スマイソン家のダイニングは食事中でありながら、全裸の発情猫娘六人によって性の宴の場と化している。
「ふあ、あう、は、あ、ああっ♪」
だらしない喘ぎ声を上げながら、ルナの膣からこぼれる中出し汁を顔に浴び、そして子宮へのちんこのアプローチを心底嬉しそうに受け入れる三姉妹の長女、黒髪のミリル。
彼女に上下逆に覆い被さりながら結合部を見つめるルナも目つきは似たようなものだ。ひたすら俺のちんこの立てる淫らな音と性臭に酔いしれている。
ミリルの妹であるオレンジ色の猫娘二人は子種をたっぷり子宮に蓄えて、交わる俺とミリルのすぐ横で仲良くダウン中。
そして。
「ご主人様ぁ……♪」
「にゃあ……おちんちん、私たちにもハメてほしーにゃー……♪」
マローネとキュート。俺の首輪を誇らしげにつける赤と砂色の猫娘は、それぞれの裸体を横から俺に押し付けて誘ってくる。
これだけの可愛い娘たちにご主人様ご主人様と甘く迫られるなんて、二年前まで童貞だった俺には想像もできない話だ。
その尋常でない状況に酔いしれながら、俺はミリルの膣内にも妹たちと同じようにマーキングする。
「ミリル、出すぞ……っ!」
「にゃああっ……だ、だしてっ……ごしゅじさんまのこだね、ザーメン、おちんちんじるっ……♪」
ミリルの腰を捕まえ、射精。
何の遠慮もなく生殖する。
孕ませたい、孕まされたいという心底からの合意を互いの性器で感じ、その通りに生殖器を欲望の白濁で満杯にする。
「はふ、あ…………あ、はぁっ……♪」
その噴射をひとしきり受け止めきって息をつくミリル。
だが覆い被さったルナは、その膣とちんこの隙間から噴き出すザーメンを逃すまいと舌を伸ばす。
「あ、やっ……る、ルナッ」
「アゼルたちに私の精液取られたから、ミリルのは私が飲む」
「にゃ、やめっ……ふあっ」
顔を傾け、そのザラつく舌で結合部を舐めるルナ。俺のちんこはほとんど根元部分なのでそれほどデリケートではないものの、敏感な陰唇やクリ部分をあの舌で刺激されるミリルはたまったものではないだろう。
「ん、んむ、はむっ……おいしいっ……アンディの、種汁っ……♪」
「や、やめっ……ルナ、すわないでっ……せっかくのご主人様の、精液っ……私の子宮にくれた精液なのにっ……!」
「んちゅ、ん、すずっ……だって私も吸われたもん……」
ふて腐れたように言いながら結合部を味わうルナ。俺の腕や腰に乳房やベトベトに濡れた陰部をこすり付けているマローネとキュートもそれを見て苦笑する。
「ご主人様……次は、私かキュートですよ……♪」
「欲しいにゃ……ご主人様の、おちんちんっ……♪」
歳若い猫娘たちはなおも俺を誘惑する。
満月で積極的になっているとはいえ、彼女らは安心して身を委ねる相手として俺を選んでくれている。
どれだけ激しく犯されることも、そして子を産まされることも喜びとして俺に蕩ける視線を送っている。
ならば、応えるのが男ってものだろう。
「よし……それじゃあ、マローネからだ。お前が上に乗れ。俺のチンポにまたがっていやらしく腰を振るんだ」
「はいっ……頑張って、ご主人様に喜んでもらいますっ……♪」
ミリルからちんこを引き抜くと、俺はその場に寝転ぶ。
マローネがいそいそと俺の上にまたがる。それが最後まで見られる前に、キュートの砂色髪が視界を塞ぐ。
「にゃ……んん……んんぅっ……♪」
下半身ではゆっくりとちんこを飲み込んでいくマローネの膣の感触がある傍ら、キュートは俺の腕に小さな体で抱くようにまたがって、その幼さの残る顔を近づけてくる。
キス。
まさに子供のようなキス。それを何度か繰り返し、俺が舌を伸ばすとようやく舌の絡み合いに移行してくれる。
そんなキュートの無心なアプローチの向こうで、マローネは入れただけで砕けそうになる腰を懸命に建て直し、俺のちんこを自らの膣でしごき始める。
「ん、んむっ……はふ、ご主人様……ご主人、さ……んんっ♪」
「はああっ……ご、ごめん、なさっ……先にイッちゃうっ……♪」
雌奴隷の証の首輪が二人の首で揺れる。
ずっとずっと、俺のものでいるという証。このカラダを俺の肉欲に捧げるという契約の印。
時折、本当にいいのかなという気分になる。命の恩人だとか、一生の不自由を解消した恩人といったって、何もそこまで身を堕とすことはないんじゃ……と。
だけど、それは俺が今更考えることではない。
彼女らがそれを決めたのだ。
貪るだけ貪った末に、弱腰な姿を見せてどうする。
それは優しさや配慮じゃない。
ただただ、女の覚悟を背負えない男だ……とガッカリさせるだけのことだ。
たとえ間違っていてもいいのだと、俺の周りの女はみんな最初から言っている。
なら堂々と間違おう。
「マローネ……出すぞ、お前も孕め……孕んで、ジャンヌやセレンみたいに……!!」
「はいっ……たくさん、たくさん産ませてっ……♪ ご主人様、大好きですっ……♪」
「にゃぁぁっ……はむ、ん、んぁ……私も、私もぉっ……♪」
キュートの愛液で手を汚しながら、マローネの情熱的な腰振りの最中に精液を噴き上げる。
「ふあ、ああああっ……♪」
失った脚を取り戻したその日に、俺の所有物であることを誓った娘は……その熱意を子宮口をおしつけることで表現して、射精に応える。
赤い髪が汗ばんだ肌にいくらか張り付き、射精を膣奥に感じながらどこか浮いた感じの視線が宙を彷徨うのが艶かしい。
最後に残ったキュートは松葉崩しで犯す。
「は、にゃあ、あぅあっ……は、ご主人様の、おちんちんっ……おちんちんっ♪」
「いいぞキュート……だんだん俺にあつらえたオマンコになってきたな……!」
「うんっ……ご主人様、私のっ……オマンコ、好きっ……?」
「ああ大好きだ。キツくてぐちゃぐちゃの最高の淫乱マンコだ」
「♪♪」
キュートは最高に嬉しそうな顔をする。
どう聞いたって普通は女を喜ばすセリフじゃないけれど、それでもあえて囁く俺たちの間違った睦言。
俺のちんこがキュートのまだ慣れ切らない膣肉を蹂躙する。愛液を掻き出し、何人分もの体液で染まったちんこの匂いを擦り付ける。
その頃にはアゼルとリゼルも余韻から蘇り、互いの股間から溢れる精液の匂いに引かれて顔を埋めあったりしている。マローネは壁際でうっとりとキュートへの蹂躙行為を見ながら、精液満タンの自分の股間をかき混ぜるようにゆるゆると指を回している。
そんな狂乱の乱交の中でも、アンゼロスたちは普通に食事をしているのがまた非現実感を煽る。
……だけど、いずれはこんな夜も日常の一つになっていくんだろう。
俺が今のまま進む限り、それが未来図だ。
「キュート……キュート、いくぞ……子種、流し込むぞっ!」
「にゃああっ……き、きてっ……ご主人様ぁっ……♪」
甘ったるいキュートの声。その中でも一等、愛満点の声音で「ご主人様」と呼ばれてしまい、俺はビリビリと走るような悦楽を背中や首筋に感じながら、射精する。
「っき、キュートっ……!!」
「ふにゃああっ……♪」
さらさらの砂漠の砂のような色のポニーテールが、絶頂に波打つ。
ゆっくりと目を開いたキュートからちんこを引き抜くと、やはりまともとはいえない量の精液が股間から溢れ出した。
一巡したので改めて食べなおそうと席につく。
「よくこんなイカ臭い中で平然と食べ続けるな……」
しかし自分のやらかした匂いだから俺自身はともかくとして、ただ他人の行為の匂いをかがされ続けている形のアンゼロスとかディアーネさんとかは、正直食欲をなくしてもおかしくないんじゃないかと思う。
「ん? 僕だったらアンディの精液ならパンやスープにかけられてもイケるよ」
「アンゼロス。食べ物を粗末にする発言はやめなさい」
「わ、わたくしもアンディさんの精液なら……」
「オーロラも張り合わないの」
何でも対抗するオーロラもさることながら、アンゼロスの変態度の進行はどこかで歯止めをかけないととんでもない方向に行くかもしれない。ちょっと不安だ。
「まあ、こうなるのはわかっていたとはいえ……相変わらず底なしだなアンディは。傍で見ていると驚くよ」
苦笑いしながら言うディアーネさん。変態連合に入らないでいてくれてちょっと助かる。
「まだこれで落ち着くわけじゃないだろうから、まだまだ続くんだろうけれど」
「まあ、雌奴隷の三人に関しては重点的に頑張ろうと思います。責任持って」
そんな話をしていると、ようやくルナの膣吸い攻撃から解放されたミリルがずずいと膝を進めてきた。
「あ、あのっ……」
「ん?」
「そのことなんですけど……わ、私も雌奴隷にしてもらえませんかっ!?」
並々ならぬ決意を目に宿すミリル。
全裸正座ではあるんだけど、ちょっと気圧される。
「え、いや……」
なんと答えたらいいものか、少々口ごもる俺をチラッと見てから、代わりに口を開いてくれるディアーネさん。
「ミリル。君は満月で興奮しているだろう。あまりその場の勢いで物を言うものじゃない。基本的に雌奴隷になるというのはこの寒いポルカでずっと暮らすという事なんだぞ?」
「わ、わかってます……でも、私っ……」
「普通に今のままでもアンディは君を孕ませるだろうし、向こうに帰っても時々アンディは犯しに行くだろう」
「いえっ……や、やっぱり私、ご主人様のモノになりたいんですっ!」
「……だそうだ」
「説得諦めるの早くないですか!?」
「嫌なら嫌といえばいいだろうに」
「…………」
こんな綺麗で有能な猫娘に「奴隷にして」なんて言われたら嫌と言えない男の悲しいサガよ。
(続く)
前へ 次へ
目次へ