この小結界に軟禁されてからというもの、アンゼロスの髪型弄り担当のセレンがいないので、アンゼロスは縛らずに流したり、素っ気なく一本結びにしたりしている。
とはいえ、その二種類だけでも割と違った雰囲気が楽しめてちょっといい。一本結びの時はなんとなく今までの「剣士・アンゼロス」の凛々しさがあり、まんま流している時はなんとなく「女の子・アンゼロス」の甘えた雰囲気が感じられる気がしている。まあ俺の主観だけどさ。
そんなアンゼロス、今日は縛らず普通のロング。つまり女の子モード。
その長い髪をサラサラと揺すりながら、熱心に俺のちんこをしゃぶっていた。
「んっ……んぶっ、んくっ……れる、んふぅっ……♪」
どうやらフェラチオには一方ならぬ思い入れがあるらしく、そのチュパっぷりは尋常な熱の入り方ではない。俺に一瞬の安息も与えないくらいの意気込みで、強烈に吸い、舐め、絡みついていた。
「お、おい、アンゼロス……そんなにしたら、もう、出るって……!」
「ちゅぽっ……ん、ふふ、だらしないなぁアンディ♪」
「だ、だってお前……」
皆様お忘れのようですが俺は童貞卒業より半年の月日も経っておりません。
自慢じゃないが、射精回数はともかく快楽耐久度にはすごく自信がない。
「もっと……もっといっぱい耐えられるようになって、僕らを犯し潰して気絶させてからトドメで射精するくらいの芸当ができてもいいんじゃないか……れるっ♪」
「や、やだよ、射精受けて気持ちよさそうにしてるお前の顔見たいし」
「……そんなに気持ちよさそうな顔してるか、僕?」
「うん。かなり。……ってか、気持ちよくないの?」
「き、気持ちいいけどさ……」
照れを隠すようにおしゃぶりに没頭するアンゼロス。
「……なんというか、アンゼロスさんがアンディさんとエッチしてる時って、こう、時空が違いますよね……」
「んだな。ラブラブ時空発生中って感じだ」
「むー。……人間、混ざ……ハーフエルフがそんなに好きか」
何故かみんなにトゲのある視線を送られる俺。
「べ、別にいいじゃん。アンゼロスが甘ったれた顔するから……」
「ぼ、僕は甘ったれてなんか……うぅ」
「ちんぽにほっぺたくっつけたまま不満そうな顔されてもなあ。せめて放してから」
「やだ」
むくれた声で言って、ちんこを吸うのを再開するアンゼロス。
「……アンゼロスさんて甘え上手ですよね」
「子犬系だ」
「……あーいうのが好みか」
分析すんな。
……とはいえ、アンゼロスがそれほどいとおしそうにフェラを続けてしまうと、実際の快楽以上にこう、クるものがあるわけでして。
あっという間に高まる俺。
「も、もう無理、出るっ……!」
精子地獄魔法がかかってる今の俺は、射精量がハンパじゃない。
アンゼロスの頭を軽く押して口を離させようとするが、アンゼロスは腰をしっかり抱いて吸い付き、離れない。
そして、射精してしまった。
「んぶ……んぐ、んぐ……ぐぷ、ぐ、ぷはっ……げふっ」
うん、やっぱり無理だ。
アンゼロスは俺のちんこから出た膨大な量の精液を飲みきれず、咳き込んで撒き散らしてしまった。
「げふ、げふっ……く、ふぅっ……」
「だ、大丈夫か」
「……あうぅ……もったいない」
口どころか鼻からも大量のザーメンを垂らして涙目のアンゼロス。
しかし精液自体に嫌悪感はちっともなく、でろでろ顔中に降りかかった精液も、口や鼻から吹きこぼした分も、全て啜ろうと舌を伸ばしている。
「い、いや、そんな飲まなくていいんだってば」
「でも……アンディのザーメン、飲みたい……」
「そんな執着するもんでもないじゃん。あんまり美味くもないんだろ?」
「確かに美味しくはないんだけど……で、でも飲みたい」
「……飲まなくても嫌いになったりしないって」
「でも……」
妙に絡むアンゼロス。
俺の腰に抱きつき、未練たらしく飛び散った精液を舐めながら。
「……こ、この一回で僕が飲めない奴隷だとか思うなよ? お前が飲ませたいって思ったらいつでも何度でも飲んでみるから」
「……そんなに口マンコ奴隷になりたいのかよ」
「い、いや、普通にオマンコ奴隷でもいいんだけど、しゃぶるのもこれはこれで好きだから敬遠されたくないなーって」
涙目で精液と鼻水でドロドロの酷い顔になりながら、それでも腰についたのをペロペロ舐め取りながらのこの発言。
ものすごく健気で、ものすごく猥褻で、ものすごく、いい。
「じゃ、じゃあ……」
今度は下で、と挑みかかろうとする俺を、仁王立ちのジャンヌとマイアが制止する。
「アタシらもしゃぶるだよ!」
「私の口をただの女の口と思うな。その……ドラゴンだからすごいぞ。多分」
「ね、年少組は僕の後にだなぁ……」
「うっさいアンゼロス、アタシのが年上だぞ」
「それにそもそも今日はおしゃぶりの約束。オマンコはみんながしゃぶってから」
論破されてるアンゼロス。
……そういやジャンヌとマイア、年上だね。うん。
すごすごと近くの水場に顔を洗いに行ったアンゼロス(と、先に行ったオーロラ)を除き、ジャンヌとマイア、そしてアップルが俺のちんこを凝視する。
「ふわ……さすが十人長。二発や三発、全然ものともしないだな♪」
「よく知らないけど、すごいのか、こいつのちんぽ」
「ライラ姉様とか先生が言うには、普通の男じゃ日に4、5回も抜き続けると音を上げちゃうらしいだよ」
「……アンディさん、よく一晩十発とか平気でこなしますよね」
「いやぁ……だって、みんなエロいし」
他の男は知らないが、これだけの絶世の美女たちが入れ替わり立ち代わり誘惑してきて、中出しOK気絶上等、ラブもハードも何でもござれと言われて大人しくなんてしていられない。力の限りエッチするのはある意味ちんこついてる男の義務だ。
……その「力」の最たるところの足腰の粘りが全然駄目だったのが今回の軟禁のそもそもの発端なんだけど。
「ジョギングも再開すべきかなあ……ちんこだけ元気でもしょうがないし」
「んにゃ、べつにそれはそれでええだよ。あの時はあえて言わなかったけど、アタシは騎乗位で勝手にちんぽ絞れって言われるのも全然構わないだ」
「きじょ……?」
「あはは……」
騎乗位がなんなのか今ひとつわかってないらしいマイアと、苦笑いのアップル。
「そういえば、セレンと変な話してましたよね。どうせ走るのとエッチに使う筋肉は別だから、毎日実地でノルマ切ってエッチすることで鍛えればいいとか」
「……セレンなりの冗談だろ、真に受けるな」
まあその線でやろうって言ったら、きっとセレンとライラとディアーネさんあたりは喜んで協力してくれそうだけど。あと多分ヒルダさんも。
……向こうで四人とも心配してるだろうなあ。
などと感慨にふけっていると、マイアが少し赤くなってぽつりと呟く。
「その話、いい」
「……んだな」
ジャンヌも同意する。
「何が」
「実地で十人長の腰を鍛えるだよ」
「心配するな。ドラゴンは頑丈。人間より先に参ったりは多分しない」
……こいつらは。
「あ、でも今日はおしゃぶりの……」
「う、そうだっただな」
三人はフェラと俺の腰の訓練、どっちを優先すべきかについてしばし悩む。
フェラチオだと奉仕。俺の方はマグロで構わない。それでは鍛えられない。
が、アンゼロスたちにああ言って論破した手前、あっさり翻して本番エッチに趣旨変更もどうしたものか。
「……別に、口に向かって腰振ったっていいと思う」
そして、マイアが空気読めない発言をする。
こいつはまだエロについて激しく初心者だから平気でこんなことを言ってしまうのだろうが、口を相手に腰を振られたら、なかなか苦しい目にあうこと必至だ。
そこのところが想像できていない。
……のだが。
「ん、んだな。口マンコで突かれるのも……」
「そうですね」
……忘れてた。
ジャンヌもかなりのドMで、アップルは元お口の恋人だった。
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