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 宿の俺の部屋。
 外から椅子を持ってきてベッドの周りに置き、キャッキャと笑ってるヒルダさんやらセレンやらアップルやら。あとディアーネさんとジャンヌ。
 そしてベッドの上で座るアンゼロスとオーロラ。あと俺。
「はい、いいよー。やっちゃってやっちゃってー」
「スコーンいります? 男爵さんの奥さんと昼間に焼いたんですよー」
「うぅ、おいしい……セレン、これの作り方も……」
「はいはい教えてあげるからー。なんでおいしいのに悔しそうな顔するの」
「アタシも欲しいだよー」
「ううむ……姉上のことだからてっきり混ざろうとか言い出すものだと思っていた」
「混ざるばかりが盛り上がりじゃないわよー♪ あ、おいし」
 うわぁ。雰囲気も何もあったもんじゃねえ。
「……そ、その、別の場所でやっちゃ駄目かな?」
 アンゼロスが愛想笑いしながら訊くと、ヒルダさんが手でバツを作る。
「だめー。みんな恥ずかしいこと、他の子に聞かれながら告白したんだから。公平でなくていいなら今すぐみんなでアンディ君襲っちゃうぞー」
「……その、昨日私は中出ししてもらってないのでなんだかモヤモヤしているんだが、むしろ混ざっていいだろうか」
「ほらほら、ディアーネちゃんとか中途半端にムラムラしてるから、まごまごしてると朝まで入れっ放しで分けてもらえないぞー?」
「うぅ」
「え、えと、アンディさん、わたくしに抜かず五発と約束なさったのですから、してくださいますわよね!」
「い、いきなりそんなに抜かれたら僕の分があんまりなくなっちゃうじゃないか、連続でするならまず僕からだな!」
「……どっちでもいいけど」
 俺超置いてきぼり。
 というかせめて裸になるとか明かりを小さくするとか、もう少しやっちゃるぜーって雰囲気を作ることに協力していただきたいのだが。……わざとアンゼロスたちを困らせて遊んでるなヒルダさん。
「そうそう、どっちでもいいのよー? でもまず自分の欲情告白してからね?」
「……ど、どうやればいいんだ」
「わたくしに訊かれましても」
「自分の裁量でやるだよー。十人長勃起させたら勝ちだよー」
「頑張ってくださいねアンディさーん」
 わー。みんなギリギリのところで役に立つ気毛頭ねえ。ヒルダさんのいぢわる癖が移ったか。
「うー……」
「むむ……」
 二人してなんだか俺を見つめている。
 二人とも美人なので見つめられる事自体は悪い気はしないんだが、とりあえず押し倒してくれないかなー、的な雰囲気をメラメラ見せている。
 そういやこいつら、やっていいよとは常日頃言うくせに、一旦雰囲気作るか押し倒されないと、エロ台詞で挑発するモードスイッチは入らないんだよなあ。みんなが雰囲気作るのを邪魔してる今、頼みは俺のダイブだけということか。
 いや、みんながみんなライラやヒルダさんみたいに昼夜見境なくても困ってしまうんだが。
「ううう」
「むむむ」
 じーっと俺を見つめて、なんとか俺に先に動かせようとする二人。
「ちゃんとエッチな言葉で告白するまで許しちゃ駄目よアンディ君ー♪」
「そーですよー。公平公平ー♪」
 無責任に野次を飛ばすギャラリー。
 ……うわあ、もしかして俺、このままとても気まずい沈黙抱えて朝まで我慢するの?

「……う、わ、わかりましたわ! この勝負受けて立ちましょう!」

 ついにオーロラが戦いに見立て始めた。
 アンゼロスとの勝負か、自分との勝負か。とにかくここで引くわけには、と思い込むとオーロラは強い。
「アンディさんっ!」
「は、はい」
 オーロラは一旦勢い込み、真っ赤になりながら身を乗り出すと、頬を掻きながらぼそぼそと告白を始めた。
「そ、その……わたくし、犯されたくて……その、ぬ、濡れておりますの」
「ふ、ふーん」
 ちょっとだけ素っ気なく流す俺。
 オーロラ涙目。
 ……いや、わかってくれ。
 確かに今ちょっと、ここで許してあげて安直にガバーッとやって、体を触りながらちんこの硬度は追いつかせてやればいいかなー、と思わなくもなかった。
 でもそれをしたら、なんかヒルダさんの無気味な笑いが怖いんだ。ペナルティとして、イく寸前にどうしても射精できない魔法とかかけられたりとか新たなイタズラをされそうな雰囲気。
「ほらほらオーロラちゃん続ける続けるー」
「そんなんじゃ子供もおちんちん勃ちませんよー!」
 ヒルダさんとセレン絶対楽しんでる。
 唇を噛み、しばらく羞恥を噛み締めて。
 オーロラはさらに決意で胸を満たす。
「わ、わかりましたわ。もっと淫らに、低俗に迫ればよいのでしょう」
「そうそう」
「わかってるじゃないですかー♪」
 本来的にお姫様のオーロラ。相手の性欲ありきなら驚くほど淫乱にもなれるが、それすらなしで一人で踊ることがどれだけできるものか。
「あ……アンディさぁんっ……」
 死ぬほど恥ずかしそうに震えつつ、精一杯の妖艶スマイルとシナを作って、服のボタンを外し、俺にしなだれかかるオーロラ。
「……だ、抱いて……犯して、レイプしてくださいっ……わたくしの、お、おまんこはっ……アンディさんのおちんちんをしゃぶりたくてしゃぶりたくてしょうがないんですっ……アンディさんの精液をおまんこの奥でたっぷりと、の、飲み干したくて、ドロッドロなんです……♪」
 環視のなか、顔を真っ赤にして、たった一人で空気を作りに来たオーロラ。
 俺の無反応に泣きそうになりながら、一人で淫らなくねくねした腰使いをして俺を誘うオーロラ。
 なんだかんだ言っても、周りの空気や勢いがなければ普通にまだまだ娘っ子だというのがわかる光景。
 それでも俺に抱いてもらいたくて、プライドを必死に誤魔化しながら、みんなの溜め息の中で卑猥なことを囁くお姫様に……俺は、間違いなく勃起した。
 うん。
 ……犯して、いいよね?
「お、オーロラッ!」
「あんっ♪」
 がばーっと、オーロラに飛びつく。押し倒す。
 鼻息荒い俺の反応に、ようやく救われたとばかりに満面の笑みを浮かべて俺を迎えるオーロラ。
「アンディ、さんっ……♪」
「犯すぞ……このまま5回、抜かずに犯すぞ、この淫乱エルフ娘!」
「は、はいっ……わたくしはアンディさんの奴隷で精液便器のエルフ姫……淫蕩と肉欲に満ちた、あなたの虜です……♪」
「よく言った、たらふくチンポ汁腹にブチこんでやる!」
 全身まで熱くなっているオーロラのスカートと下着を千切り捨て、剥き出しの尻を乱暴に揉みまくりながらちんこを思い切り突っ込む。
 オーロラの若々しい、素直で締め付けのいい膣が俺のちんこを嬉しそうに受け止め、食い締める。
「あ、ああぁっ……アンディさんが、こんなに勢いよく、わたくしの奥にぃっ……♪」
「遠慮はしないぞ」
「なさらないでっ……わたくしのおまんこ、擦り切れてもいいっ……アンディさん、いっぱい、いっぱい愛して……わたくしを、わたくしをあなたの精で溺れさせてっ! チンポ奴隷め、っていっぱい囁いて、わたくしの魂の髄まであなたの匂いで調教なさって!」
「ああ、このチンポ奴隷、肉便器、淫乱穴、オナニー道具! まだ小娘のくせにすっかりチンポチンポって夢中になりやがって! お前みたいな存在自体猥褻なお姫様は領民の前に返しちゃいけない、ずっと俺のチンポ専用にして飼わないと世の中の為にならないぞ、この変態エースナイト! 剣振るよりマタグラでちんこ握ってる方が似合いなんだよ、エロいツラしやがって!」
「あぁっ……♪ あ、アンディさん、すごいっ……いつにも増して、酷い言い草っ……ステキ♪」
 ……しまった。
 条件反射で昨日の鬼畜モードがそのまま出ちゃった。
「……あ、ああいうのステキって言うのは、ちょっと悟りが要りそうですね……」
「なーに、もう、アップルちゃんったら。ハマっちゃえばあんなのすぐよー?」
 微妙に雰囲気壊すギャラリーもなんのその。
 一度犯され始めると興が乗ってきて、オーロラは腰を振りながらどんどん卑猥な言葉を垂れ流し始める。
「はあっ、はあっ……アンディさん、もっとしつけてっ……この生意気な貴族気取りのエルフ便器に身の程を思い知らせてくださいませっ!」
「指図すんな、チンポ穴のくせにっ! お前のこの穴も、口も、ケツも、ザーメン吸い込むための穴なんだよ! この首輪がついてる限りお前は俺のチンポのためだけに生きるんだ! さっきみたいにおねだりひとつためらってみろ、次からは頭ひっ掴んで喉が潰れるまでチンポブチこんでやるからな!」
「はぁぁぁっ……♪ あ、アンディさんっ……申し訳ありません……か、考えるだけで甘美ですわあっ……淫乱なわたくしをお許しください、どうか、どうか末永く使ってくださいぃっ……♪」
「言っただろ、末永くも何も、お前は死ぬまで俺のチンポ専用穴だ、このエロエロエルフ!」
「♪♪♪」
 嬉しそうに口元を緩ませてビクビク震え始めたオーロラに、思いっきり射精。
 ボコッと腹が膨らむが、構わず犯す。抜かず5発の約束だ。
「ひ、ぐぅっ……く、苦しいっ……♪」
 ぶちゅっ、ぶちゅっ、と突く度に精子が溢れて噴出する。子宮の中にも確実に大量に流れ込んだだろう。
 それでも俺は犯す。オーロラがそれを望み、現に犯し続けられることに幸せ絶頂の顔で俺の首っ玉にかかった手を放そうとしないから。
「わ、わたくし、エルフに生まれて、よかった……ですわぁっ……♪」
「……なん、だと……?」
「だって……アンディさん好みの異種族ですものっ……アンディさんがおじいちゃんになっても、ずっとわたくし、あなたに欲情されるべき若い体のままですものっ……♪ このままずっと何十年も、こうして幸せのどん底に叩き落とされ続けるなんて……こんなステキなこと、絶対ありませんわぁっ♪」
 間違ってる。幸せのどん底って何か絶対に間違ってる。
 ……でもツッコミをする前にまた胎の奥底に射精。
「ひぁ、あああっ……♪」
 イキ狂って朦朧とするオーロラに、多分言っても意味無い。
 ……だからそのまま腰の動きを続行する。あと三発。
「う、うぅっ……アンディぃ……」
 なんだかアンゼロスが追い詰められた鼻声を出していた。
 大丈夫。昨日だって6発やったんだ。弾切れはしない。多分。


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