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 アンゼロスの股間にゆっくり、ゆっくり挿入する。
「う、くっ……」
 濡れてないわけじゃない。というか既にドロドロだけど、それでも。
 乱暴にするのが趣旨じゃない。このゆっくりと一体になる感覚も、楽しみのうちだ。
 なんといってもアンゼロスと「愛し合う」んだから。
「あ、アンディのチンポっ……入って、きたあっ……♪」
「アンゼロス……きつい……」
「キスして、アンディ」
「ああ……ん、ちゅっ」
「んう……んんーっ♪」
 奥深くまで一体になり、その小さな背を抱いて口付ける。
 アンゼロスの方も熱烈に首っ玉を抱き、俺の後ろ髪をかき乱しながら吸い付いて離れない。
「アンディ……アンディっ」
 息継ぎをしながら、一発のキスで変わってしまった、完全に欲情のスイッチが入ってしまったアンゼロスを見つめつつ、腰を動かし始める。
「はぅん……あ、くぅ……アンディ、硬すぎぃっ……おなかの中、いっぱいっ……♪」
「お前が可愛いこと言い過ぎるのが悪いんだ、このスケベっ」
「スケベはアンディの方じゃないかぁっ……こんなに女に種付けしてるくせに、僕ばっかりスケベって言うなぁっ……♪」
「されたがってるくせに」
「悪いかぁっ」
「メッチャ大歓迎」
「馬鹿っ♪」
 繰り言のような、馬鹿同士の罵りあいのような、内容のない睦言。
 ないかのように思える睦言。
 でも、それをひとつ答えるたびに、答えが返ってくるたびに、安心と愛しさが増えていくのがわかる。
 まっすぐで貪欲な好意。
 愛しか入っていない「馬鹿」「スケベ」。
 細くて折れそうな腰、ささやかなおっぱい、小さなお尻。
 美少女としかいえない、欲情にふやけた顔。
 その全てを俺のものだと言い張る、首輪。
 何もかもが夢のように愛しい。
「くそぅ、隊に帰ったら本当にやるからな! お前が一人になった途端『愛してるからチンポしゃぶってくれアンジュ』とか言っちゃうからな!」
「変態ぃ、変態アンディっ! 隊に帰る前から言ってよ馬鹿ぁっ! まだチンポしゃぶり慣れてないんだぞっ!」
「『愛してるからケツ穴突っ込ませろアンジュ』とかも言うからな! 言っちゃうからな!」
「だからっ! 何で隊に帰ってからなんだよぅっ! 言うなら今すぐ言え! 僕の子宮にザーメン流し込んだらそのまま言えよぅっ♪」
「お、お預けに決まってるだろっ! ……でも、愛してる、愛してるぞ、アンジュ! 中に出すぞ!」
「っく……あ、あっ……♪ 当たり前だ、外なんかに出したらザーメン可哀相だろっ! 精子は女の中に流れ込む為に生まれてくるんだからなっ♪」
「で、ディアーネさんみたいなこといいやがって」
「はぁっ、はあっ……僕だって女なんだからなっ……はあ、はあ、そんなに愛してる愛してる言われたらぁ、欲しくなっちゃうに決まってるだろっ♪」
「じゃあ……好きな、だけ、子宮で、飲んじまえ!」
 ガツン、ガツン、と子宮口を打ち上げながら、俺は高まりきった快楽を弾けさせる。
 アンゼロスも俺に目一杯抱きついてそれを受け止める。
「く、ああああっ……!!」
「ひぁああああっ♪」
 そして、ぎゅうっと腰同士をくっつけて、小便のような射精が終わるのを待つ。
 アンゼロスの腹がどんどん膨らむ。魔法でブーストされた俺の大量の精子が流れ込んでいく。
「……はぁ……はぁ……」
「……に、妊娠、するかもな、お前」
「そ、そうだな……んくっ」
 アンゼロスは複雑な顔をした。
 ……んん?
「……アンゼロス、やっぱり外出しの方がよかった?」
「あー、いやぁ……隊に帰る前に妊娠しちゃったら、さっき言ってたことしてもらえないかもなって思うと、惜しいっていうか」
「……お前本当にオーロラに負けず劣らず煩悩まみれな」
「い、いや、それはちょっと言い過ぎじゃないか?」
 腰を放さないまま、腹を精液で満タンにしたまま、アホな話に花を咲かせる俺たち。
 イチャついてるとしか思えないだろうなあ、これ。
「はいはーい。じゃあ罰としてアンゼちゃんは避妊魔法の刑ー♪」
「う、うわっ?」
 アンゼロスが口を滑らせたのを聞きつけてヒルダさんが腰の後ろから魔法をかける。
「そ、そんな魔法をかけて欲しいほどじゃあ……」
「私たちをさしおいてそんなラブまみれのエッチとかずるいもん」
「や、八つ当たりじゃないですか!」
 俺の顔を抱き締めたまま、ヒルダさんに抗議するアンゼロス。
 俺はささやかなふくらみのてっぺんの乳首を舐めるくらいしかやることがない。
「う、あんっ…………何舐めてるんだよっ」
「だってお前が顔を乳に押し付けるから」
 ていうか。
「……お前ちょっとおっぱい大きくなった?」
「……え?」
「アンゼちゃんはもう成長期過ぎてるから、このままの体型の筈だけど……」
「でも前はもうちょっと小さかったような……」
「…………」
「霊泉の力かしら」
「……!」
 がばり、と、今まで寝ていたオーロラが目を覚ます。
「そ、そんな効能も……!」
「お、オーロラ?」
「う、うぅ……フラフラ致しますが……わたくし今から温泉に参りますわ」
「待てオーロラ! せめて股間拭け!」
 別に小さいおっぱいは小さいおっぱいで俺は嫌いじゃないんだけど。
「ぼ、僕ももう一回入ってこようかな……」
「い、いや、アタシはその……でも将来的にはライラ姉様みたいになりたいし……んだ、アタシも」
 しかし女性陣のプロポーションに対する想いは一筋縄じゃないようで。

(続く)


エンブレム反転
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