
 昔徴兵されて出たことはあるがほとんどずっとポルカ暮らし。戦闘能力もはっきりいって全然ない。

・キール・リンドン
 ポルカの門番コンビ左。アンディの幼馴染で饅頭屋の息子。
 経歴も能力もジョニーと似たり寄ったり。元デブだが今はそうでもない。

・ハリー・オータムヒル
 ポルカの靴屋「オータムヒル靴店」の先々代。86歳のジジイ。
 語り部のような妙な説得力を持つ喋り方と深い色の目が特徴。しかしおっぱい大好きポルカっ子で、だいたいろくでもないことしか言わない。もうボケてるんちゃいますかという声もある。
 実は戦闘用の靴類に関してはかなりのマイスターらしい。

・リンジー・カーライル
 いくつも湧出口があるポルカの霊泉のうち一つを管理する女性。58歳のベテランだが霊泉のおかげで結構若々しい。
 霊泉の水をベースにドリンクスタンドのような店を開いており、リンジーおばさんの調合するドリンクは普通の霊泉水よりよく効くとの噂。実際に霊泉の力を増強する配合がされている(彼女の無自覚な才能による)が、その特殊な才能にはみんな気づいていない。

・アーノルド・ブラウン
 酒場のマスター。小男だがオシャレで渋い53歳。ポルカの同年代ではまとめ役。
 一番の悩みはポルカ住民のほぼ全員に顔が利くにもかかわらず、名前を言って誰のことかわかる人はその1/3しかいないこと。

・ハンナ・ブラウン
 マスターの奥さん。昼の酒場の軽食営業と、クロスボウ隊が来た際の異種族収容仕様の大酒場(酒場別館)の仕切りを一手に担う。
 お喋り好きなおばさんだが慕われている。

・ベラドンナ・クエイド
 ポルカの町の産婆さん。これまでに取り上げた子供は数百にも上る。
 門番のジョニーの祖母でもあり、曾孫を取り上げるまでは絶対現役と公言している。
 アンディとジャンヌの子供を取り上げた。

・リンダ・ノイマン
 アンゼロスの母。トロット王国を拠点として多国籍にまたがる大商会「シルフィード商会」の創業者で会長。52歳。
 王を相手にしてもNOといえる女傑であり、商売人としての才覚を持ちつつも、一人娘のためならいつでもそれを投げ出せる覚悟もあるすごい人。アンゼロスに「剣で身を立てるならセレスタへ」と勧めたのも彼女。
 怒ると椅子で殴ったりもする。

・アーサー・ボナパルト伯爵
 元剣聖旅団長にして元トロット王宮近衛隊長。至剣聖号を持つトロット最強の騎士。59歳。
 ディアーネとクロスボウによって一度再起不能とまで言われた傷を負うも、ポルカの霊泉による治癒と聖獣シューゲイザーから巻き上げた目玉の移植によって完全復活。アンディの味方になったり敵になったり色々した。
 余裕のある大人な性格と見せかけて結構脳筋野郎。趣味は国内旅行で、正体を隠して颯爽と民衆を救う水戸黄門的なヒーローに憧れているらしく、しばしば名前を隠そうとする。
 大柄な体格で、1.5メートルはあろうかというグレートソードを愛剣とし、ドラゴン状態のマイアを一撃で叩き伏せるなど人間離れした戦闘能力を持つ。
 アンゼロスの使う衝撃波を彼も撃つ事ができ(というかトロットの優秀な剣士は過半数が使う)、張り手で瞬間的に発生させたり、剣を使って家が吹っ飛ぶほどの規模で撃てたりもする。ベッカーのスピードにも押し負けず、ドラゴンスレイヤーにさえ道具負けしない。大陸の人間族ではおそらく最強。
 現国王ルース一世は彼の息子。

戦力ランク
ファイトスタイル トロット剣術 
必殺技 連続衝撃波
竜巻衝撃波

・ユリシス・アーネスト
 前トロット王国国王ユリシス三世。ボナパルトとともに国家を生き返らせるための内乱を企てたが、寸前でルースとアンディに阻止された。
 見た目は好々爺だが、セレスタとの戦争まではトロットにこの人ありと言われた優秀な王で、その老獪さには定評がある。
 若い頃はアンゼロスの母リンダにお熱だった。

・ルース・ボナパルト・アレイクロード
 第39代トロット王国国王ルース一世。20歳の若者。アーサー・ボナパルトの一人息子。
 父とユリシス王がともに死ぬことを前提とした反乱計画を知り、その計画を打ち砕いて王となった。
 大英雄である父と、賢王であり舅であるユリシス三世をともに尊敬している。彼らのためにもトロットを盛り立てようと必死。
 かつては父のような剣聖になることを夢見ていた。体格は父同様に恵まれており、根性もあるため意外と大成したかもしれない。

・レイナ・ボナパルト
 ルース王の妻、トロット王妃。18歳。ユリシス王の娘。
 ルースのクーデターに後ろ盾として手を貸した。彼女も老父を敬愛している。というか若干ファザコン気味。
 国民のアイドル的な存在であり、彼女の微笑みがルースの治世を少なからず助けているのは確か。

・ランクル・ガードナー公爵
 王都に次ぐ第二の都会、城塞都市フォルクローレを領有する、トロット王国最大の名門貴族ガードナー家の当主。学者肌の76歳。
 数年前からルースとレイナを預かり、自分の城で未来の大貴族として教育していたが、ルースのクーデターにレイナとともに手を貸すことに。
 現在は大臣格としてルースに色々提言する立場にいる。ユリシス王やボナパルトに対して若い頃からよい友人にして教師であり、ライバルだった。

・ピーター・スマイソン(シニア)
 アンディの父。享年46歳。
 ポルカの腕利きの鍛冶屋だったがアンディが戦争に引っ張られ、戦後のゴタゴタで行方不明扱い(ほぼ戦死と同義)になったため、酒に溺れるようになり、泥酔した晩に駅馬車に轢かれて死亡。
 お色気と酒に弱く、すぐに人を信用して騙されること多々、腕はいいのに丼勘定で大損が多いという駄目駄目男だったが、ポルカの人々からの人望は厚く、現在でもその死を惜しまれている。

・マリー・スマイソン
 アンディの母。夫の死を契機に、雪が多く、エルフや魔物の襲撃もあって物騒なポルカでの生活を諦めて転居。現在は王国西部の都会フォルクローレに住む。
 大雑把で損ばかりこいていたピーターをよく支えた良妻賢母だった。現在は魚市場で働いているが、今でも武具の簡単な修理はできる模様。

・エクター・ランドール十人長
 セレスタ軍トロット軍団に所属するエースナイト。セレスタ戦争前の最後の剣聖試験合格者。24歳。
 親しみやすい態度と知性を併せ持つハンサムガイであり、名門貴族の嫡男でもある。
 かつてアンゼロスと婚約しそうになった。彼本人も乗り気だったがアンゼロスはアンディに想い通じたばかりだったため、結局は破談になる。
 正統派のトロット剣士で、派手な特徴はないもののバランスのいい戦闘技術を持つ。その実力はアンゼロスを僅かに上回っていたが、魔法能力を開眼したアンゼロスの幻影術を絡めた戦法に敗北している。

戦力ランク B 
ファイトスタイル トロット剣術 
必殺技 衝撃波

・ギルバート・グランツ百人長
 エクターの直接の師匠格のエースナイトで、アンディの訓練兵時代の鬼教官でもあったヒゲの剣聖。50歳。
 大剣聖にこそなっていないが、その完成度の高い戦闘技術は誰もが認めるところであり、また後進への技術指導にも熱心なため、剣聖になりたてのルーキーから大剣聖まで「グランツ先生」と呼び慕う。
 本職は大学の助教授。戦時以外は予備役入りしているが毎週の訓練は欠かさない。剣聖らしい謹厳実直な男。

戦力ランク
ファイトスタイル トロット剣術
必殺技 衝撃波

・カウル・コンウォート
 王都大学の学長で、アーサー・ボナパルトとユリシス王の起こした反乱に一枚噛んでいた。
 人間族には珍しい魔法使いで、戦争時には魔法戦略を立案していた。そのため自分のせいで戦争に負けたと責任を感じていた節がある。


・ゴルクス
 北の森のエルフの九氏族の一つ「橙の氏族」の名代。長髪美形の武人だが若干思い込みが激しく、アンディの実力を色んな意味で過大評価している節がある。
 直接戦闘にも弓術にも長ける武闘派で、実力はエースナイトに匹敵する。

戦力ランク B 
ファイトスタイル エルフ剣術・弓術 
必殺技 なし

・ディエル
 北の森のエルフの九氏族の一つ「赤の氏族」の前氏族長。砕けた態度の親しみやすい男。
 現在は氏族長を縁戚に譲り、聖獣迷宮の近くに村を作ってそこで村長兼私兵団長をしている。
 ブレイクコアの暴走事件でアンディたちに救われた。本来はゴルクス以上の実力を持つ戦士だが、今のところ特に目立った活躍はない。

戦力ランク B 
ファイトスタイル エルフ剣術・弓術
必殺技 なし

・クリスティ
クリスティ09/02/23
 北の森のエルフの九氏族の一つ「桜の氏族」の名代。ほんわかお姉さん。
 若手の進歩主義エルフの元締めであり、エルフの出生率の低下を「気」の流れと結びつけて研究した学者でもある。意外と侮れない。
 バツ2の人妻経験者であり、清楚に見えてなかなか性欲強め。
 アンディと事故的なエッチからだんだんとステップアップして最近雌奴隷の仲間入りを果たした。受けに回ると弱そうに見えていつの間にか絞り尽くす妖婦の資質あり。

 桜の氏族は大規模な一角馬の牧畜をしているため、今後の外貨獲得において最も有望視されている。

・シャキール
 北の森のエルフの九氏族の一つ「緑の氏族」の氏族長。棺桶に片足突っ込んだ大長老。
 はっきり言っていつ立ったままポックリ逝くかわからない状態だが、その発言力は未だに強い。

・アルマ
 北の森のエルフの九氏族の一つ「紫の氏族」の氏族長。紫のローブとフードを愛用する、見るからに占いババア。
 昔は美人だったらしい。
 アップルとその母を森から追放した張本人。

・ボイス
 北の森のエルフの九氏族の一つ「青の氏族」の氏族長。昔はマッチョだったが今はしおれて見る影もない。
 エルフのくせに難しいことを考えるのは苦手でとりあえず戦おうと言い出す脳筋ジジイ。

・オリバー
 北の森のエルフの九氏族の一つ「金の氏族」の氏族長。気難しい昔気質の爺さん。
 親友である元・銀の氏族長ガストが引退してしまったために最近めっきり元気がなく、後継者探しを始めている。

・レイモンド
 北の森のエルフの九氏族の一つ「銀の氏族」の氏族長。最近氏族長に就任した。
 失点続きの銀の氏族の権威をこれ以上失墜させないために、堅実さを期待されて選ばれた神経の細い青年。今のところ特に何もしていない。

・マルク
 ディエルの従弟で「赤の氏族」の現氏族長。
 氏族代表者を突然任されて張り切っている熱血派。アイリーナのことが好きだが相手にされていない。

・フェイザー
「銀の氏族」の青年。マイアと同じ年に生まれて、最近までマイアの「ドラゴンナイト(要するに子分)」兼教育係だった。
 思い込みが激しく、攻撃的。人間やその仲間なんぞ追い払ってしまえ、とばかりにマイアをそそのかしてアンディとアップルを襲うものの、アンディがライラの「ドラゴンライダー(騎手)」だったためにマイアにあっさり裏切られ、以来めっきり出てこないが、アンディの悪口を今も垂れ流しているらしい兆候があちこちに散見される。

・ブロール
 ポルカや銀の氏族領に程近い「ミスティ・パレス」というドラゴンパレスにいたブルードラゴンの中年親父。マイアの大叔父(母方の祖父の弟)にあたる。
 ライラの旧知。
 ミノンという名の銀の氏族のエルフ女性をライダーとしていたが、先ごろ病で亡くしている。
 マイアやアスティがアンディと大乱交に励んでいる横で酒盛りとかしていた豪快野郎。でもドラゴンはだいたいそんなもん。

・アスティ
 マイアの母。ばいんばいんの美女で裸族。
 マイアの父にあたるエルフは枯れてしまった(ドラゴンの精力でやりすぎた)が、第二子は欲しいお年頃。そこへ若くて無闇に精力に溢れたアンディが登場したのでマイアと一緒にパーティプレイ。
 他の種族的にはとんでもない話だがドラゴン族は全体的に性に奔放なので別に問題ないらしい。

・ブレイクコア
ブレイクコア09/02/20
 赤の氏族領にある「聖獣迷宮」と呼ばれる地下迷宮の上の草原に住む一角馬。聖獣(不死身の知性ある獣)。
 過去にアンディたちに救われたことがあり、アンディその他を友人として認めている。昔はドラゴンとも対等以上に戦える強キャラだったが現在は弱体化している。武器は角伸ばし(ドラゴンの鱗も一撃で貫く)とノーモーションで無限に打ち放題の衝撃波。
 長生きしすぎた(約五千歳以上)ために自分の性別がどっちだったか忘れているらしい。
 現在は赤の氏族領「聖獣迷宮」の直上にある草原で人型に化けて生活している。寿命が無限化しているのでドラゴンと違って外見年齢設定自由。「子供生ませてやる」とアンディに口説かれてその気になっている。
 スプラッタ系の持ちネタ多数。

戦力ランク A 
ファイトスタイル 「角」を用いた剣術じみた動き
必殺技 無限衝撃波
角伸ばし

・アシュトン第六大臣
 ディアーネの父で約1000歳のダークエルフ。10人の妻と93人の子供を持つ(昨年より増えた)。
 直接的な荒事は全然駄目だが戦略家としては優秀で、軍務大臣的な位置にいる。
 昔は大商人だった。「〜ぢゃ」というしゃべり方が口癖だが見た目的にはベッカーと同い年ぐらい。

・ドナ・バジル
 ルナの祖母で砂漠大迷宮の途中に存在する猫獣人コロニーのリーダー。
 若干愛想の悪い婆さんだがリーダーとしての能力は高く、コロニー全体から信頼を受けている。
 気の流れのバランス変化を受けて雌猫ばかりになってしまったコロニーを憂慮し、アンディに子孫繁栄のための無差別種付けを依頼する。
 昔ライラと(ジャンヌ同様に)つるんでいた時期があり、ライラに対して遠慮がない。

・カルロス
 ディアーネの兄。アシュトンの次男で729歳。
 父同様に直接の荒事にはちっとも向かないが商人として優秀。オニキス商会という大商会を率い、日々ダークエルフ商業圏の繁栄に努めている。
 タルクのコロニーリーダーでもあり、多忙。兄弟に対しては心配性でちょっと変なお兄ちゃんだが、商売に関しては厳格で誠実。

・ルーカス将軍
 セレスタ南東の森林領・クラベスに住む南方軍団のマスターナイトでオーロラの兄。キザで美形で傲慢な男。
 戦闘のセンスは本物で、遠間からテーブルを真っ二つにする独自の衝撃波集中発射の技を持つ。スピードも一級品で、クロスボウの矢を見てから避けられるほど。
 だがアンディの奇策によって利き手を大火傷し、アンゼロスに敗北。セレンに片玉踏み抜かれてしまう。

戦力ランク A 
ファイトスタイル 我流剣術 
必殺技 斬撃波

・ディオール
 クラベスのコロニーリーダーでルーカスとオーロラの父。セレスタ森林領一帯のエルフが属する「空色の氏族」の氏族長。
 約百年前、森林が南方ラパール諸島による侵略の危機に晒されていたところをディアーネに救われ、その勇姿を見て大のダークエルフフリークになってしまった困ったお人。地味にディアーネにプロポーズもしていたが気づいてもらえなかった。
 お抱えの絵師に描かせたディアーネの肖像画を見てニヤニヤするのが趣味。

・マイト・ゲーレン
 タルクのオーガ土建組合「タワーエンブレム」に雇われていた退役軍人のエースナイト。すごく長い刀を使う。
 首を左右にカクンカクンと倒しながら喋るのがクセのキモイ男。ベッカーに手を出して殺された。

・リオン・レックス
 マイトの仲間でエースナイト。獅子獣人で、鍛え上げた豪腕による素手での格闘戦を好む。
 孤高の大物っぽい喋り方をするが、まあマイトと一緒にいたあたりお察し下さい。
 彼もベッカーに手を出してマイトと同時に殺された。

・デービス・ダグアウト
 マイトの仲間でエースナイト。一本角のオーガで、その巨体を生かし、巨大なメイスで敵を叩き潰す。
「タワーエンブレム」にも彼の紹介で滑り込んだ。
 ボソボソと恨みがましく鬱陶しい喋り方をする。彼もやっぱりベッカーに殺された。


・フェリオス大騎士長
 トロット・セレスタの東にそびえる、大陸を分断する青蛇山脈の向こうの国「レンファンガス王国」の戦士でゴールドアーム(至剣聖相当の大英雄)。
 四人いるゴールドアームのうち、今のところ最も新参。
 大地を武器とする武技「アースドライブ」を組み込んだ剣術の達人であり、地形を自在に操作しながらの戦闘を得意とする。また石礫とともに激走し広範囲の敵を一気に蹂躙する驚異の大技「テンペスト」が切り札。
 エルフであるという理由で北方エルフ領への使節に選ばれている。若干ゴールドアームであることに気負いがあるっぽい。
 なかなか重度のシスコンで、シャロンが雌奴隷になったと自ら宣言したのを聞いて即座に吐血。入院中。

戦力ランク S 
ファイトスタイル アーカス剣法・ベルガ流 
必殺技 アースドライブ
テンペスト

・ベルガ騎士長
 レンファンガス王国のブラックアーム(大剣聖相当)。顔面に大きな傷があり、隻眼。エルフ族だがかなりのコワモテ。
 その風貌に誰もが驚き、警戒するが、よく見ると無表情で何を考えているのかさっぱりわからない。
 フェリオスとシャロンの幼少時からの教育係であり、剣術の師匠。本来ドワーフの絶技である「アースドライブ」を組み込んだ「アーカス剣法・ベルガ流」の始祖。
 かつてはアーカス王室親衛騎団の副団長も務めたことがあり、防衛戦を得意とする優秀な指揮官としても知られていた。

戦力ランク A 
ファイトスタイル アーカス剣法・ベルガ流
必殺技 アースドライブ
テンペスト

・シャロン騎士長
シャロン09/03/12
 レンファンガス王国のブラックアーム(大剣聖相当)。ポニーテールが特徴的な女性で、よく喋る。フェリオスの妹。
 エルフ領に入ってからこっち、すでに数度にわたって舌禍を引き起こしているトラブルメーカー。
 アンディを無闇に敵視していたが、オーロラとの決闘における敗北とアンディの手による鎧の再製造を経て、態度が軟化。そして数度のセクハラ紛いの接触を経てアンディの雌奴隷に仲間入り。いいのか。
 エルフにあるまじきロケットおっぱいの持ち主であり、しかも若干無自覚に見せたがりの気がある模様。
「アーカス剣法・ベルガ流」の優秀な使い手であり、アースドライブを始めとして多くの特殊な戦闘技法をレパートリーに持つ。ちゃんと強いぞ。

戦力ランク
ファイトスタイル アーカス剣法・ベルガ流
必殺技 アースドライブ
物体貫通衝撃


・ネイア・グランス
ネイア09/03/12
 三百年前の魔物禍に飲まれて失われたはずの国・カールウィン王国の五人の守護騎士「勇者」の一人であるハーフエルフ。
「カールウィン王国勇者同盟第二騎・『閃光騎』グランス・レイランド第43代継承者・ネイア」が正式名。
 正確には「グランス」というのは始祖にちなんだ地位称号であって名前ではない。
 背丈はアンゼロスと大差なく、笑みを絶やさず物腰丁寧だが、その戦闘力はディアーネにも匹敵。武器である閃光剣のエネルギー波攻撃を全解放すれば、ドラゴンや魔神すらも瞬殺しうる。
 古ぼけた鍔広の帽子と短めの変なマントというウエスタン風の服装だが、その腰には太古の宝剣・閃光剣を提げている。
 故郷では過酷で非情な環境だったためか、時々変なところで感情を爆発させることがある。
 礼儀正しいが食いしん坊。

戦力ランク S 
ファイトスタイル 義母より受け継いだ実戦格闘剣術
必殺技 衝撃波
アースドライブ(見よう見まね)
閃光撃

・アレックス・バスター侯爵
 レンファンガスの有名なゴールドアームで通称「魔人バスター」。レンファンガスの侯爵位も持っている。
 人間族でありながらトップクラスに優秀な魔法使いであり、また直接的な戦闘力でもそこらのブラックアームに引けを取らないという。
 戦闘系・非戦闘系問わずさまざまなオリジナルスペルを開発しており、側近ですらその半分も把握していないという噂。
 生え際が後退した頭、その辺の町人と変わらない麻シャツ綿ズボンという服装に直接黄金のガントレットをつけているので見た目は違和感の塊。そして本人は至って気のいいおっさんそのものなので初対面では大抵の人に偽物ゴールドアームと断定される。

戦力ランク S 
ファイトスタイル 格闘・剣術・魔法を組み合わせた変幻自在の戦闘術
必殺技 石化魔法「石になれ」
神速複合詠唱術

・リスター・ジェイル大騎士長
 レンファンガスのゴールドアーム。獅子獣人42歳。
 南方の獅子獣人の強国「リュクス帝国」の騎士の家系だったが、強さを求めて東方山地で修行した後、師匠に「世のため人のために拳を振るえ」と言われてレンファンガス軍に入隊、順調に活躍してゴールドアームになった。
 徒手空拳による格闘術の達人で、パンチにキック、肘や膝や頭突きとあらゆる攻撃が必殺の威力を持つ。歩く最終兵器。敏捷性も高く、魔物に突撃粉砕するその姿から「流星」の異名を取る。
 性格は真面目で実直。精神修養の成果で抑えてはいるものの獅子獣人らしい獰猛さも若干残っていて、たまによくわからないツボで激怒するので恐れられている。

戦力ランク S 
ファイトスタイル 東方山地拳法
必殺技 限定衝撃波など

・アネット・ランジュ大騎士長
 レンファンガスのゴールドアーム。大陸最強の打撃力を持つと称される。オーガ族女性40歳。
 元々の身体能力の時点でブラックアーム平均を軽く凌駕する上、ダイノガッツ並みに引き金の軽いハイパーモードを持つ。またオーガ族特有の特異体質のひとつ「エレコーン」であり、大出力の電撃で攻撃することもできる。
 テンション最高潮時の彼女を物理的に止められるものはドラゴン含めて存在しない、とすら言われる壮絶な攻撃能力の持ち主で、アネットが暴れたせいで山が一個なくなったとか村が一撃で更地になったといった数々の逸話は、ガントレットナイツとレンネストの綱紀引き締めに一役買っているとかいないとか。
 キレやすく、すぐ手がつけられなくなるが、性格はカラッと明るく正義感の強い姉御肌。
 その実績も人格的なものも含め、特に筋肉馬鹿のオーガ戦士を中心にガントレットナイツ、およびレンファンガス軍に熱狂的支持者を多く持つ。
 ここ十年ほど婿さん募集中だが、未だに彼女と結婚して無事でいられる自信を持った男は現れていない。

戦力ランク S 
ファイトスタイル エレコーン+怪力による超破壊
必殺技 アネットハンマー爆裂雷撃弾
アネット電撃パンチ
アネット放電スイング
(以上ガントレットナイツアネット親衛隊による命名)

・フレア・ライラック・リンヴァール
 レンファンガス王国女王。17歳。
 レンファンガスは代々女王が治める慣わしがあるため、一応兄がいるのだが現在国家元首は彼女。とは言ってもレンファンガスの特殊な在り様のため、それほど政治家としての能力は要求されていない。
 トロットのレイナ王女(現王妃)と並び称されるアイドル的美少女だが、アレックス・バスターにお熱な部分がある若干特殊な趣味の人。

・テテス・マーレイ正騎士
テテス09/10/17
 レンファンガス王国のレッドアーム(剣聖相当)。人間族で16歳。
 年齢と戦闘力からしてその才能は非常に高く、将来が期待されるものの本人はいたってマイペースほんわか系。と見せかけて、実はかなり計算高い裏の素顔を持つ。
 実はアレックス・バスターの妹(異母妹)であり、ブルーアームという特殊諜報員のような役職だったことが69話で判明。しかしアンディたちにかけた嫌疑は見当外れだったことが即判明。解任されてしまった。
 どうも男女関係に対して知識はあるが感情面が未発達なのを気にしているらしく、最近アンディにその辺の実践レクチャーを要請。生本番はちょっとやりすぎだろうと考えたアンディによってマニアックなアプローチをされ、アナルセックスでたっぷり慣らされたあとに処女喪失。その時ついでに歯車が噛み合ってしまったようで、多少極端なアンディラブに目覚めてしまった。調教成功例ともいう。
 主武器はシャロンと同じくツーハンドソード。強烈な必殺技はないものの、現時点で任務中の負傷ゼロ。防御技術とスタミナに自信あり。

戦力ランク B 
ファイトスタイル 両手剣術
必殺技 衝撃波(やってみたら打てた)

・ナリス正騎士
ナリス09/10/17
 レンファンガス王国のレッドアーム。エルフで113歳。エルフなのでもちろん見た感じは若く、20歳前後。
 テテス、アルメイダとトリオを組む。愚痴っぽいが付き合いはとてもいい。
 武器はナックルからナイフに剣、槍、斧、ハンマーなんでも扱える。なんでも扱えるが逆に目立って得意な武器もない。
 元々は弓が一番得意で、弓兵隊にいたのに前衛が崩壊してやむなくハンマーで戦って以来なし崩しに前衛をやらされてレッドアームになってしまったという前歴を持つ。
 エルフ族だが自分がどこの氏族所属なのかわかっていないという変り種(幼少期に火竜戦争時代だったため、はっきり教わる前にコロニーが壊滅した)。また当時のトラウマで火竜系ドラゴンにかなりの恐怖心がある。(ライラに関してはなんとか慣れた)
 元迷宮冒険家で、その頃作った借金がなかなかの額になっており、しかもその証文は現在シャロンの手にあるので逆らえないらしい。
 最近アンディにオリジナル変形武器「クラッシュハーケン」を作ってもらい、愛用中。アンディの設計ミスによる破壊を経て現在「クラッシュハーケンU」にバージョンアップされている。
 若干くどい喋り方が特徴。
 最近アンディと仲良くなっており、ちょっとした気持ちの交差があったのち、その想いを振り切る……かに見えて、酔った勢いでうっかり交尾。
 現状雌奴隷になる気はないものの、多少エッチにも興味を持ち始めている模様。

戦力ランク
ファイトスタイル あらゆる武器を瞬時に理解する変幻自在の戦闘術
必殺技 なし


・ファリア・グランス
ファリア
 カールウィン王国の勇者同盟第二騎・第42代。ネイアの師であり養母。故人。
 当時の勇者中最強と言われた剣士だった。
 ネイアをかばって魔神オーンと素手で戦い、戦死。明るくサバサバした好人物だったという。

・閃光剣
 ネイアが持っている「喋るドラゴンスレイヤー」。代々閃光騎に伝えられてきた業物で、任意にドラゴンスレイヤーとしての破壊性能をオン/オフできる。
 現在ドラゴンスレイヤーと呼ばれている武器は本来閃光剣の同型をオリジナルとして簡易量産したものであり、閃光剣を指す一般名は当時の言葉で「不死者潰し」というものだった。
 破壊性能を全解放した際の攻撃力は同じ条件においてドラゴンスレイヤーを上回り、さらに魔法や特殊能力その他による再生を阻害する。大量破壊手段がドラゴン以外にあまり存在しないこの世界において一種の戦略兵器とすら言える力を持つ。
 当の人格はというと若干とぼけたキャラクター。物事に執着がないようなあるような。どっちにしても喋るくらいしか外部干渉の手段がないのだが。
 その「人格と破壊性能の切り替え能力しかない」部分を悪用されることを恐れ、勇者と認めた相手以外の前では自己主張することも破壊性能をオンにすることも嫌う。

・魔神オーン
 魔物領に生息していた「魔神」。正の気を取り込む聖獣とは逆の性質を持ち、かつ聖獣と同じく気を使って無限再生するという非常に強力な魔物。ファリア・グランスを殺害した。
 暴走する狂気と冷酷・狡猾が同居したワケのわからない性格をしている。「死」というものに娯楽性を見出しており、自分も危険になるような殺し合いを好む。
 ネイアと閃光剣によってこの世から完全に消滅したが……。

戦力ランク S 
ファイトスタイル
必殺技 謎の光弾
破壊光全身放射

・シェルファ・ライラック
 レンファンガス王国の先代女王。44歳。
 かつてのアレックス・バスターの憧れの人。美貌と威厳を兼ね備えた立派な女王だった。
 現在は夫であるラスタンと共に隠居している。

・ラスタン・ギルツ
 シェルファを妻に迎えた……というか婿に来たかつての大英雄。現女王の父。56歳。
 アレックス・バスターより一世代前の英雄であり、昔は人間族にあるまじき巨剣を操る豪傑だった。
 結婚後徐々に戦闘に関して能力を衰えさせ、現在はせいぜいレッドアーム程度の戦闘力。

・マクレス・エルナン
 南部大平原出身のブラックアーム。人間族の魔法戦士30歳。
 かなりの実力を持っていたが協調性に欠け、野心に満ち、アレックス・バスターを煙たがっていた。
 ポンド伯爵の甘言に乗せられてクーデターに参加。バスターの怒りを買って半身石化される。

戦力ランク
ファイトスタイル 我流剣術
必殺技 物真似?

・シェイン・ポンド伯爵
 レンファンガス南部の都市ミストラルを領有する伯爵。英雄の三世。
 女王とバスターを追い落とすクーデターを指揮した。が、最終的には策を弄しすぎて自分の人望のなさに足元を掬われる。現在監禁中。

・サムエル・エコー公爵
 レンファンガス南部の都市アブロロスを領有する公爵。
 見た感じ人のよさそうなデブだが野心が強く、クーデターでも背後で糸を引いていたといわれる。

・ギル・ファーガソン
 ブラックアーム。クーデターに参加した。
 非常に巨大なオーガで(4m弱)、その腕力はアネット以外には敵なしといわれるほど。
 重量武器をあえて使わずカイザーナックルで戦う。それでも岩系の魔物を苦もなく吹き飛ばせる。
 が、ベッカーとアルメイダのスピードコンビに敗北。投獄中。

戦力ランク A 
ファイトスタイル 豪腕格闘術
必殺技 なし

・ダイン
 セレスタ南部出身のダークエルフ。クーデターに参加した。
「黒の蝿」と呼ばれる閉鎖的な暗殺者ギルドの出身で現在抜け忍的に出奔、ヴァレリー諸国を中心に金で暗殺を請け負っている。
 技量は非常に高いが、突剣に近いナイフを使用する古巣への反発からかククリナイフを使用しており、最速で中心線付近の急所を一撃する「黒の蝿」のスタイルからすると若干無駄のある組み合わせ。そこをディアーネに見破られて敗北する。
 ファーガソンと一緒に投獄中。

戦力ランク
ファイトスタイル 「黒の蝿」式暗殺術
必殺技 なし


・クレイ・キングフィッシャー将軍
 セレスタ商国軍西方軍団第三歩兵隊(当国の最精鋭部隊)に在籍していたマスターナイト。バードマンで42歳。目の覚めるようなブルーの体毛を持つ。
 戦闘力はその身分に恥じないもので、高速で地を疾駆する脚力と翼を使った空中機動が合わさり、アフィルム帝国軍には非常に恐れられている。
 が、性格は勢いで物を言いがちで、後先考えないうっかり屋。自分でピンチを招きながらも自分で跳ね返すその姿は、敵に戦慄、味方に感動とある種の笑いを呼ぶという。
 かつてベッカーと共にディアーネの部下であった。ベッカーともどもディアーネに頭が上がらない。

戦力ランク
ファイトスタイル 翼と脚力を駆使した超高速三次元戦闘
必殺技 なし

・フェルナンド・リグリー特務十人長
 セレスタ商国軍特別諜報旅団所属のエースナイト。逆立てた金髪に誇りを持つ人間族で25歳。
 ミニ・ベッカーと称されるハイド&スピードスタイルの戦士であり、実力的にはアンゼロスと拮抗する。
 が、何かとこき使われる体質で、諜報旅団ではベッカー、現在はキングフィッシャーに半ばハシリ扱いされている。
 みんなで名前を覚えず逆毛逆毛と呼んでいたのでキレて本名周知運動中。

戦力ランク
ファイトスタイル ショートソード+足技による高速戦闘
必殺技 なし

・マーク・メッツ特務十人長
 セレスタ商国軍特別諜報旅団所属のエースナイト。ダークエルフに近い褐色の肌を持つ人間族で28歳。
 リグリーともども諜報旅団で嘱望されるエースナイトだが、同じくキングフィッシャーにパシリ扱いの日々。しかもキングフィッシャーには名前を覚えてもらっておらず、「黒マッチョ」という認識しかされていない。
 見た感じで気難し屋に見られがちだが口を開くと割かし軽いオモシロ黒人。百人長になったら退役して吟遊詩人になるのが夢。
 首都クイーカではベッカーの所有するアパートを借りている。

戦力ランク
ファイトスタイル 対人無音格闘
必殺技 なし

・リナ・バジル
 ルナのいとこで16歳。虎柄まだらの髪を持つ。
 能天気、お気楽を絵に描いたような楽天家娘。ルナと同じく妊娠しなかったが、なんとなくあの晩は楽しかったなー的な思いを胸にルナのアンディ探し旅行についてきた。

・ユナ・バジル
 リナの妹で16歳。似てない双子。毛並みは黒に近い灰色。
 今までの人生で自覚していなかったがマゾヒストだった模様。似非サディストモードのアンディに尻尾を引っ張られながら犯され、かなり痛いはずなのにクセになっていた。

・ローリエ
ローリエ09/12/24
 最近ポルカに住み始めたエルフ族の少女。「金の氏族」出身。
 眠そうな目、若干やる気のない口調、肩までワンレンの髪型。そしてアイリーナと大差ない体躯。年齢不詳だがアンディよりは若いと思われる。
 エッチなことへの興味からでアンディと温泉でエッチして以来順調に落ちていき、すっかり雌奴隷化。
 ぺたんこ体型へのコンプレックスと、ちょっとした毒舌の間から時々覗く情熱的愛情がチャームポイント。
 最近首輪を受領。四人娘では一番後回しだったので拗ねていた。

・セボリー
セボリー09/12/24
 最近ポルカに住み始めたエルフ族の少女。「金の氏族」出身。
 金髪をサイドテールにした利発そうな娘。四人娘では一番魔法が得意。幻影や医療魔法などよりも光や火、音を発生させる魔術に長ける。
 酒場で昼間の軽食タイムの給仕のアルバイトを始めた。制服として使っているメイド服は持ち出し。
 ローリエと同じく興味本位でアンディに手を出して篭絡された口。明るく元気な後輩系。見た感じ常識人っぽいが時折妙な性癖の片鱗を見せる。
 彼女も首輪を受領済み。 

・フェンネル
フェンネル09/12/24
 最近ポルカに住み始めたエルフ族の少女。「銀の氏族」出身。
 黒に近い茶色の髪を一本結びにした娘で、どうやら一番年長らしい。
 四人の中ではリーダー格。
 ポルカに隣接し、外からの影響の強い「銀の氏族」内でもそこそこのポジションにいたため、若くて冒険心の強い他の三人に頼られる形で外に出てきている。
 オレガノ、セボリーと時を同じくして男爵邸にてメイドの仕事を始めた。
 ローリエ、セボリーと同じくアンディに性的にめろめろにされている。しっとり包容力のお姉さん系。
 アンディに首輪をもらって正式に雌奴隷となっている。まとめ役の立場上控えめな態度だが内心ではかなりノリノリ。

・オレガノ
オレガノ09/12/24
 最近ポルカに住み始めたエルフ族の少女。「金の氏族」出身。
 銀髪を横に二本三つ編みに結び、それをさらに輪っかにしたエキゾチックな髪形がトレードマーク。家事が得意。
 ポルカの服屋で店員として雇われている。セボリーと服のサイズが同じなので二人で数着のメイド服を共用している。
 働き者で気立てのいい娘だがおそらく一番のムッツリスケベで、調子に乗ったアンディの暴挙によく一番に食いついている。
 他の三人と同じく温泉でまとめてアンディに処女を捧げており、(フェイザーの流したデマによる)憧れの性の達人「調教師様」アンディに心酔。雌奴隷というものにも妙に憧れを持っている様子。
 清楚でありながら妄想爆発・情熱奉仕のエッチを堪能させてくれる。
 四人娘で最初に首輪をつけられたのはこの娘。

 ちなみに四人娘はポルカの端っこの方に空き家を借りて4人でルームシェア中の仲良しさん。

・ジュリーン
 ポルカ近郊の「ミスティ・パレス」に住むブルードラゴンの一人。約200歳。
 ミシェラの娘でブロールの孫。マイアの次に若いドラゴン。
 お尻プレイが大好き。

・エアリ
 「ミスティ・パレス」に住むブルードラゴンの一人。約600歳。
 若干古風な喋り方をするキリリとして中性的な美女。重量感ある水風船型おっぱいは圧倒的存在感。
 かつてはミスティ・パレスきっての男殺し(性的に深刻な意味で)だったようだが、主に吸い尽くされたエルフ男の精力が弱すぎたのではないかという疑惑アリ。

・ミシェラ
 「ミスティ・パレス」に住むブルードラゴンの一人。約600歳。ブロールの娘でジュリーンの母親。
 ロケットおっぱいのふんわり物腰団地妻系。エッチではマグロ気味と見せかけて一度挿入するとものすごい。


・ターニャ・ポプラ
 猫獣人コロニーでアンディに抱かれた猫獣人の一人。若いころに娘を産んで以来性欲をもてあます母猫。
 落ち着いた雰囲気だが色香満点のグラマー猫美女。

・アニス・ポプラ
 猫獣人コロニーでアンディに抱かれた猫獣人の一人。若年ながら性欲をもてあますローティーン猫。
 ユナが通りで公開種付けされていたシーンを覗いていたらしく、マゾい犯され方にちょっと憧れている。
 母親の目の前でアンディに処女を奪われ、即中出しを受ける。もちろん合意の上です。

・ダン・クラックス
 ジャンヌの祖父で、砂漠のドワーフコロニーの片隅で鍛冶を続ける113歳の老ドワーフ。
 典型的な偏屈鍛冶屋だが情は厚く、鍛冶師としての誇りは高い。若いころには意外とあちこち旅したらしく、いろいろと見識も広い。
 アンディが「クラッシュハーケンU」を製作する際に指導してくれた。なんだかんだで孫想い。
 最近ではポルカへ訪問し、ジャッキーやアンディにちょくちょく指導をしてくれている。

・ナンシー
 ダークエルフでカルロスの妻。ディアーネから見て兄嫁に当たる。600歳くらい。
 まだセレスタ成立前の大昔、砂漠で遭難して2年ほどサバイバル。サンドワームに左足を膝下から食われ、砂嵐で左目を失い、飢餓で自ら左腕を肘上から切り落として食べるという凄まじい状態になりながらなんとか生還している。
 隻眼隻腕そして義足というその容姿はインパクトがあるが、その姿は美しく、また誇り高い彼女はカルロスの兄弟たちから絶大な信頼を置かれている。
 普段三枚目っぽいカルロスが彼女のことになると目の色が変わるほどの仲睦まじさ。
 最近、ブレイクコアのところで再生術を受けて数百年ぶりにそれらの傷が全快。デイアーネにも格闘術を教えたというマスターナイト級の実力をも復活させたが、カルロスがもうすぐ若年期を終えてしまうので、今のうちに急いで子作りに専念する模様。

戦力ランク
ファイトスタイル 近接万能型(蹴り技を主体とした格闘戦を好む) 
必殺技 足打ち衝撃波

・ノール
 ディアーネの姉の一人。300歳くらい。
 職業はダンサー。大きな酒場などで踊って日銭を稼ぎつつ、砂漠南部各地を気ままに旅するダークエルフ美女。
 芸歴80年を数えるそのダンスは祭りの目玉になるほどに人気が高く、「オアシスの宝石蝶」と称えられる。
 長身、長髪。猫のようにしなやかな動きを身上とし、シースルーを多用した服を好んで纏う。
 どちらかというとヒルダに近い明るく自由な人物。でも兄弟想い。
 祭りの晩にテンション上がりきった勢いでアンディとベッドイン。義姉&人気ダンサーの余裕を見せ付けるつもりが返り討ちにあい、いずれリベンジマッチと意気込んでいる。

・フリオ
 ディアーネの兄の一人。500歳くらい。
 変人彫刻家。東方の武人が趣味でやっていた懐刀での木彫りに感銘を受け、「東方の刀で彫刻できるなら西方の自分たちの剣でだってできるはず!」と間違った方向に情熱を出す。
 数百年そのまま努力した結果、両の手で剣や斧などの武器を持ち、数分から数十分で彫像を仕上げるという絶技を手にした。その技術はまさに空前絶後。誰も真似できないし真似しない。
 ござる言葉を使う。本人はカッコイイと思っているらしい。

・イゴール・アルデリア
 タルクの土建組合「トライデント」先々代棟梁。71歳。
 かつては「軍に入ればマスターナイト」といわれたほどの豪腕侠客として名を馳せた。ラッセル砂漠最強の呼び声もあったが同世代にリンネたちの祖父ゼンガの伝説も鳴り響いていたため、定説とまではいっていない。
 今でも全盛期の「閃光の狼」と「三叉の鬼神」どちらが強かったかは酒の席での議論対象になっている。
 腰と膝を壊して隠居した今となっては当時の強さはもう昔話だが、その威圧感は未だにベッカーをも震え上がらせる。

・シューゲイザー
 トロット北部にある聖地ライカの「聖獣」の一匹。天空虎という空飛ぶ虎。
 聖地の守護獣を自認する六匹のうち、切り込み隊長的な立ち位置。
 喧嘩っ早くて多少馬鹿。そのぶん情に脆い面もある。
 死んでも一日も経てば蘇ってしまうので仲間内からも割と気軽に全殺しされている模様。
 アーサー・ボナパルトと対戦し、敗北して目玉一個持ってかれたことがある(えぐってもすぐに再生するので別に傷が残っているわけではない)。

・セレネイド
 シューゲイザーと同じくライカの「聖獣」の一匹。天空虎。シューゲイザーの妹にあたる。
 慇懃で平和主義の穏健派だが身内には厳しい態度も見せる。おかあさん気質。

・オラトリオ
 ライカの「聖獣」の一匹。天空虎。
 変身術を使用し、人間の姿になって町の中で生活する変り種。
 見た目は爽やか好青年だが人ならざる価値観を持ち、罪人などを特に躊躇も罪悪感もなく殺すことがあるので街の人々から畏怖されている。
 大寺院教育舎にて魔術の講師を務めている。

・ダブワイズ
 ライカの「聖獣」の一匹。天空虎。
 物静かで威厳に満ちる、聖獣たちのリーダー格。
 戦闘能力も天空虎の中でもっとも高い。
「命の契約」という特殊魔術を開発し、自ら選んだ一部の騎士に不死性の一部を貸し与えている。 

・ホワイトソウル
 ライカの「聖獣」の一匹。天空虎。
 不死化した自分の永遠の時間を嘆き、自らに呪いをかけて石化した。
 死んだわけではないが敢えて生き返らせることの意味も見出せず、仲間達は石像となったホワイトソウルを静かに見守っている。

・スラッシュ
 ライカの「聖獣」の一匹。ノーザンブラックベアという巨大熊。
 全長7〜8mもの巨体を持ち、地に足をつけての格闘戦ならドラゴンとも渡り合えると豪語する。実際その膂力はすさまじいものがあり、全力の一撃はその巨体から想像される以上の破壊力を持つ。
 強面でぶっきらぼうだが意外と世話焼きで、教育舎の学生達からシューゲイザーと並ぶ人気がある。

・ユーフォニカ
 ライカの「聖獣」の一匹。飛龍。
 飛龍便などで使われている乗用飛龍の倍ほどの巨体を持つ(それでもドラゴンとは相当なサイズ差はある)。
 飛行速度に優れ、負傷を全く省みない弾丸体当たりの威力はライカの対空戦力では最強を誇る。
 性格はシューゲイザーと似通っているが、もふもふしていないので天空虎ほど人気はない。

・バーナード・ムスタング
 聖地ライカの守護騎士団「テンプルブレイズ」の頭領。75歳の老人。
 全盛時には大剣聖に匹敵する実力があったといわれるが、さすがに現在は衰えている。
 セシルを後継者として育てる腹積もりのようだが、ちょっと甘いのでセレネイドに睨まれている。

戦力ランク B 
ファイトスタイル トロット剣術 
必殺技 衝撃波

・セシリア・マーチ
「テンプルブレイズ」の騎士見習いの少女。16歳。愛称はセシル。
 元々は司祭候補として聖地に招集された学生。聖地に来るまで剣を持ったこともなかったが、体育の時間に卓越した運動能力をオラトリオに見出された。
 まだまだ半人前だが才能は確かで、修行半年で衝撃波を扱えるようになるなど前途有望。でもちょっとドジっ子の気あり。

戦力ランク
ファイトスタイル トロット剣術 
必殺技 衝撃波

・アゼル・メイプル
 ルナが猫獣人コロニーからポルカに連れてきた娘。15歳。 選定基準は「健康で出産しやすそう(ドナ婆認定)」。
 とらねこのような浅い濃淡のあるオレンジの髪を長く伸ばした能天気娘。孕まされるために異国の全裸ハーレムに放り込まれるという異常な状況に特に疑問はないらしい。
 メイプル家はドナ婆さんの若い頃から難産が一度もなかった家系なので信頼されている。

・リゼル・メイプル
 アゼルの双子の妹で一緒にポルカに連れてこられた。髪色も同じでこっちはおかっぱ髪。
 仲良し姉妹で性格も良く似ている。二人ともヒルダのかけた舌なめらか化魔法(敏感なちんこをぺろぺろしても大丈夫)によってちんこ舐めることに開眼。雄臭にハマってしまい肝心の種付けエッチしてもらうことを忘れていた。
 最近になってようやく処女をアゼル共々アンディに捧げている。
 アゼルやミリルともどもディゴ爺さんの宿で従業員として働いている。可愛くて愛想がいい姉妹なのでなかなか好評のようだ。

・ミリル・メイプル
 アゼル・リゼルの姉で20歳。最近雌奴隷に加わった黒髪猫娘。
 生まれつき肺に異常を抱えていて、よく寝込んでいたがポルカの霊泉の力で快復。元々肉体的ポテンシャルが高いようで、治ってからは力仕事や素早い動きもこなし、侮れないところを見せている。
 出産願望が元来強かったが、なかなかのM気質もあったようで、最近オレガノに匹敵するスケベな妄想を秘めている模様。

・ディゴ・シュナイダー
 ポルカで宿屋を営む老人。75歳。
 酒場のマスターの勧めでアゼルとリゼルをアルバイトとして雇った。
 頑固者で有名だが、息子夫婦が二十年ほど前に王都に移住してしまってから結構寂しかったらしく、アゼルとリゼルをまるで孫のように可愛がり始めた。
 顔だけ見ればドワーフと見まがうような強面だがお菓子作りが得意で、手作りアメをよく二人に渡しているらしい。
 彼一人で部屋掃除やベッドメイク、料理や宿帳管理までするのは大変だったため、宿屋は20室ほどあるうちの5室しか使っていなかったが、手が増えたおかげで久々に全稼動を始めている。

・ホセ
 ダークエルフの旅芸人。カルロスの部下の一人で、かつては名うてのエースナイトだった。通称「赤砂のホセ」。
 黒と赤で半分だけ染めた髪、ダークエルフの民族衣装にフェイスペイントと、見た感じはちょっとしたチンピラにしか見えないが魔法も体術や剣術も得意なオールラウンダー。
 個性的だが戦闘力の高いものの少ないディアーネの一族を護衛する「影の戦力」を担う一人として頼りにされている。
 現在はノールの護衛をしている。普通に楽士・吟遊詩人としても練度が高い。

戦力ランク
ファイトスタイル 無音格闘術
必殺技 なし

・マローネ・プラム
 猫獣人の娘。アンディの雌奴隷。19歳。
 ルナたちのコロニーの出身。五年ほど前に砂漠大迷宮でのヘルズボア狩りに参加して深追いし、ヘルズボアの反撃によって両足を失っていた。
 ポルカの霊泉で治療してもさすがに失った器官は生えてこないが、アンディの発案によってブレイクコアの再生力を借りることで両足を再生。五体満足に戻ることが出来た。
 謙虚で頑張りや、かつアンディ大好き。一度は真っ当な人生を諦めていたせいか、アンディへの感謝度合いが並みではない模様。

・ネリィ・オリーブ
 猫獣人の女性。目元凛々しい21歳。
 猫獣人コロニーでも早くから戦闘の天才として鳴らした女性で、片目をヘルズボアにやられて失っていた。ヒルダが治療する前はそれ以外にも全身傷だらけであったが、綺麗な肌を愛するヒルダの執念の治療でその傷跡も消えている。
 マローネ同様ブレイクコアの再生力を借りることで失った目を復活。その際にアンディに処女を捧げている。妊娠についてもまんざらではない模様。
 戦闘力は素手戦闘においてはアンゼロスを凌ぐ。得意は多彩なキック技とトドメ用のナイフを駆使した高速戦闘で、実戦闘力はリンネ・ミカガミに匹敵。
 ディアーネに「エースナイトになりたいなら受験のための紹介状を書く」とまで言われたものの、家族想い(ルナ談)で、できればコロニーのために戦いたいらしい。

戦力ランク
ファイトスタイル 我流高速格闘術
必殺技 なし

・キュート・ナッツ
 猫獣人少女で雌奴隷。15歳。
 砂嵐の時に外に出てしまったために傷と感染症で視力を失ってしまった。全盲だったがマローネやネリィと同じく、ブレイクコアに目を再生してもらって(同時にアンディに貞操を捧げて)いる。
 小柄でまだ「にゃ」という語尾が抜けない、名前通りに可愛らしい娘。
 目が治ったので張り切ってポルカの酒場のウェイトレスを始めた。先輩格のセボリーに可愛がられている。

・エルモ
 青の氏族に所属するエルフの青年。黙ってれば貴公子というほどの美形だが、口を開けば体育会系で若干荒っぽい気質。
 家師(大工)であり、アンディのマイホームの建築を担当している。
 アンディが司祭を務めた聖獣祭に参加していたらしく、若干アンディに過剰な尊敬の念を抱いているっぽい。 

・バーバラ・キャロッツ
 ルナらと同郷の猫獣人。19歳。
 重病を患っていたところをアンディとヒルダによってポルカに移送され、以来ポルカに住み着いている。
 アンディのことをご主人様と呼んでいるが今のところ肉体関係はなく、番兵のキールとちょっといい感じになっている。

・ルシア・アーツ
 ヴァレリー湖畔ノイキス共和国出身。22歳。
 医者ではなく生物学を学ぶ学生の身分だが、キングフィッシャーからは先生と呼ばれている。
 微妙に特殊な趣味を持ち(骨マニア)、キングフィッシャーの見事な体躯にどこかピントのずれた熱視線を送る。

・エイレン・サンダルウッド
 砂漠の猫獣人コロニー在住の猫獣人娘。
 病死寸前でアンディやヒルダによってポルカに連行され、そこから霊泉治療で劇的に完治した。闘病生活が長かったため、まだ筋力も弱く胸やお尻もちょっと貧相。
 現在はそのことに深く感謝しながらアンディの子を宿すのを楽しみにコロニーで生活中。

・エミル・メイプル
 砂漠の猫獣人コロニー在住の猫獣人娘。
 年少ながらエッチ大好きでちゃっかり者。若干生意気なところもある。
 ポルカに来ているメイプル姉妹の妹だがアンディはまだ気づいていない。

・コスモス
 源氏名はレスリー。タルク在住のダークエルフ娼婦で娼館「コスモス本舗」オーナー。約470歳前後。ヒルダとは古い馴染みの関係。
 見た目はややロリ系かつバランスよく大きなおっぱい。保護欲をそそりつつ女性的魅力にも溢れる外見とエロ技術・体力の両面を兼ね備えた猛者。
 ちゃっかりしたたかな性格でお店の宣伝に余念がないが、気に入った相手には商売抜きで入れ込むことも多いらしい。
 元はやむなく娼婦になったが現在は趣味で娼婦をやっている天然の陽性エロ娘。実は諜報旅団のマーク・メッツ特務十人長は六代先の子孫であり、祖先と知らずに彼女の娼館に童貞切りに現れたのでやってあげたりしている。

・サフル
 ヘリコン近くの廃村ではぐれた女の子を捜している少年ドラゴン。火竜系種族レッドドラゴン。混血して人間族として野に下った親から生まれたため、ドラゴンの掟に疎い。
 ドラゴンとしての全長はマイアの半分ほどだが、それでも並みの戦士では相手にはならない。
 基本的に英雄願望が強く勇み足の多いお馬鹿系だが、本人はいたって真面目。人間体での格闘能力は平均的なエースナイトよりやや劣る程度。

・オスカー
 サフルと組んで行方不明の女の子探しのついでに廃村付近のリザードマン集落との交渉をまとめようとしていた男。ハーフダークエルフ。見た目は二十代前半だが既に百歳以上らしい。
 やや弱気で柔らかい語り口だが、実は長らく海岸地帯でフリーの交渉屋として活躍していた。内陸に入って足を洗い、海千山千の化かし合いから離れるつもりだったが、サフルの探している娘が悪徳の町シタールで目撃されたと聞いて古巣に舞い戻ることになる。

・レディ・スワロー
 シタールの街区を取りまとめる顔役の一人。本名不明の太ったダークエルフ女性。普段は主に娼婦を相手にした化粧品店を営み、自らも調香師としてさまざまな香水を作っている。
 見た目はツバメのスマートなイメージとは全く合わないがそれは禁句らしい。
 オスカーの求めに応じて便宜を図る。

・ガラティア・ラルド
 ラパール諸島の公認海賊団「赤クジラ海賊団」の頭領テオ・ラルドの娘。獅子獣人17歳。
 猫系獣人のバランス感覚と父親譲りの徒手格闘術で海上戦でも活躍するが、さすがにディアーネ特務隊のエースナイトたちにはかなわなかった。
 その上団の海図をとられたり全裸にされたりさんざんだったが、ディアーネたちに便乗してラビネスから根拠地を取り戻すことに成功する。
 長い金髪をゆるくて太い三つ編みにしている。喋り方は蓮っ葉。

・テオ・ラルド
 ラパール諸島の公認海賊団「赤クジラ海賊団」の頭領。46歳。
 2メートルを超える体躯とそれに見合わないスピード、天性の勘とバランス感覚により、船上ではエースナイト水準をゆうに超える戦闘力を誇る。
 コワモテで寡黙だが娘を溺愛していて、本人にはあまり伝わっていないが本人以外には駄々漏れ。無法の海賊島にあってガラティアの貞操はひとえに彼の眼力で保たれていたと言っていい。
 趣味はモリ漁。

・ラビネス
 ラパールよりさらに遠洋にあるシェール島のドワーフ商人。奴隷商で麻薬商でもある。
 ドワーフには珍しく丁寧な言葉遣いだが言うことはゲスい。バウズを利用し赤クジラ島を海賊団から奪い取り、奴隷貿易の中継点にしていたが、うっかりサフルのパートナー・リカをさらってしまってディアーネ特務隊にカチコミをかけられることになり、ガラティアに全歯折られて半殺しにされた。

・バウズ
 ライダーをラビネスに薬漬けにされてしまったイエロードラゴンの中年男性。
 マイアとサフルを圧倒的な体躯で制圧するかに見えたが、飛びも吹きもしないドラゴンなんてただデカいだけのウスノロじゃん、とディアーネにボコられて敗北。その後ラビネスの後始末をすることに。
 ライダーはユーファというらしい。

・ライナー・エクセリーザ
 正式名はカールウィン王国勇者同盟第三騎『雷霆騎』エクセリーザ第49代継承者・ライナー・レオス。
 痩せぎすで暗い目をした若い男。
 ドラゴンライダーとしてシャリオ・レイラ・コルティという三頭のドラゴンと契約する。常に皮肉げな表情を浮かべ、言葉少なに勇者の任務を果たしていたが、スターナ姫とともに王を暗殺。
 かつてファリアによって救われて勇者を目指した過去があり、そのファリアを見殺しにする形で後を継いだネイアを内心では軽蔑していた。
 戦闘力はネイアに匹敵し、カールウィン周辺で唯一のライダーとして他のドラゴンにも影響力を持つため、実質的には当地の支配者といえる。

・シャリオ
 ライナーの配下のドラゴン。ライナー以外の誰に対しても厳しい態度をとる銀髪美女。
 その忠誠心は三頭の中でも一番。
 ライナーとアンディの対決の際、アンディが閃光剣を使用して放った一撃を背に受け負傷。回復を阻害するドラゴンスレイヤーと同質の攻撃のため、戦線離脱を余儀なくされる。

・レイラ
 ライナー配下のドラゴン。比較的中立の立場をとる。
 妹であるコルティを信じてライナーの配下に入ったものの、本心を配下にもなかなか見せないライナーの態度に不安を感じている。
 とはいえ、彼を裏切るような真似までは出来ずにいる。
 冷静で誰の言葉も聞き入れる性格なためか、クリスタル・パレスの長老ガラムとは親しく、よく意見交換していた模様。

・コルティ
 ライナー配下のドラゴン。
 成体直前くらいのドラゴンであり、周りに甘やかされていたため、若干思慮深さに欠ける。が、それゆえに何事もフットワークが軽い。
 何かと謎めいたライナーの行動にもあまり疑問を持ってはいない模様。

・ジェダ
 レンファンガス王国の王。
 現在の地に国を定めて以来、ずっと国政の長を担うエルフの青年。
 300年前の混乱の中で魔神オーンと遭遇し、彼に心底恐怖すると共に共感すら魂に刻み込まれた。
 その心が正常であるのか、誰にもわからない。

・スターナ
 ジェダの娘であり、レンファンガス王国で姫と呼ばれ得る唯一の人物。
 過酷な国でありながら何不自由なく暮らしており、閉塞した環境には父以外に跪くべき相手もいないため、どこか歪んだ美しさを持つ女性。
 ライナーと結託し、カールウィン王国を諸外国に対抗するため再編しようとしていたが、体を使ってライナーをうまく配下に置いていたつもりがその魂胆を一蹴される。
 現在ではほぼ傀儡状態。

・デューク神官長
 元勇者であり、足を負傷して引退したマッチョ中年。王の命令で彼の住居である質素な神殿にアンディたちを泊める。
 国教であるアルトレス教の元締めだが、特に信仰に篤いわけでもなさそう。
 密かに体操代わりに剣を未だに振っているが、戦うことはできないと断言する。軍事力や警察権・司法権が勇者に集中しているため、戦えるということはそれへの反逆と受け取られかねないため。

・ハーマン・キッド
 爆炎騎。デュークから数えて四代あとの勇者。30代ぐらいに見えるが実はまだ20歳になったばかり。
 非常にコワモテだが態度は見た目ほど威圧的ではない。

・リチャード・グランス
 ネイアの行方不明(死亡判定)を受けて次の閃光騎に就任した青年。ネイアを先輩として非常に慕っている。18歳。
 爽やかイケメン。

・ベアトリス・トレジア
 海王騎の少女。最近勇者になったばかりの15歳。
 宝器である力の腕輪の効果によって、左腕はとてつもない腕力を誇る。
 ネイアはかなり早くから訓練所を出て閃光騎として働いていたため、ネイアが実際に戦っているのを見たことがない世代であり、ネイアの実力に疑問を呈して手合わせを申し込んだ。

・ブライアン・ルオ
 28歳。狼牙騎と呼ばれる勇者の当代。
 ソニックシュート(衝撃波)を扱う才能に欠け、鎖鞭で中距離戦を補う変則的な戦い方をする天然パーマの青年。
 最年長であり、また元々の温和な性格のため、我の強い勇者たちをまとめるリーダーのようになっている。

・ガラム
 カールウィン近郊にあるシルバードラゴンのドラゴンパレス「クリスタル・パレス」の長老格。長い髭の老人。
 ライナーの不可解な態度に疑問を持ち、アンディと接触。結果として御伽噺の英雄然としたアンディの発言に感じ入り、共鳴した。

・レイ
 ガラムの支持者であるシルバードラゴンの青年。百歳ぐらい。
 若いのでドラゴンライダーに夢を持っており、アンディに期待の眼差しを送り、連絡役兼世話役としてせっせと世話をする。

・エマ
 レイと同じくガラムの支持者でシルバードラゴンの少女。だいたい60歳くらい。
 兄と同様に希望に満ちたシルバードラゴンであり、二人揃ってアンディたちに便宜を図る。
 礼儀正しく真面目なタイプ。

・リェーダ
 アンディ懐疑派だったドラゴン。剣聖旅団+オーバーナイト+ディアーネ隊にボッコボコにされたため、このままではクリスタル・パレスがディアーネに攻め滅ぼされるのも有り得ない話じゃない……!と危機感を抱き、パレスを救うために調整役として投降。
 アンディに服従するとしてドラゴンライダーの契約を申し出るも断られている。
 ドラゴンなのでもちろん美人。仲間の名誉を守るため、ちょっと激情家な面も。

・ガッシュ・ザッパー
 番外編4の主人公。リザードマンの戦士でツイントマホーク使い。
 セレスタ南方軍団にて任務中、盗賊団と死闘を演じた末に敗北。尻尾を断ち切られてしまうが、突然現れた水の精霊によって救われる。
 以後、除隊してそのヘミペニス(爬虫類系ふたまたちんこ)で水精霊とイチャイチャしつつフラフラしている。自称冒険家だが知らない土地や迷宮に冒険に出たりせず、今のところこなした仕事は用心棒ばかりの渡世人もどき。
 頭はそこそこ回るのだが血の気が多い。必殺技の尻尾攻撃も使えない今、戦闘力は普通の歩兵よりは強いがアイザックあたりには多分負ける程度。

戦力ランク
ファイトスタイル トマホーク戦闘術
必殺技 なし

・ヒーリィ・ウォーター
 ガッシュの恋人で水の精霊。元気で好奇心旺盛でガッシュラブ。
 魔法に長けているので人間の姿だと珍しがられてしまい、かといってセレスタを純血エルフが不用意にウロウロするのはおかしいので、現在の姿はハーフエルフを模している。
 精霊というものの特性(動的な永久性)のため、数ヶ月しか記憶が持たない。本人は特にそのことに気づいていない模様。本質的に不死だが聖獣のような異常回復による不死ではなく、核元素と呼ばれる本体部分が近くに存在する限り何度でも肉体を投影できることによるものである。核元素は世界の「力」のバランス上自動的に発生しているものなので破壊する方法もないが、肉体投影には距離的限界があるため自力ではほとんど移動できない。彼女の核元素は現在ガッシュが水筒で確保している。
 この時代としては規格外の回復術の使い手であり、また無に近い状態から水を生み出す力もある。

・ブライト・ライト
 ガッシュとヒーリィの旅についてきている光の精霊。姿はノールそっくり。というかノールに擬態した。
 第一部でカルロスの手元にもたらされた「竜の宝玉」によって偶然核元素の固定に成功し、知識を溜め込めるようになった変わり種の精霊。それゆえに精霊の可能性に興味を持ち、ガッシュとヒーリィの関係を見守ろうとしている。
 中性的でとぼけた態度の女だが好奇心旺盛なのはヒーリィと同じで、興味本位でちょくちょくガッシュとセックスに及んでいる。
 彼女もまた規格外の「光」を操る力を持ち、複数のレーザーを操ってサンドワームを輪切りにするなどの離れ業をやってのける。


おまけ。絵師「」によるその他大勢詰め合わせ。どれが誰か当ててみよう。

おまけ2。「」が作ってくれたマップ。イメージの一助にどうぞ。

おまけ3。神○万象風ディアーネさん。

おまけ4。テテナリ合成でかい版。

おまけ5。温泉四人娘合成でかい版。

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