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 膣内を俺のちんこに深々と侵略されながら、ナリスは若干不似合いな溜め息を吐いた。
「はぁ……なんでこんなんなっちゃってんだろ私……」
「何がだよ」
「いっつの間にかこーやって……みんなに微笑ましく見られながらエッチなことしてんのが当たり前になってたり……っ、だいたいですね、異種族エッチの時点で一般的にはちょっとゲテモノなんですよ!?」
「そ、そうか?」
「そうなんですっ! そんなんが普通にまかり通ってたら純血社会なんてあるわきゃないじゃないですかっ!」
 まあそりゃそうか。
「それが気がついたらこの通りですよ……そもそもにして色恋の気配ゼロの無駄美人と言われたこの私がですよ、いつヤッてもいいように避妊魔法までかけて、中出しさせろなんてムードもへったくれもない誘い文句でねじ伏せられて股開いて……うーあー」
「自分で美人て言うあたりナリスだな……」
「言われてたんだからしょうがないでしょうに! っていうかアンタすっかり麻痺してますが世間的にはそれこそ顔に傷でも走ってんでない限りエルフはどこでも美男美女の代名詞なんですよ!?」
「……そうだった」
 よく考えればナリスは何十年も危険な冒険家生活を(しかも貧乏装備で)していたわけで、それでも目立った傷を残してないあたりは本当に立派なものと言えるのかもしれない。
「一番ワケわかんないのはこれでヤられることに納得しちゃってる自分自身の心境なんですけどね……ホントなんでこんなメチャクチャな真似されてんのに変に嬉しいんだろ私。ホントわけわかんない」
 ポニーテールが前に垂れるほど項垂れつつ、ナリスは俺のちんこを深々と咥えたまま腰を使い始める。
 前後の動きはもちろんとして、差し込みや引き抜きの瞬間に僅かにひねられる腰使いが快楽を割り増しする。
 肌に浮いた温泉の水滴を動かない常春の日差しに煌かせながら、ナリスはその一軒華奢な背を自在にくねらせる。
「きっとナリスには淫乱の素質があるのよ」
 シャロンは髪を洗いながらクスクス笑う。
「シャロン騎士長に言われた……めっちゃ淫乱番長のシャロン騎士長に……」
「褒め言葉よ?」
「それを褒め言葉と解釈すんのは難易度高過ぎませんかねっ……!?」
 ぐちゅぐちゅと腰を使いながらも反論するナリス。
「俺は淫乱娘大好きだけどな?」
 湯船の縁の岩に手をついて腰使いを安定させるナリスを抱き寄せ、その耳に囁く。
 ナリスはぞくぞくっと背筋を震わせ、キュウッと膣を収縮させる。
「っ……そ、そりゃー、そうでしょうよっ……で、でもっ……!」
「素直に気持ちよくなりたがるナリスもそのうち見てみたいな」
「っっ……だ、だから私はそんなやっすいっ……」
「俺は、エッチに貪欲な女に幻滅とかしない。……嫌いじゃないなら、見栄なんか張らなくていいんだ」
「くっ……き、聞いてないこの人っ……♪」
 ナリスは、そう言いながらも腰の動きだけはいっそう速く複雑にする。
 愚痴りながらもキスをして、悪態をつきながらも熱烈に交尾して。
「ナリス、そろそろっ……中に、出すぞっ……!!」
「……そのための魔法なんですからっ……好きに、どうぞっ……♪」
 ぐい、とナリスの身を引き起こし、その体を抱きしめ、汗とも湯ともつかない湿りで互いの肌を滑りながら、ナリスの奥底を小刻みに責めて、射精に至る。
 二度、三度、いつもながらの多量の精液をナリスの子宮に注入し、収めきらない残り汁をナリスの股を伝って温泉の中に溢れさせる。
「んふ、あ、あっ……ぁぁっ……♪」
 ナリスは膣内に広がる精液の感触で震えつつ、感極まった声を上げる。
「はぁ、はぁっ……ご満足、ですかっ……」
「……完全に満足じゃないけど、次が詰まってるからなー」
「あー……すみません微妙に気まずい事言わせてますね私」
「でも気持ちよかったぞ。お前の腰使い」
「……そりゃ重畳で」
 はぁはぁと互いに息を切らせながら、そして未だ膣とちんこの隙間から精液を垂れ流しながらもどこか締まらないナリスとの会話。
 それに周りの娘からクスクスと笑みが漏れる。

「ごーしゅじーんーさまー。ナリスちゃんが済んだら私、ですよね?」
「おいテテス。それを決めるのはアンディであってな」
「アルちゃんはそーやっていい子ぶってるからいつも後回しなんだよ?」
「なっ……い、いや、言われてみれば」
 そうだったのか、的な顔で考え込むアルメイダ。いや、別にそうでもないぞ。俺は節度を持ってくれる雌奴隷もとてもありがたいので好きだ。
 が、流れ出る精液を水面から手ですくい、啜って目を細めるテテスに興奮してしまったので今日はテテスの勝ちということで。
「テテス。……尻とまんこ、どっちがいい?」
「えへ。それじゃ、せっかくですからお尻で……」
「うわ……相変わらず気軽にお尻差し出すよねテテスちゃん……」
 縁に腰掛けて息を整えながらナリスが呆れる。
「だってケツ穴奴隷だもーん。あ、もちろん孕み奴隷になれってコールされたらすぐになりますから安心してくださいね♪」
「正直お前のその適応速度が割と信じがたいというか未だにちょっと怖いよ」
「えへへ。そりゃもうバスター候に堂々挨拶して正式に身請けされちゃってますから♪ それにご主人様に直接淫乱娘に改造されてるんだから気後れなんかありませんし♪」
 湯の中から立ち上がり、媚のある仕草でくいくいっと尻を振ってみせるテテス。
「召し上がれ、ご主人様♪」
「天下の魔神バスターの妹が、こんな風にかわいく尻穴を見せ付けるなんてな……」
「ふふー。超今さら。言葉責めですか?」
 ナリスに続き、これまた精鋭騎士とは思えない華奢な背中のラインから10代らしい小ぶりでイキのいいお尻に視線を下ろし、まだナリスの中で放った過剰な精液と愛液のミックスに濡れるちんこをその瑞々しい尻たぶの間に挟む。
「んっ……♪」
 テテスは肛門をこじ開ける亀頭の感触に、嬉しそうな鼻声を上げる。
「ふ、はっ……もっと、奥までっ……♪」
 膣よりも重厚な肉の存在感を感じる、直腸内の悦楽。
 小柄な体で尻を健気に突き出しながら、自らも快楽に酔うテテス。
 強大な戦闘力と人間離れした魔術の実力を誇るテテスは、周りのナリスやシャロン、アルメイダなど同僚は言うに及ばず、ここにいる他の誰よりも幼くもある。
 そんなエリート少女が身も心も裸にして、十歳も年上の俺に恋慕を丸出しにし、暖かい日差しの下で膣より恥ずかしい穴を進んで犯させるこの背徳。
 その穴で悦楽を貪り、淫蕩にとろけた表情を見せながらあさましく腰を振りたくるのを見下ろす征服感。
 自分がそんなことにゾクゾクくるのはゲスいとも思いながら、俺はテテスの献身とも狂乱とも言える下半身奉仕に身を任せる。
 じゅぽっ、ぽぷっ、じゅぽっ、と下品な音を立てて尻穴が俺のちんこを研ぐ。
 菊門が俺のちんこにむしゃぶりつく。
 テテスはナリスに見せ付けるように積極的にその淫乱さを曝け出し、ぐいぐいと直腸の奥での射精を求めて尻を振りたくる。
「ん、はぁ、ぁ、あっ……ご主人様の、おちんちんっ……やっぱり、イイッ……!! 毎日でも、欲しいっ……いっぱい突っ込んで欲しいっ……♪」
「テテスはホントエロいなあ」
「エロエロですよっ……だって雌奴隷ですからぁっ……♪ それに、ご主人様はぁっ……♪」
 テテスが俺の顔をチラリと振り返り、妖しい流し目を見せる。
「どんな淫乱奴隷でも、受け止めて、くれるんですよねっ……♪」
「もちろんだっ……!」
「じゃあ、正直に……性欲曝け出さないと、損じゃないですかっ……♪ ご主人様、私のケツマンコでいっぱいどぴゅどぴゅってしてっ……テテスの腸にザーメンいっぱいびゅーびゅー流し込んでっ……♪」
「おっし……それじゃ、いくぞっ!」
 テテスの尻を掴み直し、ざばざばと温泉の水面を揺らしながらスパートをかける。
 テテスが女の悦びに染まる。発情しきった緩い笑顔で俺の突き込みを受け入れ、吐息を響かせる。
 そして、俺はガクガクとテテスの尻を犯し抜いてまたも射精。
「ひぅあっ……あ、あああっ……出てるっ……ご主人様の、子種がっ……お尻のなかでっ……すごいよぅっ……♪」
 そして、テテスはそれを味わって膝に手をつき、かくかくと震える。
「もしも、俺がセレンに再会する前にテテスに会ったりしてたら……」
「ふぁ……?」
「多分結婚しちまってたんだろうなあ……こんないいケツ穴ヤらせてくれて、人間族だし」
「……え、えへへ、どうでしょうね?」
 テテスは快楽に震えながらも曖昧に笑う。
「……ドラゴンの後ろ盾なしだと、きっとこんなことしたりする接点なかったと思いますし……」
 まあ、確かにそうだ。テテスはなんだかんだと打算ありきで俺と肉体関係に至ったわけで、ドラゴンとの出会いも何もなかったらきっとそのきっかけは掴めなかっただろう。
「それに、仮に別の接点でスマイソン十人長にお尻犯されることになったりしたら」
「……ああ、って」
 なんだその仮定。
「そしたらやっぱり雌奴隷になってた気がします……だって、こんな恥ずかしくて気持ちいいことされたら、お嫁さんになる前にきっと服従しちゃうっ……♪」
「いやいやいや」
 そもそも事情もなしにテテスほどの子が俺に尻を犯されるなんて設定自体無理がある。
 が。
「気持ちはわかる」
 アルメイダは頷く。
「私も……ええ、きっと……一度知ったら、そうなってしまうかも」
 シャロンも同意。って君らもなんで俺に一足飛びに犯される仮定とか出てくるの。
 そしてフェンネルやアップルも顔を見合わせて頬を染めている。お前らもそれはちょっとおかしいと思わないのか。
「……どうやったらそんなことになるんですか」
 アゴまでお湯に浸かったまま、赤い顔でぼそりと呟いたのは結局ネイア。
 お前だけが良心だ。……でもそういうまともな思考がある方が辛い空間かもしれない。

(続く)

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